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富士山はどこから登る?4大ルート(吉田・須走・御殿場・富士宮)の出発点比較

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記事の内容に合う図1 登山ガイド

富士山登山は出発点となる4つの登山口(吉田・須走・御殿場・富士宮)によって、難易度・歩行距離・景色が全く異なります。

結論から言えば、初心者は山小屋が多く道が整備された「吉田ルート」か、最短距離で登れる「富士宮ルート」を選ぶのが確実です。

幼い頃から富士山を仰ぎ見、幾度となくその頂を踏んできた僕の目から見ても、富士山は登る方角によって全く違う表情を見せてくれます。

山梨県側に1つ、静岡県側に3つ存在する4大ルートの出発点や標高差、アクセスの特徴を徹底的に比較し、あなたに最適な登山口の選び方を詳しく解説します。

  1. 富士山はどこから登る?4大登山ルートの出発点と特徴を一覧比較
  2. 吉田ルート(山梨県側):初心者から圧倒的支持を集める最多施設ルート
    1. 吉田ルートの登山道と景色の特徴
    2. 吉田ルートの施設と注意点
  3. 富士宮ルート(静岡県側):最短・最高所スタートのダイレクトルート
    1. 富士宮ルートの登山道と景色の特徴
    2. 富士宮ルートの施設と注意点
  4. 須走ルート(静岡県側):原生林の自然と豪快な砂走りを体感するルート
    1. 須走ルートの登山道と景色の特徴
    2. 須走ルートの施設と下山「砂走り」の魅力
  5. 御殿場ルート(静岡県側):標高差2,300mに挑む健脚・上級者向けロングトレイル
    1. 御殿場ルートの登山道と景色の特徴
    2. 御殿場ルートの施設と下山「大砂走り」の注意点
  6. 開山期間・マイカー規制・通行料ルールの重要ポイント
    1. 登山道の開通期間と閉鎖時期
    2. マイカー規制と登山口へのアクセス
    3. 通行料と入山・夜間通行規制ルール
  7. 初心者が安全に登頂するための必須装備と高山病対策
    1. 必ず揃えるべき基本装備
    2. 高山病を防ぐ歩き方とスケジューリング
  8. 登山エッセイスト・神楽岳志の視点:登山口選びが富士登山の物語を決める
  9. 富士登山ルート選びのまとめ
  10. よくある質問
    1. 富士山登山で初心者に一番おすすめのルートはどこですか?
    2. 富士登山の通行料はいくらですか?事前の予約は必要ですか?
    3. マイカーで五合目まで直接行くことはできますか?

富士山はどこから登る?4大登山ルートの出発点と特徴を一覧比較

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※画像はAIによるイメージ

富士山には山梨県側の「吉田ルート」、静岡県側の「富士宮ルート」「須走ルート」「御殿場ルート」という4つの主要な登山道が存在します。

それぞれ出発点となる登山口の標高や歩行距離、山頂までの所要時間、山小屋の充実度が大きく異なります。

まずは4大ルートの基本スペックを比較表で確認してみましょう。

ルート名 出発点(登山口) 登山口標高 登り距離 / 時間 下り距離 / 時間 特徴・難易度
吉田ルート(山梨側) 富士スバルライン五合目 2,305m 約6.8km / 約6時間 約7.0km / 約4時間 山小屋が最多で初心者向け。登山者の約6割が利用
富士宮ルート(静岡側) 富士宮口五合目 2,400m 約4.3km / 約5時間 約4.3km / 約3時間 最短・最高標高スタート。傾斜がきつく岩場が多い
須走ルート(静岡側) 須走口五合目 2,000m 約6.9km / 約6時間25分 約6.2km / 約3時間20分 豊かな樹林帯と下山の砂走りが魅力。中・上級者向け
御殿場ルート(静岡側) 御殿場口新五合目 1,440m 約10.5km / 約8時間40分 約8.4km / 約3時間30分 標高差最大・最長距離。健脚・上級者向けの大砂走り

※所要時間は休憩を含まないコースタイムの目安です。個人の体力や混雑状況によって前後します。

このように、出発点の標高が最も高いのは富士宮口(2,400m)であり、最も低いのは御殿場口(1,440m)と、スタート地点だけで約1,000mもの差があります。

どこから登るかを決める際は、自身の体力や登山経験、アクセスの利便性をしっかりと考慮することが大切です。


吉田ルート(山梨県側):初心者から圧倒的支持を集める最多施設ルート

富士山登山者の約60%が利用する最もポピュラーな道が、山梨県側の富士吉田市から登る吉田ルートです。

スタート地点は標高2,305mの「富士スバルライン五合目」で、首都圏からのアクセスが最も優れています。

吉田ルートの登山道と景色の特徴

五合目から六合目までは比較的緩やかな樹林帯や砂礫の道を進み、六合目を過ぎると本格的なジグザグの登り坂へと入ります。

七合目付近からは岩場が現れますが、足場がしっかり整備されているため、三点支持を意識して登れば危険度は低めです。

登山道は北東斜面に位置しているため、山小屋に宿泊すれば登山道の途中からでも美しいご来光や雲海を望むことができます。

眼下には山中湖や河口湖をはじめとする富士五湖のパノラマが広がり、高度を上げるごとに八ヶ岳や南アルプスの稜線が顔を出します。

吉田ルートの施設と注意点

吉田ルート最大のメリットは、七合目から八合目にかけて山小屋や売店、救護所が豊富に揃っている点です。

登山道上に18軒もの山小屋があり、水や補給食の調達、有料トイレの利用が容易なため、体力に自信がない初心者でも安心して歩を進められます。

注意点として、吉田ルートは「登山道」と「下山道」が完全に分かれています。

下山道は八合目の「江戸屋(下江戸屋)」付近で須走ルートの下山道と分岐するため、必ず黄色の標識を確認して吉田口方面へ進まなければなりません。

毎年ここで道を間違えて静岡県側へ下りてしまう登山者が後を絶たないため、分岐点での標識確認は絶対に行いましょう。


富士宮ルート(静岡県側):最短・最高所スタートのダイレクトルート

静岡県富士宮市側に位置する富士宮ルートは、4つのルートの中で最も標高が高い場所からスタートする登山道です。

出発点である「富士宮口五合目」は標高2,400mに位置し、山頂までの標高差は約1,320m、登りの歩行距離はわずか約4.3kmしかありません。

富士宮ルートの登山道と景色の特徴

富士宮ルートは最短距離で山頂を目指せる反面、全体を通して傾斜がきつく、岩場や段差の大きい登りが連続します。

五合目から六合目までは歩きやすいものの、六合目以降はゴツゴツとした硬い溶岩の急登が山頂直下まで続きます。

南側斜面を登るため、背後には駿河湾の青い海や伊豆半島の美しい海岸線が一望でき、天候が良い日には圧倒的な開放感を味わえます。

また、富士山の最高峰である「剣ヶ峰(標高3,776m)」に最も近い位置へ登り詰めることができるのも大きな魅力です。

富士宮ルートの施設と注意点

富士宮ルートは合目ごとに山小屋がバランスよく配置されており、八合目には医師が常駐する「富士山衛生センター(救護所)」も開設されます。

東海道新幹線の新富士駅や三島駅、JR富士宮駅から直通の登山バスが運行されており、西日本や東海地方からのアクセスが非常に良好です。

ただし、富士宮ルートは登山道と下山道が同じ道(同一ルート)を使用します。

道迷いのリスクが極めて低い反面、狭い岩場では登りと下りの登山者がすれ違うため、混雑時には立ち止まっての譲り合い(登り優先)が欠かせません。

また、短時間で一気に高度を稼いでしまうため、体が気圧変化に追いつかず、高山病を発症しやすいルートでもあります。

出発前の五合目で最低でも1時間は滞在し、意識的にゆっくりとしたペース配分で登ることが成功の鍵となります。


須走ルート(静岡県側):原生林の自然と豪快な砂走りを体感するルート

静岡県小山町側に位置する須走(すばしり)ルートは、豊かな森と火山の荒涼としたコントラストが魅力の通好みな登山道です。

スタート地点は標高2,000mの「須走口五合目」で、山頂までの標高差は約1,700mとなります。

須走ルートの登山道と景色の特徴

記事の内容に合う図2
※画像はAIによるイメージ

須走ルートの大きな魅力は、五合目から本六合目付近まで続く豊かな樹林帯です。

夏場の強い日差しを木々が遮ってくれるため、小鳥のさえずりや高山植物を楽しみながら涼しく快適に登ることができます。

森林限界を抜けると視界が一気に開け、東側に広がる山中湖や雄大な雲海、幻想的な影富士を眺めながらの登攀となります。

本八合目で山梨県側の吉田ルートと合流するため、山頂直下の九合目付近は道が狭く大変混雑し、急峻な岩場での落石に注意が必要です。

須走ルートの施設と下山「砂走り」の魅力

須走ルートの下山道には、名物として知られる「砂走り(すなばしり)」があります。

七合目付近から標高差約700mにわたって広がる柔らかい火山灰砂礫の斜面を一歩で数メートルずつ滑るように駆け下りることができます。

クッション性が高いため膝への衝撃が少なく、下山時間を大幅に短縮できる爽快なセクションです。

ただし、大量の砂埃が舞い上がるため、靴の中に砂が入るのを防ぐスパッツ(ゲイター)やマスク、サングラスの装着が必須となります。

また、下山時の八合目分岐(下江戸屋)では、吉田ルート(黄色)と須走ルート(赤色)の標識をしっかり見極めて赤色方面へ進む必要があります。


御殿場ルート(静岡県側):標高差2,300mに挑む健脚・上級者向けロングトレイル

静岡県御殿場市側に位置する御殿場ルートは、4大ルートの中で最も標高差が大きく、距離も長い過酷な登山道です。

出発点となる「御殿場口新五合目」は標高1,440mにあり、山頂までの標高差は約2,300m、登りの歩行距離は10.5kmにおよびます。

御殿場ルートの登山道と景色の特徴

登山口を出発してから七合目付近に至るまで、遮るもののない広大な火山砂礫地帯が延々と続きます。

足元が砂礫で滑りやすく、一歩踏み込んでも半歩ずり下がるような感覚があり、見た目以上に体力を消耗します。

しかし、登山者が4大ルートの中で最も少ないため、観光地の喧騒から完全に切り離された静寂の富士登山を味わえます。

宝永山の巨大な火口を間近に眺め、箱根の山々や駿河湾を見下ろすダイナミックな景観は、このルートならではの圧倒的なスケール感です。

御殿場ルートの施設と下山「大砂走り」の注意点

御殿場ルートの最大の難点は、七合目(標高約3,000m)に達するまで営業している山小屋やトイレがほとんどないことです。

登山口から約10分歩いた場所にある「大石茶屋」を過ぎると、補給ポイントが数時間にわたって存在しません。

救護所も設置されていないため、十分な水分・行動食の携行と、自力でトラブルに対処できる高い登山技術が求められます。

下山時には、火山灰砂礫の急斜面を約5kmにわたって一気に下る「大砂走り(おおすなばしり)」を堪能できます。

雄大な景色の中をダイナミックに滑降できますが、スピードが出過ぎて転倒するリスクもあるため、慎重なスピードコントロールと防塵対策が必要です。


開山期間・マイカー規制・通行料ルールの重要ポイント

富士山は一年中登れる山ではなく、夏期のみ登山道が開通します。

また、自然環境の保全や混雑緩和、安全確保を目的とした各種規制が厳格に運用されています。

登山道の開通期間と閉鎖時期

富士山の山開きは山梨県側と静岡県側で開通日が異なります。

  • 吉田ルート(山梨県側):例年7月1日〜9月10日
  • 須走ルート(静岡県側):例年7月1日〜9月10日(令和8年より7月1日開通予定)
  • 富士宮ルート・御殿場ルート(静岡県側):例年7月10日〜9月10日

閉山日は全ルート共通で9月10日頃です。

閉山後はすべての山小屋や公衆トイレが冬季閉鎖となり、登下山道の整備や救護所の運営も終了します。

秋から冬にかけての富士山は厳しい気象条件となり、突風や積雪、落石のリスクが極めて高くなるため、夏期開山期間外の登山は絶対に避けてください。

マイカー規制と登山口へのアクセス

登山シーズン中、環境保全と渋滞緩和のために「マイカー規制」が実施されます。

  • 吉田ルート:富士スバルラインで規制実施。麓の「富士山パーキング(富士北麓駐車場・1,400台)」に駐車し、有料シャトルバスで五合目へ向かいます。
  • 富士宮ルート:富士山スカイラインで規制実施。麓の「水ヶ塚公園駐車場」に駐車し、有料シャトルバスまたはタクシーで五合目へ向かいます。
  • 須走ルート:ふじあざみラインで規制実施。麓の「須走多用途広場(無料)」に駐車し、有料シャトルバスまたはタクシーで五合目へ向かいます。
  • 御殿場ルートマイカー規制は実施されません。御殿場口新五合目の無料駐車場(約450台)まで自家用車で直接アクセス可能です。

公共交通機関を利用する場合は、JR東海道新幹線(三島駅・新富士駅)、JR御殿場線(御殿場駅)、富士急行線(富士山駅・河口湖駅)、新宿高速バスターミナルなどから各五合目直通の登山バスが運行されています。

通行料と入山・夜間通行規制ルール

富士山のオーバーツーリズム対策と安全確保のため、通行規制と通行料の制度が導入されています。

  • 通行料(入山料):山梨・静岡の全ルート一律で1人1回につき4,000円
  • 夜間規制:全ルートにおいて午後2時(14:00)〜翌日午前3:00までは、山小屋の宿泊予約者を除き夜間登山(通行)が規制されます。
  • 吉田ルートの人数制限:1日の登山者数が4,000人に達した時点で五合目ゲートが閉鎖されます。

山小屋の予約を持たずに夜通し一気に登頂を目指す「弾丸登山」は、高山病や低体温症、重大な遭難事故を引き起こすため固く禁止されています。


初心者が安全に登頂するための必須装備と高山病対策

記事の内容に合う図3
※画像はAIによるイメージ

日本一の霊峰である富士山は、観光気分で軽装のまま登れる山ではありません。

五合目と山頂では気温が20度近く下がり、真夏であっても山頂の早朝気温は5度前後、強風時には氷点下並みの体感温度になります。

必ず揃えるべき基本装備

安全に登り切るために、以下の装備を必ず用意しましょう。

  • 登山靴:足首をしっかりホールドするハイカットまたはミドルカットの防水登山靴(火山砂利で破損するためスニーカーは不可)。
  • レインウェア:上下セパレート型で防水透湿性素材(ゴアテックス等)のもの。防風着としても必須。
  • 防寒着:フリース、ウルトラライトダウン、機能性インナー。着脱して温度調整できる重ね着(レイヤリング)が基本。
  • ヘッドライト:夜間行動や暗い山小屋内で両手を自由に使うための必須品(予備電池も持参)。
  • トレッキングポール:下り坂で膝や足首にかかる過度な衝撃を分散させるために極めて有効。
  • ヘルメット:落石事故や転倒時の頭部保護(吉田ルート五合目等で貸出あり)。
  • 現金(小銭):山小屋の利用料やチップ制トイレ(1回100〜300円程度)の支払いに100円玉を多数用意。
  • 飲料水・行動食:水は最低1.5〜2リットル、ゼリー飲料や羊羹、ナッツなどの高エネルギー食。

高山病を防ぐ歩き方とスケジューリング

標高3,000mを超える高所では、空気中の酸素濃度が平地の約7割程度まで低下します。

頭痛、吐き気、強い倦怠感を引き起こす高山病を防ぐためには、事前の高度順応が欠かせません。

登山口である五合目に到着したら、すぐに歩き出さず、体を薄い空気に慣らすため1〜2時間は五合目で休憩・準備をしてください。

歩行中は「息が上がらないほどのゆっくりとしたペース」を維持し、小幅でリズミカルに足を運びます。

おすすめの登山計画は、七合目や八合目の山小屋で1泊する「1泊2日プラン」です。

無理のないペース配分で体を休めることができ、山頂でのご来光や、火口周囲をぐるりと巡る「お鉢巡り」を心から堪能できます。


登山エッセイスト・神楽岳志の視点:登山口選びが富士登山の物語を決める

地理学を学び、四季折々の富士山と対峙し続けてきた僕にとって、富士山はただ高さを競うだけの山ではありません。

登山口を選ぶという行為は、その山旅で「どのような富士の物語を紡ぎ出すか」を決めるプロローグそのものです。

賑やかな山小屋の灯りと世界中から集う旅人との連帯感を味わいたいなら吉田ルートが適していますし、南側の駿河湾を背に一歩一歩高度を稼ぐストイックな旅を望むなら富士宮ルートが応えてくれます。

深い森の静寂から火山の荒涼へと劇的に移り変わる自然のグラデーションに浸りたいなら須走ルート、そして何ものにも遮られない孤独な砂礫の斜面で己と対話したいなら御殿場ルートがふさわしいでしょう。

近年、入山規制や通行料の導入により、富士登山を取り巻く環境は大きく近代化されました。

これはオーバーツーリズムから山を守り、登山者の安全を確保するための必然的な進化であると僕は捉えています。

山に受け入れられるためには、万全の装備と敬意を持った計画が不可欠です。

霧に包まれる富士の姿が時に人の迷いを映し出すように、無理な行程は必ず足元を狂わせます。

どうか天候の変化や自身の体調に耳を澄ませ、時には引き返す勇気を持って、あなただけの富士登山の物語を一歩ずつ踏みしめてください。


富士登山ルート選びのまとめ

富士山の4大ルートは、登山口の標高や歩行距離、登山道の形状、山小屋の数に至るまでそれぞれ全く異なる個性を持っています。

  • 初めての富士登山や施設重視なら:施設が最も充実し、道迷いの少ない「吉田ルート」
  • 最短距離で登りたいなら:最高標高からスタートし、駿河湾の絶景が広がる「富士宮ルート」
  • 豊かな自然と爽快な下山を楽しみたいなら:樹林帯と砂走りが魅力の「須走ルート」
  • 静かな環境で体力勝負に挑みたいなら:圧倒的な標高差と大砂走りを誇る「御殿場ルート」

ご自身の登山経験や体力、同行者のレベルに合わせて最適な登山口を選び、事前の山小屋予約とルール確認を徹底した上で、素晴らしい富士山の旅路へ出発してください。


よくある質問

富士山登山で初心者に一番おすすめのルートはどこですか?

山小屋や救護所が最も多く、登山道が歩きやすく整備されている「吉田ルート」が最もおすすめです。次点で、最短距離で登れる「富士宮ルート」が選ばれていますが、富士宮ルートは傾斜が急な岩場が多いため、足元の注意が必要です。

富士登山の通行料はいくらですか?事前の予約は必要ですか?

通行料(入山料)は山梨県側・静岡県側の全ルート共通で1人1回につき4,000円です。夜間(14:00〜翌3:00)の通行には山小屋の予約が必須となるほか、吉田ルートでは1日の登山者上限(4,000人)が設定されているため、事前の通行予約や山小屋予約を強く推奨します。

マイカーで五合目まで直接行くことはできますか?

夏期の登山シーズン中は、吉田ルート(富士スバルライン)、富士宮ルート(富士山スカイライン)、須走ルート(ふじあざみライン)でマイカー規制が実施されるため、自家用車で五合目まで直接行くことはできません。麓の指定駐車場に車を止め、有料シャトルバスまたはタクシーを利用します。ただし、御殿場ルート(御殿場口新五合目)のみマイカー規制が実施されないため、自家用車で直接登山口までアクセス可能です。

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