2026年8月20日現在、富士山に噴火切迫の兆候はなく、警戒レベルは1です。
最新の観測では噴気、火山性微動、浅部の低周波地震、火山活動に伴う地殻変動は確認されていません。ただし、レベル1は将来の噴火を否定する安全宣言ではなく、被害想定の公表と噴火予告も区別して考える必要があります。
富士山噴火の兆候は現在ある?2026年7月の観測結果
気象庁の2026年7月分の資料には、富士山噴火が目前に迫っていると判断できる観測結果はありません。
気象庁地震火山部・火山監視警報センターがまとめた「富士山の火山活動解説資料(令和8年7月)」は、火山活動に特段の変化はなく、静穏に経過し、噴火の兆候は認められないと評価しています。
この資料が対象とする観測期間は、2026年7月1日から7月31日までです。8月10日に公表され、次回の8月分は9月8日に発表される予定とされています。
また、気象庁の「火山活動の状況(富士山)」を2026年8月20日に確認した時点でも、噴火予報は噴火警戒レベル1「活火山であることに留意」です。
最近1週間以内に富士山を対象として発表された新たな火山情報はなく、現在の警戒事項も「特になし」と表示されています。
2026年7月の噴気・地震・地殻変動
気象庁は、富士山の見た目だけで活動を判断しているわけではありません。
地震計、GNSS、傾斜計、空振計、監視カメラなどを組み合わせ、地下の振動、山体の膨張、表面現象が連動して変化していないかを監視しています。
観測項目 2026年7月の観測結果 現在の評価
山頂付近の噴気 7月30日の萩原監視カメラで認められず 明瞭な表面現象なし
高周波地震 月別計数7回 発生は少なく、活動は低調
深部低周波地震 月別計数5回 単独では噴火切迫を示さない
火山性微動 観測されず 継続的な地下振動なし
浅部の低周波地震 観測されず 浅部の活動上昇を示唆する変化なし
GNSSなどの地殻変動 火山活動によるとみられる特段の変化なし 山体膨張を示す変動なし
地震回数の7回と5回は、同資料の図2に示された2026年7月の月別計数です。
高周波地震については、2011年3月23日以降、防災科学技術研究所の富士第5観測点で上下動振幅0.3マイクロメートル毎秒以上、S-P時間3.0秒以内を基本に数えています。欠測時には富士山頂、太郎坊、富士第6などの代替点が使われます。
深部低周波地震は、広域地震観測網によって震源が決定され、同じ振幅などの基準を満たした地震が計数対象です。
資料には速報値や暫定的な震源要素が含まれ、後日の精査で変更される可能性があります。この前提を示さず、数字だけを切り取って「増えた」「減った」と騒ぐのは適切ではありません。
深部低周波地震と浅部低周波地震は違う
現在の評価を理解するうえで大切なのが、地下約10~20キロで起きる深部低周波地震と、地表に近い浅部の低周波地震を混同しないことです。
富士山では、深部低周波地震が以前から観測されています。その発生は地下の流体やマグマに関係する可能性が研究されていますが、数回起きただけでマグマが地表近くまで上昇したとは判断できません。
一方、浅部の低周波地震や火山性微動が繰り返し発生し、浅部を変動源とする山体膨張などが同時に現れれば、評価の意味は大きく変わります。
2026年7月には、火山性微動も浅部の低周波地震も観測されていません。GNSSにも火山活動によるとみられる変化はなく、山頂付近の噴気も確認されませんでした。
つまり、現在の富士山は「地震が一度もないから静穏」なのではありません。種類の異なる観測データに、噴火へ向かう連続的な変化が認められないため静穏と評価されているのです。
2007年の噴火予報が表示される理由
気象庁の活動状況ページには、「2007年12月1日10時13分発表」という噴火予報も掲載されています。
これは、同日に現在の噴火警報・予報制度が始まった際の発表です。2026年の観測結果が2007年で止まっているわけではありません。
現在の状況を判断するときは、2007年の制度開始時の予報文だけでなく、最新の月間火山活動解説資料、臨時資料、最近発表された火山情報の有無を確認する必要があります。
僕はこの日付を、古い情報が放置されている証拠ではなく、継続中の予報と最新の観測資料を分けて読むための目印だと考えています。
富士山の噴火が近いという噂は本当?2024年以降の情報を検証
2024年以降に注目された地震情報や降灰動画は、富士山の噴火が迫ったという発表ではありません。
大規模災害を想定した映像は、人の心に強く残ります。灰色に覆われた東京の映像を見れば、「何か異変が見つかったから公開されたのではないか」と感じる人がいても不思議ではありません。
しかし、防災のための被害想定と、現在観測されている噴火の予兆は別の情報です。
2024年8月8日の南海トラフ地震臨時情報
2024年8月8日16時42分ごろ、日向灘でマグニチュード7.1の地震が発生し、宮崎県日南市で最大震度6弱を観測しました。
気象庁は同日19時15分、2019年の運用開始後で初めて「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しました。
この発表を契機に、南海トラフ巨大地震と富士山噴火を結び付ける情報も目立ちました。しかし、臨時情報が評価したのは、南海トラフ沿いで大規模地震が発生する可能性です。
富士山の火山活動が高まったという情報でも、噴火時期を示した情報でもありません。
大地震による地下の応力変化が火山へ影響する可能性は、火山学上の研究対象です。ただし、「大地震の次に富士山が噴火する」と順番や日付を決められるほど単純な関係ではありません。
2024年に富士山噴火が迫る公的な観測結果が発表されたという事実もありません。
2025年3月21日の広域降灰対策報告書
内閣府の「首都圏における広域降灰対策検討会」は、2025年3月21日に報告書を公表しました。
この検討会は、富士山で大規模噴火が発生した場合の首都圏をモデルケースとして、住民の行動、交通、物資供給、ライフライン、火山灰の処理方法などを整理したものです。
報告書の公表理由は、噴火の予兆が捉えられたからではありません。発生時期を正確に決められない広域災害に対し、平常時から対応の考え方を具体化することが目的です。
報告書では、微量の降灰でも地上を走る鉄道が運行停止となる可能性や、降雨時には3ミリ以上の降灰で送電設備の絶縁性能が低下し、停電につながる可能性などが示されました。
これは「東京に何センチ積もる日が近い」という予報ではなく、少量の灰でも都市機能には大きな影響が出得るという脆弱性の評価です。
2025年8月22日に東京都が生成AI動画を公開
東京都総務局総合防災部は2025年8月22日、「Tokyo富士山降灰特設サイト」を開設しました。
同時に、生成AIを活用した「降灰被害編」と「降灰対策編」の動画を公開し、交通機関、電力、物流、健康などに火山灰が及ぼす影響を映像化しました。生成AIを使った部分には、その旨を示す表示も加えられています。
国の最悪ケースを基にした説明では、23区の大部分や多摩地域に、地域によって2センチから10センチ程度以上の降灰が及ぶ範囲が描かれています。
これは東京都全域へ一律に同じ厚さの灰が積もるという意味ではありません。火口の位置、噴火規模、継続時間、風向・風速、火山灰の粒径、雨の有無によって、実際の分布は大きく変わります。
公開後の報道では、灰で視界が悪くなる街や交通機関が止まる場面が強く取り上げられました。映像が現実的だったからこそ注目された一方、「公開されたこと自体が噴火切迫のサインではないか」という誤解も生みやすい構図になりました。
東京都の目的は、8月26日の「火山防災の日」を前に、都民へ日常的な備えを促すことです。動画の公開日から噴火日を推測する根拠はありません。

2024年から2026年の情報は、次のように分ければ混乱しません。
- 2024年の臨時情報:南海トラフ沿いの地震活動への注意
- 2025年の報告書・動画:将来起こり得る富士山噴火への防災対策
- 2026年の月間資料:実際に観測された現在の富士山の活動評価
被害想定が具体的であることと、噴火の発生確率が目前まで高まったことは同じではありません。
霧に隠れる富士は、人の心の迷いに似ています。見えない部分を想像で埋めるのではなく、情報の目的と日付を確かめることが、噂から身を守る最初の一歩です。
富士山噴火の予兆とは?警戒レベルで重視される変化
富士山の警戒判断では、単発の地震ではなく、浅部地震、微動、地殻変動、表面現象の組み合わせが重視されます。
気象庁が2021年6月4日に公表した「富士山の噴火警戒レベル判定基準」では、レベル3への引き上げに関係する主な変化として、次の4項目が示されています。
- 浅部の火山性地震の増加
- 浅部低周波地震や火山性微動の複数回発生
- 地下浅部を変動源とする地殻変動
- 噴気、地熱域、地割れ、隆起、陥没などの明瞭な表面現象
浅部の火山性地震が急増する
マグマなどの流体が地下浅部へ移動すると、周囲の岩盤が壊れ、火山性地震が増える場合があります。
レベル3への引き上げ基準の一つは、浅部の火山性地震が24時間で100回程度以上、または1時間当たり10回程度以上発生することです。
ただし、回数だけを機械的に当てはめるわけではありません。震源の深さ、規模、増加速度、ほかの観測項目との関係を含めて評価されます。
2026年7月の高周波地震7回は、1カ月間の月別計数です。レベル3の基準にある「浅部で24時間に100回程度以上」という集中した活動とは、時間密度も意味も異なります。
浅部低周波地震や火山性微動が現れる
火山性微動は、火山内部における流体の移動などに伴って発生する、一定時間継続する振動です。
浅部の低周波地震や火山性微動が複数回観測されれば、浅い場所でのマグマや熱水の動きを示す可能性があるため、重要な監視対象になります。
反対に、地下10~20キロ付近の深部低周波地震が数回観測されたことだけで、噴火直前と判断することはできません。
同じ「低周波地震」という言葉でも、発生した深さ、回数、継続性によって防災上の意味が変わるのです。
山体膨張などの地殻変動が現れる
地下へマグマが入り込むと、山体がわずかに膨らみ、地面の傾きや観測点間の距離が変わる場合があります。
その変化を捉えるのがGNSSや傾斜計です。複数地点で共通した動きがあるか、浅部の変動として説明できるか、地震活動と同期しているかが評価されます。
2026年7月31日までのGNSS連続観測では、火山活動によるとみられる変動は認められていません。
噴気や地割れなどの表面現象が現れる
噴気の増加、新しい地熱域、地割れ、隆起、陥没などは、地下の熱や圧力変化を示す場合があります。
ただし、山頂付近の雲、強風で舞う砂、山小屋や施設から出た煙を、写真だけで噴煙と断定することはできません。
動物の移動、植物の枯死、井戸水の変化などにも、気象、乾燥、病害虫、餌、繁殖、工事といった別の原因があります。
目撃情報は観測を始める手掛かりにはなりますが、噴火を断定する証拠ではありません。専門機関が複数の観測データと照合して初めて、その意味を評価できます。
富士山はレベル1から3へ上がる可能性がある
富士山では、火山活動が活発化する過程で、原則としてレベル2を発表しない運用になっています。
火口が開く位置を活動初期に特定することが難しいため、基準を満たせばレベル1からレベル3へ引き上げられる可能性があります。活動が低下する過程などでは、例外的にレベル2が発表される場合があります。
さらに気象庁は、異常な現象が観測されないまま噴火する場合があり、警戒レベルが必ず順番どおりに変わるとは限らないと明記しています。
そのため、「レベル2になったら準備を始める」という考え方は富士山には適しません。
引き上げ基準に達していなくても、今後レベルを上げる可能性があると判断された場合には、「火山の状況に関する解説情報(臨時)」が発表されます。数字だけでなく、臨時情報の有無を確認することが重要です。
富士山噴火の予知はどこまで可能?過去の活動との違い
現在の科学で噴火日を長期的に指定することは困難ですが、観測の変化から短期的な活動上昇を評価できる場合があります。
「噴火予知は難しい」という言葉は、何も分からないという意味ではありません。
一方、観測機器が多数設置されているからといって、噴火の日時、火口、規模、継続時間を必ず事前に言い当てられるわけでもありません。
2000年から2001年の深部低周波地震
富士山では2000年10月から12月、2001年4月から5月にかけて、深部低周波地震が目立って増えました。
2026年7月資料の長期グラフでは、2000年10月に133回、11月に221回、12月に142回、2001年4月に132回、5月に163回が記録されています。
しかし、この活動は噴火には至りませんでした。
この事例が教えるのは、深部低周波地震の回数だけでは、噴火の切迫性を決められないということです。震源が浅くなる動き、火山性微動、山体膨張、噴気などが重なっているかを確認する必要があります。
2011年3月の静岡県東部地震後
2011年3月15日、富士山南部付近を震源とするマグニチュード6.4の静岡県東部地震が発生しました。
その後、高周波地震は2011年3月に2324回、4月に766回、5月に295回、6月に213回と多い状態になりました。これらは、2026年7月資料の図2と同じ高周波地震の系列に示された月別計数です。
それでも富士山は噴火しませんでした。
気象庁は、2016年以降の地震活動について、2011年以前の状態まで完全には戻っていないものの、概ね低調に経過していると説明しています。
「地震が増えた」という言葉だけでは足りません。重要なのは、どの深さで、どの種類の地震が、どの速度で増え、ほかの観測変化と同期しているかです。

1707年の宝永噴火では何が起きたのか
富士山で最後に確認された大規模噴火は、1707年12月16日に南東山腹で始まった宝永噴火です。
噴火の1~2カ月前から山中で感じる地震があり、十数日前から地震活動が活発化しました。前日には山麓でも有感地震が増え、最大規模はマグニチュード5級だったと整理されています。
噴火は同月末まで断続的に続き、軽石、スコリア、火山灰が広い範囲へ放出されました。南東山腹には第一から第三までの宝永火口が形成され、江戸にも火山灰が降りました。
気象庁は宝永噴火をVEI5、マグマ噴出量を0.7立方キロメートルDREとしています。DREとは、噴出物の体積を元のマグマの状態に換算した値です。
宝永噴火では、噴火前に地震活動が段階的に強まったとみられます。ただし、次の噴火が同じ火口、同じ順序、同じ期間になる保証はありません。
富士山には山頂だけでなく、山腹にも多数の火口があります。山頂火口だけを前提に噴火を考えると、危険範囲を見誤る可能性があります。
噴火予知で事前に決められないこと
現代の観測によって、平常時と異なる活動を捉えられる可能性は高まりました。
それでも、次の項目を噴火前に正確に決めることは困難です。
- 地下のマグマが途中で止まるか、地表へ達するか
- 噴火がいつ始まるか
- 山頂と山腹のどこに火口が開くか
- 噴火がどれほど継続するか
- 噴出量や噴煙の高さがどの程度になるか
- 溶岩流と降灰のどちらが主な現象になるか
噴火予知は、未来の日付を当てる時計ではありません。観測値がどの順序で変わり、その変化が浅部へ移り、加速しているかを読み取る作業です。
今後どの情報が出たら富士山の評価を変えるべきか
今後は、警戒レベルの数字だけでなく、臨時情報と複数の観測項目が連動して変化するかに注目してください。
筆者として、現在の「切迫した兆候は認められない」という評価を見直す必要が生じるのは、主に次のような場合だと考えます。
1. 気象庁が富士山について「火山の状況に関する解説情報(臨時)」を発表する
2. 浅部の火山性地震が短時間に急増する
3. 浅部低周波地震や火山性微動が繰り返し観測される
4. GNSSや傾斜計で浅部の膨張を示す変化が現れる
5. 噴気、地熱域、地割れなどの明瞭な表面現象が確認される
この順番は、噴火現象が必ずこのとおり進むという意味ではありません。一般の読者が情報を確認するときの優先順位です。
最初に見るべきものは、匿名の投稿や切り取られた地震回数ではなく、気象庁の臨時情報です。そのうえで、地震、微動、地殻変動、表面現象が同時に変化しているかを確認します。
僕は、富士山の危険を過小評価することにも、観測されていない兆候を作り上げることにも反対です。
静穏という評価は、今日の観測データに基づく科学的な判断です。同時に、それは未来永劫の保証書ではありません。この二つを同時に受け止めることが、活火山と暮らすための誠実な姿勢だと考えています。
山麓と首都圏では取るべき行動が違う
富士山周辺では、火口の位置により、噴石、火砕流、火砕サージ、溶岩流、融雪型火山泥流などの危険区域が変わります。
山梨県や静岡県の山麓に住む人、登山や観光で訪れる人は、最新の富士山火山ハザードマップ、自治体の避難情報、登山道管理者の案内を確認してください。
活動に変化があったとき、自分で火口や異変を見に行く行為は危険です。登山中であれば、山小屋、警察、自治体、登山道管理者の指示に従うことが基本になります。
東京など首都圏では、火山灰による鉄道・道路の停止、物流の遅れ、停電、断水、通信障害への備えが中心です。
内閣府の2025年3月報告書は、降灰域では可能な限り自宅などにとどまり、生活を継続することを基本としています。ただし、降灰量が多く家屋倒壊の危険がある地域、降灰後の土石流が想定される地域、医療や介護を継続できない人などは避難が必要になる場合があります。
平常時には、水や食料、常備薬、簡易トイレ、照明・充電手段に加え、火山灰から目と呼吸器を守るマスクやゴーグルを準備しておくとよいでしょう。
火山灰は排水溝へ流さず、自治体が示す収集方法に従う必要があります。降灰中の車の運転は、視界不良や路面のスリップを招くため、できる限り控えるべきです。
ここでの備えは、噴火が近いから始めるものではありません。レベル1で社会が平常に動いている今だからこそ、無理なく確認できる準備です。
まとめ
2026年8月20日現在、富士山の噴火警戒レベルは1で、噴火が差し迫っていると判断できる兆候は確認されていません。
2026年7月は、高周波地震が月別計数7回、深部低周波地震が5回でした。火山性微動と浅部低周波地震は観測されず、噴気や火山活動に伴う地殻変動も認められていません。
2024年の南海トラフ地震臨時情報、2025年の広域降灰対策報告書、東京都の生成AI動画は、現在の富士山噴火を予告したものではありません。地震への注意、将来の被害想定、現在の火山観測は分けて読む必要があります。
一方、レベル1は噴火しないという保証ではありません。富士山では活動上昇時にレベル2を経ず、レベル1から3へ移る可能性があります。
現在確認されている事実は「活動は静穏」、切迫時に注目する変化は「浅部地震、微動、地殻変動、表面現象」、平常時に行うべきことは「臨時情報の確認方法と地域別の行動を決めること」です。
富士はただの山ではありません。人の心を映す鏡であり、語り継ぐべき物語です。
恐れだけを映せば、静かな地震さえ破局の予告に見えます。安心だけを映せば、活火山である事実を忘れます。必要なのは、観測された事実を静かに読み、変化が起きたときに動ける準備をしておくことです。
よくある質問
富士山は2026年に噴火するのでしょうか?
2026年中に噴火するかどうかを、現在の科学で正確に予測することはできません。ただし、2026年8月20日現在、気象庁は火山活動を静穏と評価し、噴火の兆候は認められないとしています。
深部低周波地震が起きたら噴火の前兆ですか?
深部低周波地震は地下10~20キロ付近で以前から観測されています。単独で数回起きたことだけでは噴火切迫と判断できず、浅部地震、火山性微動、地殻変動、表面現象との組み合わせを見る必要があります。
噴火警戒レベル1なら登山しても安全ですか?
レベル1は直ちに全面的な入山規制を求める状態ではありませんが、登山の安全を保証する数字ではありません。出発直前に気象庁の火山情報、自治体の規制、天候、登山道、山小屋の状況を確認してください。
神楽 岳志(登山エッセイスト|富士山研究家|自然体験ストーリーテラー)


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