本ページにはプロモーションが含まれています

富士山登山駅伝で自衛隊が強い理由は?歴代の活躍と過酷なコース

※広告を掲載しています
※広告を掲載しています
富士山の急斜面を駆け上がる滝ケ原自衛隊の山岳駅伝チーム 富士登山

富士登山駅伝で自衛隊が強い理由は、実地練習、選考、専門配置、地の利、経験継承の5つです。

2025年8月3日の第50回大会では、御殿場・滝ケ原自衛隊が3時間55分07秒で自衛隊の部を制し、開催大会として9連覇を達成しました。一般の部優勝はトヨタスポーツマンクラブの4時間04分53秒で、全部門を通じた最速記録も滝ケ原自衛隊でした。 御殿場市陸上競技協会+2御殿場市陸上競技協会+2

富士登山駅伝とは?2025年は滝ケ原自衛隊が9連覇

富士登山駅伝は、御殿場市陸上競技場と富士山頂を6人で往復する、全長48.19km・標高差3,199mの山岳駅伝です。

正式名称は「秩父宮記念 富士登山駅伝競走大会」。御殿場市陸上競技場を出発し、富士山御殿場口から山頂へ登った後、同じ斜面を駆け下りて競技場へ戻ります。

御殿場市は、現在のコースを全長48.19km、標高差3,199m、全11区間と案内しています。2024年大会を報じたRUNNETでは、スタート地点が標高521m、山頂の折り返し地点が標高3,720mとされています。 御殿場市公式サイト+1

6人で11区間を走る特殊な駅伝

富士登山駅伝では、1区から5区までを担当した選手が、復路でもう一度走ります。

担当区間は次の組み合わせです。

  • 1区の選手が11区を担当
  • 2区の選手が10区を担当
  • 3区の選手が9区を担当
  • 4区の選手が8区を担当
  • 5区の選手が7区を担当
  • 6区の選手が山頂往復区間を担当

山頂を担当する6区の選手を除き、各選手は登りと下りの両方を走らなければなりません。登坂力だけでなく、下山技術、回復力、再出走まで含めた配分が問われる仕組みです。 Number Web – ナンバー

僕は富士山を歩くたびに、登りと下りは同じ道を使う別の競技だと感じます。

登りでは心肺機能とふくらはぎが追い込まれ、下りでは太ももの前側に強い衝撃が繰り返し加わります。登りが速いだけの選手を6人集めても、この大会では勝ち切れません。

2025年の上位記録

2025年大会の上位記録を比較すると、自衛隊チーム全体の競技水準の高さが見えてきます。

部門・順位 チーム 記録
自衛隊の部1位 御殿場・滝ケ原自衛隊 3時間55分07秒
自衛隊の部2位 第1空挺団 3時間58分45秒
自衛隊の部3位 留萌自衛隊 4時間03分13秒
一般の部1位 トヨタスポーツマンクラブ 4時間04分53秒

滝ケ原自衛隊と第1空挺団の差は3分38秒。滝ケ原と一般の部優勝チームとの差は9分46秒でした。

さらに、自衛隊の部3位だった留萌自衛隊まで、一般の部優勝記録を上回っています。滝ケ原だけが孤立して強いのではなく、競争水準の高い部門で9連覇を続けていることが重要です。 御殿場市陸上競技協会+1

滝ケ原自衛隊は、2区の八嶋宏晃選手が19分10秒、4区の川崎雄哉選手が27分07秒、5区の宮原徹選手が45分36秒で、それぞれ自衛隊の部の区間賞を獲得しました。 御殿場市陸上競技協会+1

平地に近い区間から本格的な登山区間まで、異なる特性を持つ3区間で首位を取ったことになります。

2025年の勝利は、一人の山岳エースだけで押し切ったのではなく、複数区間で主導権を握った結果と評価できます。


富士登山駅伝で自衛隊が強い5つの理由

滝ケ原自衛隊の強さは、一般的な体力の高さだけでは説明できません。本番コースへ特化した選手育成と、長期的なチーム運営が組み合わさっています。

公開されている大会記録や選手取材から確認できる5つの理由を整理すると、次のようになります。

理由 確認できる事実 競技上の効果
火山灰での実地練習 太郎坊など富士山周辺で練習 特殊な接地や歩幅を習得できる
部内予選 富士登山駅伝に向けた予選を実施 山岳適性の高い選手を選べる
専門選手の配置 宮原徹選手など登りのスペシャリストを起用 勝負区間で大きな差を作れる
御殿場という地の利 駐屯地が登山口に近い 試走や環境確認を繰り返せる
経験の継承 複数世代にわたって優勝 コース攻略の知識が組織に残る

1.富士山の火山灰でコース特化練習ができる

滝ケ原自衛隊の選手は、舗装路だけでなく、富士山御殿場口の火山灰地を使った練習を行ってきました。

Number Webの2019年7月23日公開記事では、滝ケ原駐屯地の陸上部員が、富士山御殿場口の太郎坊へ移動して練習する様子が紹介されています。太郎坊は標高約1,500mで、本番の山岳区間につながる場所です。 Number Web – ナンバー

富士山の火山灰地では、地面を強く蹴っても、その力がすべて前進には使われません。

砂礫が崩れて足が沈み、後方へ滑るため、舗装路と同じ大きな歩幅では体力を消耗しやすくなります。勾配や砂の深さに応じて、歩幅、接地位置、腕の振り、走りと速歩の切り替えを調整しなければなりません。

宮原徹選手もNumber Webの取材で、走りにくい火山灰の上で練習しておくと、一般的な山が楽に感じられるという趣旨を説明しています。 Number Web – ナンバー

ここが、通常のロード駅伝との決定的な違いです。

平地の5,000mで優れた記録を持っていても、沈む地面に力を奪われれば、本来の走力を発揮できません。滝ケ原は、体力を鍛えるだけでなく、富士山で力を失わない動作を身につけています。

※画像はAIによるイメージ

2.部内予選で富士山への適性を見極めている

滝ケ原陸上部では、富士登山駅伝に向けた部内予選が行われています。

Number Webの取材は、部内予選会の翌日に実施されたものでした。所属選手が自動的に代表になるのではなく、チーム内の競争を経て出場メンバーを選ぶ仕組みがあることが確認できます。 Number Web – ナンバー

ここで注意したいのは、「自衛隊なら全国の部隊から好きな選手を自由に集められる」と断定できる資料は確認できないことです。

公開情報から確実にいえるのは、少なくとも滝ケ原陸上部内で予選が行われ、競争を通じて選手を絞り込んでいる点です。

部内予選の価値は、ロードの持ちタイムだけでは見えない適性を確認できることにあります。

富士山では、勾配が増すほど強くなる選手、砂地でも重心が乱れない選手、登りの後でも下りを制御できる選手が必要です。平地の記録だけでメンバーを決めるより、本番に近い条件で選ぶ方が区間配置の精度は高まります。

僕は、この選考こそが滝ケ原の強さを支える見えにくい土台だと考えます。

強い選手を選ぶだけではなく、どの区間なら、その選手の強さを最も大きな時間差へ変えられるかまで判断できるからです。

3.登りのスペシャリストを勝負区間へ配置できる

滝ケ原自衛隊を象徴する選手が、5区を担当してきた宮原徹選手です。

宮原選手は自衛隊体育学校で陸上競技に取り組んだ後、当時の滝ケ原陸上部監督から誘いを受け、2005年に滝ケ原駐屯地へ移りました。チーム側が山岳適性を持つ選手へ声を掛けた具体例です。 Number Web – ナンバー

5区は4.24kmで標高を1,017m上げる本格的な登山区間です。

単純計算では1km進むごとに約240m上昇します。一定の歩幅や速度を維持するロードレースとは異なり、斜度と路面に合わせて走り方を変え続けなければなりません。

2025年大会で宮原選手は45分36秒を記録し、5区の区間賞を獲得しました。FNNプライムオンラインは、これが14年連続の区間賞だったと報じています。 御殿場市陸上競技協会+1

2024年大会でも宮原選手は5区で区間賞を獲得し、区間2位に2分46秒差をつけました。チームは3時間51分35秒で8連覇を達成しています。 RUNNET - 日本最大級!走る仲間のランニングポータル

14年という長さは、好調な年が何度か続いたという水準ではありません。

気温、風、視界、火山灰の乾燥状態が変わる中で、同じ勝負区間を攻略し続けた結果です。滝ケ原は、最も差が広がりやすい区間に、明確な専門性を持つ選手を配置してきました。

4.御殿場の地の利を反復練習へ変えている

滝ケ原駐屯地は、富士山御殿場口に近い標高約700mの場所にあります。

Number Webの取材では、選手たちが駐屯地から太郎坊へ移動し、標高約1,500mの火山灰地で練習していました。宮原選手は課業前に走り、週末にはチームメートらと富士山や箱根の金時山で走り込んでいたと紹介されています。 Number Web – ナンバー+1

通常は勤務時間外のトレーニングが基本であり、富士登山駅伝の準備期間には勤務時間内にも練習できる場合があると報じられています。 Number Web – ナンバー

地元チームには、次のような確認を繰り返せる利点があります。

  • 火山灰が乾いた日と湿った日の違い
  • 標高上昇に伴う呼吸や気温の変化
  • 勾配が急になる位置
  • 登りで歩幅を切り替える地点
  • 下りで速度を落とす地点
  • 中継点へ向けて減速を始める距離

ただし、2025年時点の週間練習回数や試走日程、詳細な練習メニューは公表されていません。

「毎日、本番コースを走っている」「自衛隊だけが自由にコースを使える」といった説明は避けるべきです。

確認できるのは、駐屯地が登山口に近く、選手が実際に太郎坊や富士山周辺で練習してきたことです。

近くに富士山があるだけでは強くなりません。その近さを反復練習へ変換しているから、地の利が競技力になるのです。

5.勝ち方と失敗を世代を超えて継承している

滝ケ原自衛隊の最大の強みは、特定の選手が一時的に活躍したことではありません。

1980年代から複数の世代にわたり、勝利を積み重ねてきたことです。

Number Webは2019年7月時点で、滝ケ原陸上部が最多25回の優勝を記録していたと報じています。その後、2019年、2022年、2023年、2024年、2025年の5大会でも滝ケ原が勝利しており、2025年大会終了時点では合計30勝となります。 御殿場市公式サイト+4Number Web – ナンバー+4御殿場市公式サイト+4

長期間にわたる強豪チームでは、選手や監督の交代を避けられません。

それでも勝利を続けるには、区間ごとの目標タイムだけでなく、火山灰の状態、ペースを落とす場所、襷を受ける姿勢、下山時の危険箇所などを次の世代へ残す必要があります。

具体的な練習マニュアルや継承方法は公開されていないため、ここからは僕の分析です。

30勝という成績は、個人の記憶が組織の知識へ変換されている可能性を示します。前年の成功だけでなく、転倒、失速、配置の失敗といった経験まで残せれば、新しい選手は同じ失敗を一から繰り返さずに済みます。

滝ケ原が蓄積してきたのは、筋力だけではありません。

富士山の変化へ対応するための「判断の型」です。


滝ケ原自衛隊の歴代成績は?30勝を優勝年で検証

滝ケ原自衛隊は、2025年大会終了時点で30回優勝しています。優勝年は六つの期間に分けて確認できます。

歴代30勝の内訳は次の通りです。

期間 優勝年 勝利数
第1期 1983・1984・1985・1986・1987年 5勝
第2期 1990・1991・1992年 3勝
第3期 1999・2000・2001・2002・2003・2004・2005・2006年 8勝
第4期 2008・2009・2010・2011・2012年 5勝
第5期 2015・2016・2017・2018・2019年 5勝
第6期 2022・2023・2024・2025年 4勝
合計 30大会 30勝

この一覧では、2020年と2021年の大会中止期間を挟み、2015年から2025年まで開催された9大会で連続優勝しています。

そのため「9年連続」ではなく、正確には開催大会として9連覇と表現するのが適切です。 ウィキペディア+1

歴代記録の確認には注意も必要です。

御殿場市陸上競技協会のウェブサイトで直接ダウンロードできる詳細成績は、現在、第49回と第50回が中心です。第49回以前の記録については、協会への問い合わせが案内されています。 御殿場市陸上競技協会

そこで本稿では、2019年時点で25勝とするNumber Webの記事、近年の公式大会報告、公開されている歴代優勝一覧を照合しました。

古い大会の記録は二次資料も併用しているため、今後、主催者から完全な歴代記録が公開された場合には再確認が必要です。

2025年は「部門優勝」と「全部門最速」を分けて考える

2025年大会では、自衛隊の部と一般の部で、それぞれ優勝チームが表彰されています。

  • 自衛隊の部優勝:御殿場・滝ケ原自衛隊
  • 一般の部優勝:トヨタスポーツマンクラブ

一般の部で優勝したのはトヨタスポーツマンクラブですが、両部門を通じて最も速いタイムを記録したのは滝ケ原自衛隊です。

公式成績では、滝ケ原が3時間55分07秒、トヨタスポーツマンクラブが4時間04分53秒でした。したがって、「2025年の全チーム中最速は滝ケ原自衛隊」と整理できます。 御殿場市陸上競技協会+1

「一般の部優勝」と「全参加チーム中の最速」を混同すると、大会結果の意味が変わってしまいます。

検索記事では、どの部門の順位なのかを明示することが重要です。


自衛隊の強さをどう見るべきか?今後の見通し

滝ケ原自衛隊の本当の強さは、基礎体力を富士山専用の競技技術へ変換する仕組みにあります。

ここからは、富士山の地形と山岳競技を見てきた僕の私見です。

「自衛隊だから根性がある」では説明できない

滝ケ原の強さを「自衛隊員は体力と根性があるから」と説明するだけでは、選手が磨いてきた技術を見落とします。

背のうを背負って移動する能力と、火山灰の急斜面を駅伝の速度で登る能力は同じではありません。通常訓練による基礎体力が土台になるとしても、その上に競技専用の練習が必要です。

5区では4.24kmで1,017mを登り、復路の7区では同じ標高差を3.66kmで下ります。

2024年大会では、7区を1km当たり2分20秒前後で下る選手の姿が報じられました。速さだけでなく、火山砂へ足を入れる角度、転石を避ける視線、中継点で止まるための減速判断が求められます。 RUNNET - 日本最大級!走る仲間のランニングポータル

精神力だけで攻略できる斜面ではありません。

滝ケ原が強いのは、富士山の不規則さを「接地」「歩幅」「呼吸」「配置」「減速」といった練習可能な課題へ分解してきたからだと考えます。

宮原徹選手の後継者育成が最大の焦点

今後の滝ケ原自衛隊にとって、大きな課題となるのは5区の世代交代です。

宮原徹選手が14年連続で区間賞を獲得した事実は、他チームに対する大きな優位性である一方、その記録が突出しているほど後継者選びは難しくなります。 FNN

ただし、2025年には2区の八嶋宏晃選手と4区の川崎雄哉選手も区間賞を獲得しました。

これは、滝ケ原が宮原選手一人だけで勝っているわけではないことを示しています。山岳区間へ入る前から先頭に立ち、5区で差を広げられる編成ができていました。 御殿場市陸上競技協会

後継者育成では、単に「次の宮原選手」を一人探す方法だけが正解とは限りません。

僕は、次の三つが現実的な選択肢になると考えます。

  • 5区専任に近い登坂型選手を長期育成する
  • 4区と5区の合計記録で優位に立つ編成を作る
  • 5区で大差をつけず、ロード区間と下山区間で補う

2025年のように複数区間で首位を取れるなら、5区の絶対的な区間賞記録が途切れても、チーム全体で差を維持できる可能性があります。

他の自衛隊チームとの差は小さくなり得る

2025年の第1空挺団は、滝ケ原から3分38秒差の2位でした。

48.19km、11区間の大会で3分38秒は大きな差に見えますが、1区間当たりに直せば約20秒です。中継の改善、選手配置の変更、山岳区間の強化によって縮まる可能性があります。

第1空挺団は2025年の6区と8区で区間賞を獲得しており、山頂往復と下山区間に強みを示しました。滝ケ原にも、毎年同じ勝ち方を続けるだけでは守り切れない競争圧力があります。 御殿場市陸上競技協会

2024年には、自衛隊の部2位の守山35普連が3時間57分22秒、3位の第1空挺団が3時間57分24秒で、差はわずか2秒でした。 RUNNET - 日本最大級!走る仲間のランニングポータル

一度の足滑りや襷渡しの遅れが順位を変える世界です。

滝ケ原の9連覇は圧倒的ですが、競争相手のいない記録ではありません。

一般チームが差を縮める条件

一般チームが自衛隊上位へ迫るには、一人の強いトレイルランナーを起用するだけでは足りません。

2024年の一般の部では、平成山岳会が4時間03分22秒で初優勝し、トヨタスポーツマンクラブとの差は44秒でした。2025年はトヨタスポーツマンクラブが4時間04分53秒で優勝し、平成山岳会との差は24秒です。 RUNNET - 日本最大級!走る仲間のランニングポータル+1

一般の部でも、山岳会、企業チーム、ランニングクラブが僅差で競っています。

自衛隊上位との差を縮めるために必要なのは、次のような編成です。

  • ロード区間で遅れない巡航型選手
  • 4区と5区を任せられる登坂型選手
  • 山頂付近の岩場に対応できる選手
  • 大砂走りを制御して下れる選手
  • 復路まで回復力を維持できる選手

富士登山駅伝は、山岳競技であると同時に駅伝です。

一人の突出したクライマーより、異なる地形へ対応できる6人をそろえたチームの方が、最終的には崩れにくいと考えられます。

過酷さではなく安全に完走する技術を評価したい

富士登山駅伝では、転倒や高速下山の映像が注目されやすくなります。

しかし、危険な行動そのものを勇敢さとして持ち上げるべきではありません。

御殿場市は、6区に傾斜35度以上の急勾配があり、薄い酸素が選手を苦しめると説明しています。7区と8区では、細かな火山岩が堆積した砂走りを高速で下ります。 御殿場市公式サイト

2025年大会では、終盤に天候が急変し、大砂走り付近の視界が悪化した様子も報じられました。 FNN

優れた山岳選手は、恐怖を感じない人ではありません。

路面と視界を読み、進める速度と越えてはいけない限界を判断できる人です。滝ケ原自衛隊の強さも、無謀さではなく、失敗の確率を小さくする準備にあると僕は考えます。


まとめ

富士登山駅伝で自衛隊が強い理由は、単純な体力や精神力だけではありません。

御殿場・滝ケ原自衛隊には、富士山の火山灰を使った実地練習、部内予選、登りのスペシャリストを生かす区間配置、登山口に近い地元環境、世代を超えた経験継承があります。

2025年8月3日の第50回大会では、滝ケ原自衛隊が3時間55分07秒で自衛隊の部を制し、開催大会として9連覇を達成しました。2区、4区、5区で区間賞を獲得しており、一人のエースだけに依存しない戦力も示しています。

歴代優勝は2025年大会終了時点で30回です。

富士山は、同じ斜面を毎年同じ表情では迎えてくれません。だからこそ、変化を観察し、判断を記録し、次の選手へ渡せるチームが強いのです。

滝ケ原がつないできたものは、一本の襷だけではありません。

富士山を速く、そして安全に走るための知識そのものです。


よくある質問

富士登山駅伝で最も優勝回数が多いチームは?

2025年大会終了時点では、御殿場・滝ケ原自衛隊の30回です。

1983年の初優勝以降、5連覇、8連覇などを記録し、2025年には開催大会として9連覇を達成しました。

2025年の富士登山駅伝で優勝したチームは?

自衛隊の部は御殿場・滝ケ原自衛隊が3時間55分07秒で優勝しました。

一般の部はトヨタスポーツマンクラブが4時間04分53秒で優勝しています。全部門を通じた最速タイムは滝ケ原自衛隊です。

宮原徹選手はなぜ注目されているのですか?

宮原徹選手は、4.24kmで標高を1,017m上げる5区のスペシャリストです。

2025年に45分36秒で区間賞を獲得し、FNNプライムオンラインは14年連続の区間賞と報じています。

富士登山駅伝は何人で走りますか?

1チーム6人で、往路と復路を合わせた11区間を走ります。

1区から5区の選手は登りと下りの両方を担当し、6区の選手は富士山頂で折り返します。

富士登山駅伝の距離と標高差は?

御殿場市の大会案内では、全長48.19km、標高差3,199mです。

御殿場市陸上競技場から富士山頂までを往復するコースで、6区には傾斜35度以上の場所もあります。

参照資料

  • 御殿場市陸上競技協会「過去大会結果」第50回大会成績表、2025年8月23日差し替え

https://gotemba-rk.jimdofree.com/富士登山駅伝競走大会/過去大会結果/

  • 御殿場市「富士登山駅伝競走大会」、2026年6月23日更新
富士登山駅伝競走大会 – 御殿場の魅力
御殿場を楽しむための情報が満載! イベントのお知らせや、富士山などのロケーション紹介、フォトアルバム、移住・定住にふるさと納税など、御殿場の様々な魅力を皆さんにお届けします!
  • 御殿場市「秩父宮記念第50回富士登山駅伝競走大会」、2025年9月3日公開
秩父宮記念第50回富士登山駅伝競走大会 – 市長にアクセス
  • Number Web「自衛隊最強の陸上部、滝ヶ原。富士山の歴史を継ぐ『軍武両道』。」、2019年7月23日公開
自衛隊最強の陸上部、滝ヶ原。富士山の歴史を継ぐ「軍武両道」。(千葉弓子)
タキガハラ。 尊敬を込めてそう呼ばれる、「自衛隊最強の陸上部」がある。 その陸上部があるのは、静岡県御殿場市の「陸上自衛隊滝ヶ原駐屯地」。標高700mの場所にあり、富士山の御殿場登山口にもほど近い。面積は東京ドーム10個分、主に普通科教導連...
  • Number Web「自衛隊に究極のストイックランナー。本業は装甲戦闘車の指揮と運転。」、2019年7月23日公開
自衛隊に究極のストイックランナー。本業は装甲戦闘車の指揮と運転。(千葉弓子)
富士登山駅伝の部内予選会の翌日とあって、この日の練習メニューは軽めだという。 だが、「自衛隊最強」といわれる滝ヶ原駐屯地の陸上部員たちがオリーブ色の大型ジープに乗り込んで向かったのは、富士山五合目の太郎坊だった。標高1500mの「高地」だ。
  • RUNNET「キロ2分20秒で転倒!?『富士登山駅伝』が今年も開催!一般の部は平成山岳会が初優勝 自衛隊の部は滝ケ原自衛隊が8連覇」、2024年8月6日公開
キロ2分20秒で転倒!?「富士登山駅伝」が今年も開催! 一般の部は平成山岳会が初優勝 自衛隊の部は滝ケ原自衛隊が8連覇
秩父宮記念第49回富士登山駅伝が8月4日(日)、御殿場市陸上競技場(標高521m)から富士山山頂(3720m)までを6人・11区間で往復する全長48.19km、標高差3199mのコースで開催されました。
  • FNNプライムオンライン「『富士登山駅伝』に密着!“高低差世界一”山頂まで往復」、2025年8月7日公開
【日本一過酷】「富士登山駅伝」に密着!“高低差世界一”山頂まで往復 転倒・天候急変も…17歳の挑戦「走っているときの爽快感」静岡|FNNプライムオンライン
8月3日、“日本一過酷な駅伝”と称される、「富士登山駅伝」の第50回目が開催されました。1976年に始まった、富士山の登山道を駆け抜ける「富士登山駅伝」。コースは、富士山の山頂までを往復する全長48.19km。標高差3199mは、駅伝では世...
  • 御殿場市「秩父宮記念第47回富士登山駅伝競走大会」、2022年大会報告
秩父宮記念第47回富士登山駅伝競走大会 – 御殿場の魅力
御殿場を楽しむための情報が満載! イベントのお知らせや、富士山などのロケーション紹介、フォトアルバム、移住・定住にふるさと納税など、御殿場の様々な魅力を皆さんにお届けします!
  • 「富士登山駅伝競走大会」歴代優勝チーム一覧・補助照合資料

https://ja.wikipedia.org/wiki/富士登山駅伝競走大会

執筆:神楽 岳志

登山エッセイスト|富士山研究家|自然体験ストーリーテラー

コメント

タイトルとURLをコピーしました