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富士山登山バスの予約方法と時刻表|新宿・東京発のアクセス比較

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朝の光に包まれた富士山五合目のバスターミナルに到着する高速バスと登山者たち 登山ガイド

2026年の富士山登山バスは、新宿や東京からの「直行高速バス」を利用する場合は事前予約が必須であり、麓の駅や駐車場からの「路線バス・シャトルバス」を利用する場合は予約不要(定員制)となっています。また、最も人気の高い吉田ルートでは、1日4,000人の人数上限と「通行料2,000円」の事前予約が導入されました。各ルートの交通手段とルールを正しく把握し、確実なアクセス計画を立てることが、安全な富士登山への第一歩となります。

霧に隠れる富士は、人の心の迷いに似ています。準備不足のまま山に向かえば、その迷いは山でのトラブルという形で現実のものとなってしまうでしょう。

この記事では、富士山研究家であり登山エッセイストである筆者が、新宿や東京を中心とした富士山登山バスの予約方法、時刻表、そして全4ルート(吉田・富士宮・須走・御殿場)のアクセス手段を詳細に紐解いていきます。予約システムの具体的な使い方から、「混雑回避」や「高度順応」の実用的なノウハウまで、2026年の最新ルールに対応した情報を網羅しました。

まずは、主要なアクセス方法の違いを一覧で確認しておきましょう。

【富士山登山バス 主要アクセス比較表】

出発地・手段 目的地(ルート) 要予約 片道運賃(目安) 所要時間(目安) 備考
新宿発(直行高速バス) 富士スバルライン五合目(吉田) 必須 約4,800円 約2時間35分 乗り換えなしで快適。人気が高く早期予約が必要。
横浜・東京発(直行バス) 富士スバルライン五合目(吉田) 必須 約3,500円〜 約2時間半〜 各地から直行可能。運行期間に注意。
富士山・河口湖駅発(路線バス) 富士スバルライン五合目(吉田) 不要(定員制) 約2,000円 約55分 電車で麓まで行く場合に利用。
マイカー専用駐車場発(シャトルバス) 各ルート五合目(吉田・富士宮・須走) 不要(定員制) 約1,320円〜2,000円 約30〜40分 マイカー規制期間中は必須。駐車場代が別途必要。
御殿場・新松田駅発(路線バス) 須走口・御殿場口新五合目 不要(定員制) 約1,130円〜2,100円 約40〜60分 予約不要だが本数が限られるため時刻表確認が必須。

※運賃や所要時間は目安です。最新の公式情報をご確認ください。

  1. 2026年の富士登山は「事前準備」がすべてを決める
    1. 吉田ルートの厳格な入山規制(通行料2,000円+協力金)
    2. 通行予約システムの詳細と決済手段
  2. 新宿発:富士山五合目直行高速バスの全貌(吉田ルート)
    1. バスタ新宿発〜富士山五合目行きの詳細
    2. 専門家のアドバイス:高度順応の実践
  3. 東京・横浜など関東各地からのアクセス事情
    1. 横浜線・日吉線の直行バス
    2. ツアーバスの利点
  4. マイカー規制とシャトルバス・路線バスの活用
    1. 吉田ルート(富士スバルライン)のマイカー規制
    2. 富士山駅・河口湖駅からの路線バス
    3. 専門家のアドバイス:午後の雷雨を回避するスケジュール
  5. 富士宮口・須走口・御殿場口ルートへのアクセスと時刻表
    1. 富士宮口ルート(静岡県側・最もしんどいが最短)
    2. 須走口ルート(樹林帯と砂走りの静かなルート)
    3. 御殿場口ルート(マイカー規制なし・健脚向け)
  6. 富士山登山バスの予約方法と注意点
    1. ハイウェイバスドットコム等でのWEBチケット購入
    2. 行きのバスだけでなく「帰りのバス」も予約せよ
  7. 考察:富士山研究家・神楽岳志の視点
  8. よくある質問
    1. 路線バスやシャトルバスは予約なしでも乗れますか?
    2. 五合目ゲートの通行予約をしていないと、バスに乗っても無駄になりますか?
    3. 富士山のバス移動中、トイレの心配はありますか?
  9. まとめ

2026年の富士登山は「事前準備」がすべてを決める

結論から言えば、今年の富士登山は、思いつきでフラリと行けるものではなくなりました。厳格な入山規制と交通規制が敷かれ、準備を怠った者は五合目のゲートを通過することすら許されません。

富士山の夏山シーズンは、原則として2026年7月1日から9月10日まで(吉田ルートの下山道は9月11日午前中まで)と定められています。この限られた期間、日本最高峰を目指す登山者のために、あらゆる交通手段が運行されますが、同時に厳しいルールが我々を待ち受けているのです。

吉田ルートの厳格な入山規制(通行料2,000円+協力金)

山梨県側からのアプローチとなる吉田ルートでは、五合目登山道入口のゲートにおいてかつてない通行規制が実施されています。

  • 時間規制:午後2時~翌日午前3時までの間、ゲートは完全に閉鎖されます。
  • 人数規制:1日当たりの登山者が4,000人に達した場合もゲートは閉鎖されます。
  • 通行料:ゲートを通過する者は、1人・1回につき通行料2,000円の支払いが義務付けられています(これに加えて、任意の富士山保全協力金1,000円をお願いされており、最大3,000円となります)。

※時間・人数規制については、山小屋の宿泊予約がある者は除外されますが、山小屋宿泊者であっても通行料2,000円の支払いは必須です。

通行予約システムの詳細と決済手段

このシステムは「山梨県富士山吉田ルート通行予約システム」を通じて、事前のオンライン決済(予約)が可能です。予約受け付けは、例年システム上で開始されます。決済手段はクレジットカードや主要なQRコード決済に対応しています。

事前予約は任意ではありますが、1日の上限4,000人に達した段階で、事前予約を持たない者はゲート前で足止めを食うことになります。決済日の翌々日からはキャンセル料がかかるという条件ですが、確実に登りたいのであれば事前の通行予約は必須と言えるでしょう。

筆者がおすすめするのは、山小屋の予約が完了した直後、もしくは日帰り登山を決めたその日のうちに、この通行予約もセットで済ませてしまうことです。後回しにすると、いざという時に上限に達していて登れないという悲劇を招きかねません。


新宿発:富士山五合目直行高速バスの全貌(吉田ルート)

首都圏から富士山を目指す場合、最もポピュラーかつ理にかなった選択肢が、バスタ新宿(新宿駅新南改札直結)から富士スバルライン五合目までを直接結ぶ高速バスです。

乗り換えの煩わしさがなく、重い登山装備をトランクに預けたまま、標高2,305メートルの雲上世界まで一気に到達できるメリットは非常に大きいと言えます。

バスタ新宿発〜富士山五合目行きの詳細

富士急バスなどが運行するこの路線は、国内外の登山者から絶大な支持を集めています。全席指定のため、事前の予約手配が不可欠です。

  • 片道運賃:4,800円(※WEBクレジット決済等の割引あり)
  • 所要時間:約2時間35分
  • 主な停留所:バスタ新宿〜中央道各バス停〜富士山五合目

出発時刻(新宿発) 到着時刻(五合目着) 備考(目安)
06:45 09:20 朝イチ便。高度順応に余裕が持てる。
07:45 10:20 ハイシーズン運行。
09:05 11:40 やや遅めの出発。午後の天候急変に注意。
23:25 翌02:00(予定) 深夜便。山小屋予約者やご来光目的向け。

※運行日や時刻、運賃は時期や年によって細かく変動します。必ず最新のバス会社公式予約サイトをご確認ください。

バスタ新宿という巨大ターミナルから、ほんの2時間半バスに揺られるだけで、森林限界を超えた荒々しい火山岩の世界へと放り出されます。この劇的な環境の変化こそが、直行バスの醍醐味です。

専門家のアドバイス:高度順応の実践

直行バスの存在は、富士登山への物理的なハードルを極限まで下げてくれます。しかし、それは同時に「高度順応」の時間を奪うというリスクを孕んでいます。

新宿の標高は約40メートル、対して五合目は2,305メートル。一気に高度を上げるため、五合目に到着したからといってすぐに歩き出してはなりません。

長年のガイド経験から言えば、五合目到着後は最低でも1時間は滞在し、高山の薄い空気に体を慣らす必要があります。おすすめは、小御嶽神社の奥にある展望広場で景色を眺めながらゆっくりと深呼吸を繰り返すことです。また、この時間に軽く食事を摂り、ストレッチを行うことで、八合目付近で襲いかかってくる高山病のリスクを大幅に軽減できます。


東京・横浜など関東各地からのアクセス事情

新宿だけでなく、東京駅や横浜駅、さらには日吉駅などからも富士山五合目へ向かう直行バスが設定されています。また、旅行会社が主催する「富士登山バスツアー」を利用するのも一つの手です。

横浜線・日吉線の直行バス

神奈川方面からのアクセスも充実しています。こちらも予約必須の高速バス路線となります。

  • 横浜線(横浜駅〜富士スバルライン五合目)運賃目安:片道約3,500円〜
  • 日吉線(日吉駅東口〜富士スバルライン五合目)運賃目安:片道約3,700円〜

※運行期間は夏山シーズン中の一部期間に限られることが多いため、必ず公式情報をご確認ください。

ツアーバスの利点

東京発、横浜発などで設定されているバスツアーを利用すれば、交通手段だけでなく、山小屋の手配や登山ガイドの同行をパッケージで申し込むことができます。

特に「朝発1泊2日吉田ルート 登山ガイド同行プラン」などは、富士登山初心者にとって非常に合理的で安全な選択肢と言えます。自力で山小屋の予約合戦を勝ち抜き、バスの手配をする労力を考えれば、ツアーの恩恵は計り知れません。

※画像はAIによるイメージ

自然に抱かれる前に、まずは自分自身の体を整えること。体操をする参加者たちの姿には、山への敬意が表れています。


マイカー規制とシャトルバス・路線バスの活用

公共交通機関のバスではなく、自家用車で富士山にアプローチしようと考えている人は、「マイカー規制」という制限を事前に理解しておかなければなりません。

吉田ルート(富士スバルライン)のマイカー規制

夏山シーズンの大部分の期間、富士スバルラインはマイカーでの通行が原則禁止となります。この期間中、車で向かう登山者は山麓の「富士山パーキング(駐車料金別途)」に車を停め、そこから専用のシャトルバスに乗り換える必要があります。

  • シャトルバス運賃:片道約2,000円
  • 運行間隔:早朝から夕方まで、おおむね30分間隔で頻発。定員制のため予約不要。

富士山駅・河口湖駅からの路線バス

電車や高速バスで富士山駅・河口湖駅までたどり着いた登山者は、そこから路線バス「富士登山バス」を利用して富士スバルライン五合目を目指します。こちらは予約不要の定員制です。

  • 所要時間:河口湖駅から五合目まで約55分

富士山駅発 河口湖駅発 富士スバルライン五合目着 備考
06:30 06:40 07:35 登山開始に最適な時間帯。
08:30 08:40 09:35 ゆったり出発したい人向け。
10:30 10:40 11:35
12:30 12:40 13:35 ゲート閉鎖(14時)直前の到着。

※上記は時刻表の一部抜粋(目安)です。料金・時刻ともに変動の可能性があるため、必ず最新の公式情報を確認してください。

14:00以降に出発するバスもありますが、前述の通り14時で登山道ゲートが閉鎖されるため、「14:00からの登山規制時刻に間に合いません(山小屋宿泊者は除く)」という重大な警告が時刻表にも明記されるようになっています。

専門家のアドバイス:午後の雷雨を回避するスケジュール

山の天気は変わりやすいですが、富士山において特に警戒すべきは「午後の雷雨」です。夏場の富士山では、昼過ぎから急速に積乱雲が発達し、激しい雷雨に見舞われることが非常に多いのです。

これを回避するためには、午前中の早い時間帯から行動を開始することが鉄則となります。具体的には、新宿発であれば06:45発の始発バスに乗り、09:20に五合目に到着するスケジュールを推奨します。1時間の高度順応を経て10:30に歩き始めれば、雷雨が起きやすい14時〜15時台には、安全な七合目や八合目の山小屋に到着し、屋内でやり過ごすことができます。

12時台に五合目に到着するスケジュールでは、ちょうど登山道で最も遮るもののない岩場で雷雨に直撃するリスクが高まります。バスの時刻選びは、単なる移動の手段ではなく、命を守るための戦略でもあるのです。


富士宮口・須走口・御殿場口ルートへのアクセスと時刻表

富士山には吉田ルート以外にも、それぞれに特徴と魅力を持った3つのルートが存在します。ここからは、残る3ルートへのバスアクセスを解説します。

富士宮口ルート(静岡県側・最もしんどいが最短)

吉田ルートに次いで人気のある「富士宮ルート」は、太平洋側からの海風を感じながら登る、山頂までの距離が最も短いルートです。東海道新幹線の新富士駅、三島駅、あるいはJR身延線の富士宮駅が拠点となります。

  • 路線バス(新富士駅・富士宮駅発)

新富士駅からは片道約2,740円、富士宮駅からは片道約2,330円で富士宮口五合目への路線バスが出ています(予約不要)。

  • マイカー規制シャトルバス(水ヶ塚駐車場発)

富士山スカイラインもマイカー規制が敷かれます。自家用車は山麓の「水ヶ塚駐車場」に駐車し、そこからシャトルバス(片道約1,320円)に乗り換えます。早朝から毎時運行されており、窓口ではキャッシュレス決済も導入されています。

※画像はAIによるイメージ

須走口ルート(樹林帯と砂走りの静かなルート)

東側の斜面を登る須走(すばしり)ルートは、標高の高い位置まで樹林帯が続くため、高山植物を楽しめる静かなルートです。下山時の「砂走り」も大きな魅力です。

  • 路線バス(御殿場駅・新松田駅発)

JR御殿場駅、または小田急線新松田駅から、須走口五合目行きの路線バスが運行されています(予約不要)。御殿場駅からは片道約1,800円、所要時間は約1時間です。

  • マイカー規制シャトルバス(ふじあざみライン)

マイカー規制中は、須走多目的広場に駐車し、シャトルバス(片道約1,200円)に乗り換える必要があります。

御殿場口ルート(マイカー規制なし・健脚向け)

御殿場(ごてんば)ルートは、出発地点の標高が1,440mと最も低く、山頂までの標高差が大きいため健脚向けのルートです。その分、混雑が最も少なく、広大な火山砂礫の斜面を静かに歩くことができます。最大の特徴は、マイカー規制が実施されないため、期間中いつでも自家用車で新五合目までアクセスできる点です。

  • 路線バス(御殿場駅発)

JR御殿場駅から御殿場口新五合目まで路線バスが運行されています(予約不要)。片道約1,130円、所要時間は約40分です。本数が少ないため、事前の時刻表確認が必須となります。


富士山登山バスの予約方法と注意点

富士山へ向かうバスを利用する上で、最も重要なのが「事前の予約手配」です。

ハイウェイバスドットコム等でのWEBチケット購入

バスタ新宿発などの高速バスは、「ハイウェイバスドットコム」などの予約サイトを利用して、事前にWEBチケット(モバイルチケット)を購入するのが基本です。

平日・週末を問わず、インバウンドの訪日旅行者を含めて凄まじい人気を誇るため、当日飛び込みで乗車することは極めて困難です。窓口や発券機の列に並ぶことなく、スマートフォン一つで乗車できるモバイルチケットを必ず手配しておきましょう。

行きのバスだけでなく「帰りのバス」も予約せよ

筆者がガイドとして何度も口を酸っぱくして伝えているのが、「復路のバス予約」の重要性です。

下山後、疲れ切った体で五合目にたどり着き、そこからバスの長蛇の列に並ぶのは非常に辛いものです。帰りの予定(下山時刻)がある程度読めるのであれば、復路のバスもまとめて予約しておくことが、心身の疲労を軽減する秘訣です。

万が一、予定よりも下山が遅れて予約したバスに乗れなかった場合でも、窓口で事情を説明すれば、空席のある後続便に振り替えてもらえるケースが多いです(※バス会社の規約によるため、事前の確認は必要です)。


考察:富士山研究家・神楽岳志の視点

2026年の富士登山のルールと交通アクセスを俯瞰して、筆者が強く感じるのは、行政や関係機関による「安全な登山環境への本気度」です。

かつての富士山は、いつでも誰でも登れる開かれた山である一方で、五合目まで車で乗りつけ、薄着のまま夜通し山頂を目指す弾丸登山が横行し、登山道の渋滞や遭難リスクの増大が深刻な問題となっていました。

しかし、現在のルールは明確です。吉田ルートの通行料2,000円の事前決済。14時でのゲート閉鎖。1日4,000人という厳格な上限。これらの規制は、富士山を適切なキャパシティの中で管理し、登山者の安全を守るための、痛みを伴うが必然の進化であると考えられます。

若い頃、世界の名峰を歩き回り、帰国するたびに富士山のオーバーツーリズムの現状に危機感を抱いてきました。だからこそ、山梨県が打ち出したこの事前予約システムと入場制限は、世界水準の国立公園管理へと歩みを進めた証左であると高く評価しています。

読者の皆さんに伝えたいのは、事前の予約とルールの把握こそが、富士登山における最初のリスクマネジメントだということです。

バスの座席を確保し、通行予約を済ませ、当日は雷雨を避けるための余裕を持ったスケジュールを組む。高度順応の時間を惜しまず、自分の体調と向き合う。これらのプロセスを丁寧に行うこと自体が、富士山という大自然に対する敬意の表れであると、筆者は考えています。


よくある質問

路線バスやシャトルバスは予約なしでも乗れますか?

富士山駅・河口湖駅や御殿場駅からの路線バス、マイカー規制駐車場からのシャトルバスは、事前予約制ではなく定員制(並んだ順)です。空席があれば当日乗車可能ですが、往復乗車券などは事前にWEBで購入しておく方がスムーズです。ただし、バスタ新宿発などの直行高速バスは全席指定の予約制のため、事前予約が必須です。

五合目ゲートの通行予約をしていないと、バスに乗っても無駄になりますか?

吉田ルートにおいて、山小屋の宿泊予約がある場合は、通行予約をしていなくてもゲートで通行料2,000円を支払えば通過可能です(14時以降も可)。しかし、日帰り登山等で山小屋予約がなく、かつ1日の上限4,000人に達してしまった場合、五合目までバスで行けても登山道ゲートを通過することができません。事前に通行予約とオンライン決済を済ませておくのが最も確実です。

富士山のバス移動中、トイレの心配はありますか?

バスタ新宿等からの長距離高速バス(直行便)には、原則としてトイレが完備されている車両が多いですが、増発便の2号車などにはトイレがない場合もあります。乗車前に必ずターミナルのトイレを済ませておきましょう。路線バスやシャトルバスにはトイレはありません。五合目到着後は、各施設の公衆トイレ(環境保全のためのチップ制)を利用してください。


まとめ

2026年の富士登山は、バスタ新宿や東京各地からの直行高速バス、そして山麓からのシャトルバスなど、全4ルートそれぞれにアクセス手段が整備されています。しかし、吉田ルートの入山規制強化(14時閉鎖・人数上限)と通行料2,000円の導入により、無計画な入山は不可能となりました。

直行バスを利用するならWEBチケットで座席を確保し、吉田ルートを登るなら県システムから通行予約と決済を済ませること。そして、五合目での高度順応の時間をしっかりと行程に組み込むことが重要です。

事前の準備にどれだけ気を配れるかが、安全で心残りのない富士登山を実現するための鍵となります。料金や時刻などの最新の公式情報を必ず確認し、万全の準備を整えて、素晴らしい富士登山の体験を手に入れてください。

この記事を書いた人
神楽 岳志(かぐら・たけし)
登山エッセイスト|富士山研究家|自然体験ストーリーテラー

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