富士山駅から徒歩でほうとうを食べる候補は、約16分の「糸車」です。営業と提供可否は当日に確認しましょう。
地域情報サイトには「甲州ほうとう半ライスセット990円」が掲載されていますが、価格や営業時間には更新差があります。この記事では、情報源の種類を分けながら、糸車へ行ける時間の目安と代替候補を整理します。
富士山駅のほうとう店「糸車」はどんな店?
糸車は、富士山駅から徒歩約16分の場所にある和風レストランです。
住所は山梨県富士吉田市新西原2-32-5。Yahoo!マップでは富士山駅出口から徒歩約16分、食べログでは駅から972mと案内されています。
駅前に隣接する店ではないため、駅から往復する場合の徒歩時間は単純計算で約32分です。
まず、2026年8月6日22時台に確認できた公開情報を、情報源の種類とともに整理します。
確認項目 公開されている情報 情報源の区分
店名 和風レストラン 糸車 地域情報サイト
住所 山梨県富士吉田市新西原2-32-5 地域情報サイト・地図サイト
電話番号 0555-24-3244 地域情報サイト・地図サイト
富士山駅から 徒歩約16分、店舗ページ上の距離972m 地図サイト・検索サイト
ほうとうメニュー 甲州ほうとう半ライスセット 地域情報サイト
掲載価格 990円、価格変動の注意書きあり 地域情報サイト
営業時間 11:00~14:00、17:30~22:00との掲載 地域情報サイト
定休日 不定休 地域情報サイト
駐車場 5台 地域情報サイト
席数 28席、テーブル18席・座敷10席 地域情報サイト
PORTAには、上記の住所、電話番号、営業時間、定休日、駐車場、席数とともに、「甲州ほうとう半ライスセット990円」が掲載されています。ただし、価格については変動している場合があると明記されています。
糸車は、ほうとうだけを扱う専門店ではありません。
PORTAでは、割烹料亭出身の店主が営む和風レストランとして紹介され、定食、天丼、そば、うなぎなど、幅広い料理を扱う店であることが分かります。
これは店を選ぶうえで重要な特徴です。
「ほうとうを掲載している地元の和食店」であり、「常時複数のほうとうから選べる専門店」とは性格が異なります。
ほうとう以外の定食も選択肢に入れたい家族やグループには利用しやすい一方、何種類ものほうとうを比較したい人は、後述する専門店の方が目的に合う可能性があります。
山梨県公式観光サイトも独立した情報源ではない
山梨県公式観光情報サイト「富士の国やまなし観光ネット」にも糸車のページがあります。
ただし、そのページには「情報提供:山梨の情報サイトPORTA」と明記されています。県の観光サイトとPORTAに同じ内容が掲載されていても、別々の取材によって二重に確認された情報ではありません。
僕は飲食店情報を見るとき、掲載サイトの数だけで信頼度を判断しません。
同じ情報が別のページへ転載・連携されている場合、見た目は二つの情報源でも、根は一つだからです。
今回の糸車については、店舗独自の公式サイトや、更新日が明確な公式メニュー表を確認できませんでした。
そのため、この記事では「PORTAに掲載されている情報」として扱い、訪問日の営業や提供を保証する情報とは分けて考えます。
糸車の営業時間とほうとうメニューは現在どうなっている?
PORTAには甲州ほうとう半ライスセット990円が掲載されていますが、営業時間はサイトによって異なります。
PORTAと食べログに掲載されている時間を比べると、次のようになります。
時間帯 PORTA 食べログ
昼営業 11:00~14:00 11:00~15:00
夜営業 17:30~22:00 17:30~21:00
定休日 不定休 不定休
PORTAは昼14時まで、夜22時まで。食べログは昼15時まで、夜21時までと掲載しており、昼と夜の終了時刻にそれぞれ1時間の差があります。
この差は、11時30分や18時30分に訪れる人には大きな問題にならないかもしれません。
しかし、14時台や21時台に到着する人にとっては、店へ向かうかどうかを左右する重要な違いです。
たとえば14時20分に富士山駅へ到着し、「15時まで」という情報を見て歩き始めても、当日の昼営業が14時までなら間に合いません。
営業時間の境目に訪れる場合は、検索画面の数字だけで判断せず、店舗へ直接確認するのが確実です。
電話では3点だけ確認する
糸車へ向かう前に確認したいことは、次の3点です。
- 本日は営業しているか、何時まで入店できるか
- 甲州ほうとう半ライスセットを注文できるか
- 現在の価格と、おおよその提供時間はどうなっているか
電話番号は0555-24-3244です。
「富士山駅に○時に着き、○時の列車に乗る予定です」と伝えれば、時間内の利用が現実的か相談しやすくなります。
不定休の店では、「今日営業していますか」だけでなく、「今からほうとうを注文できますか」まで尋ねることが大切です。
営業中でも、仕入れ、売り切れ、時間帯別のメニューなどによって、掲載料理を注文できない可能性は残ります。
なお、この記事の作成にあたり、僕は店舗への電話取材や現地でのメニュー確認を行っていません。
確認できたのは公開情報までです。だからこそ、「990円で必ず食べられる」「掲載時間どおりに必ず営業している」とは断定しません。
駐車場と席数は旅行人数に合う?
PORTAでは、駐車場は5台、席数は28席と掲載されています。席の内訳はテーブル18席、座敷10席です。
車で訪れる人にとって、駐車場があることは利点です。
ただし、5台という規模を考えると、週末、連休、富士登山シーズンなどには満車になる可能性も想定しておく必要があります。
大人数での利用や、複数台の車で訪れる場合は、営業確認とあわせて駐車の可否も尋ねておくと安心です。

列車やバスまで60分・90分・120分なら糸車へ行ける?
徒歩で糸車を利用するなら、僕の目安は最低90分、落ち着いて食べるなら120分です。
Yahoo!マップの片道約16分を基準にすると、駅と店の往復だけで約32分かかります。
残り時間から32分を引いたすべてを食事に使えるわけではありません。
信号待ち、道の確認、入店、着席、注文、料理の提供、食事、会計、駅構内への移動まで含めて判断する必要があります。
列車・バスまでの残り時間 徒歩利用の判断 主な理由
60分未満 原則として見送る 往復約32分を除くと、店内で使える時間が少ない
60~90分 電話確認できた場合のみ検討 空席と提供時間が読めないと乗り遅れるリスクがある
90~120分 条件がよければ利用しやすい 荷物が少なく、待ち時間が短ければ現実的
120分以上 比較的余裕を持ちやすい 移動と食事の間に一定の予備時間を取れる
この表は店舗が公表した所要時間ではなく、地図上の徒歩時間をもとにした筆者の旅程目安です。
60分未満では店内時間が足りない
残り60分の場合、徒歩の往復約32分を差し引くと、残るのは約28分です。
その28分には、入店から会計までのすべてが含まれます。
すぐに席へ案内され、注文直後に料理が出るとは限りません。
熱い汁で提供されるほうとうを慌てて食べれば、食事を楽しめないだけでなく、駅へ戻る間も時間を気にし続けることになります。
残り60分未満なら、駅に近い別の食事を選ぶ方が現実的です。
「ほうとうでなければならない」のか、「富士吉田らしい郷土食を食べたい」のかも分けて考えてみてください。
富士吉田には吉田のうどんがありますが、ほうとうとは別の料理です。
ほうとうは幅広い麺や野菜を味噌仕立ての汁で煮込むのに対し、吉田のうどんは太く強い歯応えの麺を味わう郷土食です。
90分では条件をそろえて判断する
90分あれば、計算上は往復と食事が可能です。
ただし、営業中であること、ほうとうを提供できること、すぐに入店できることを確認できた場合に限ります。
大きなキャリーケースがある人、小さな子どもや高齢者と歩く人、雨や雪の日は、地図の徒歩16分より長くかかることがあります。
90分は「余裕がある時間」というより、条件をそろえれば利用を検討できる時間です。
120分あると旅程に余白を持てる
2時間あれば、片道16分を歩き、多少の待ち時間が発生しても駅へ戻りやすくなります。
ただし、不定休や中休みがあるため、時間が長ければ営業確認が不要になるわけではありません。
僕が旅程を考えるときに重視するのは、目的地までの距離よりも「行動全体に必要な時間」です。
徒歩16分という数字は店の入口に着くまでの目安にすぎません。
糸車を選ぶかどうかは、徒歩、待ち時間、調理、食事、会計を一つの行程として判断してください。
糸車が休みなら浅間茶屋富士吉田本店が代替候補
糸車でほうとうを注文できない場合は、北口本宮冨士浅間神社近くの「浅間茶屋富士吉田本店」が具体的な代替候補です。
浅間茶屋は、複数のほうとうを公式メニューで確認できる専門店です。
公式アクセスでは、富士山駅から徒歩約30分、バスで約15分、「浅間神社前」下車と案内されています。
徒歩で駅へ戻る旅程には向きにくいものの、北口本宮冨士浅間神社を観光する人や、バス、タクシー、自家用車を利用できる人には組み込みやすい立地です。
2026年8月6日に、公式サイトのトップページから移動できる現行メニューページで確認した情報は次のとおりです。
確認項目 浅間茶屋富士吉田本店の公式掲載
住所 山梨県富士吉田市上吉田5562-7
電話番号 0555-30-4010
営業時間 11:00~16:30
ラストオーダー 16:00
定休日 水曜日、月1回は連休あり
席数 90席
駐車場 乗用車20台、大型バス2台
支払い カード、PayPay利用可
現行メニューページには、営業時間11時から16時30分、ラストオーダー16時、水曜定休、月1回の連休ありと掲載されています。公式トップページには、2026年から毎週水曜日を定休とし、月1回は連休にするとの告知もあります。
主なほうとうの掲載価格は次のとおりです。
- 山梨さんろく豚の豚肉ほうとう:1,950円
- キムチほうとう:1,900円
- きのこほうとう:2,000円
- よっちゃばれほうとう:2,140円
- 平日限定・甲州牛カルビほうとう:2,520円
- ほうとうスペシャル:2,880円
いずれも、公式サイトの現行メニューページで2026年8月6日に確認した掲載価格です。メニュー、販売条件、価格は変更される可能性があるため、訪問前に最新情報を確認してください。
浅間茶屋の公式サイトには古いページも残っている
浅間茶屋を調べる際に注意したいのが、公式ドメイン内に内容の異なるページが残っていることです。
別の公式URLでは、豚肉ほうとう1,750円、営業時間11時から17時、不定休という情報が表示されます。さらに古い店舗詳細ページでは、営業時間11時から18時、年中無休と掲載されています。
すべて同じ公式ドメインであるため、検索結果だけを見ると、どの情報が新しいのか判断しにくい状態です。
この記事では、次の理由から、公式トップページと、そこから直接移動できるメニューページの情報を現行案内として扱いました。
- 公式トップページに2025年12月27日付の定休日変更告知がある
- 告知には「2026年より毎週水曜日は定休」と明記されている
- トップページのメニュー導線が新しい価格のページにつながっている
- 新しいメニューページの営業時間とトップページ下部の表示が一致している
これは公式サイト内の更新状況を比較したうえでの筆者の判断です。
水曜日の訪問、16時前後の到着、月1回の連休日に当たる可能性がある場合は、公式トップページを見るだけでなく、電話でも営業を確認してください。
糸車と浅間茶屋は目的で選び分ける
糸車は、地元の和風レストランで、ほうとう以外の定食や和食も選びたい人に向いています。
浅間茶屋は、複数のほうとうを比較したい人や、北口本宮冨士浅間神社の観光と食事を組み合わせたい人に向いています。
向いている人 糸車 浅間茶屋富士吉田本店
富士山駅から歩きたい 比較的選びやすい 徒歩約30分で遠い
ほうとうの種類を選びたい 掲載は1メニュー 複数の公式メニューあり
ほうとう以外も食べたい 定食や和食の選択肢あり ほうとう専門店として選びやすい
浅間神社も観光したい 目的地と方向が異なる 神社のすぐ近く
駐車場の台数を重視 掲載5台 乗用車20台
どちらが優れているかではなく、駅で使える時間と旅の目的が違います。
「駅から歩けること」を優先するなら糸車、「ほうとう専門店らしい選択肢」を優先するなら浅間茶屋という分け方が分かりやすいでしょう。

富士山駅でほうとう店を選ぶときの3つの基準
店名を見つけた後は、「メニュー」「営業」「移動」の3点を確認してください。
検索結果にほうとう店が表示されても、それだけでは旅程に組み込めるか判断できません。
1.メニューの確実性
糸車には、PORTAで甲州ほうとう半ライスセットの掲載があります。
ただし、店舗公式の現行メニューではないため、訪問日の提供と価格については確認が必要です。
浅間茶屋は公式サイトで複数のメニューを確認できますが、古い公式ページも検索結果に残っています。
「公式サイトだからどのページも最新」と思い込まず、トップページから現在のメニューへ入り直すことが大切です。
2.営業情報の確実性
糸車は、PORTAと食べログで閉店時間が異なります。
浅間茶屋も、現行ページと古いページで営業時間や定休日が異なります。
旅行当日は、営業時間の中央に当たる時間帯を選ぶと行き違いを減らせます。
閉店時刻、中休み、ラストオーダーに近い場合は、必ず電話確認を入れてください。
3.移動時間の確実性
糸車の徒歩約16分は、地図サービスが示す片道の目安です。
実際には、荷物、信号、天候、同行者の歩行速度、駅構内の移動によって変わります。
駅へ戻る人は片道ではなく往復で考え、さらに食事時間と予備時間を加えます。
僕は山の計画でも、「山頂まで何時間か」だけでは判断しません。
休憩や天候の変化を受け止める余白が、安全と満足を分けるからです。旅先の食事も、地図の数字に余白を加えた瞬間、慌ただしい予定から味わえる時間へ変わります。
この記事の情報確認範囲
この記事は、2026年8月6日22時台に次の公開情報を確認して作成しました。
- PORTAの糸車店舗ページ
- Yahoo!マップの糸車店舗ページ
- 食べログの糸車店舗ページ
- 富士の国やまなし観光ネットの糸車ページ
- 浅間茶屋公式サイトのトップページ、メニューページ、アクセスページ
- 検索結果に残る浅間茶屋の旧ページ
店舗への電話取材、駅からの徒歩実測、料理の実食は行っていません。
したがって、味、量、提供時間、当日の混雑状況については、実体験のように断定せず、確認できた掲載情報と筆者の旅程判断を分けて記載しています。
まとめ
富士山駅から徒歩でほうとうを食べる候補として、まず確認したいのが和風レストラン「糸車」です。
住所は山梨県富士吉田市新西原2-32-5。富士山駅出口から徒歩約16分で、PORTAには甲州ほうとう半ライスセット990円が掲載されています。
一方、営業時間はPORTAと食べログで異なり、定休日は不定休です。
徒歩利用では駅との往復だけで約32分かかるため、列車やバスまで最低90分、落ち着いて食事をするなら120分ほどを目安にしてください。
糸車が休みの場合や、複数のほうとうから選びたい場合は、北口本宮冨士浅間神社近くの浅間茶屋富士吉田本店が代替候補です。
浅間茶屋は、公式トップページから移動できる現行メニューを基準にすると、11時から16時30分、ラストオーダー16時、水曜定休、月1回は連休ありと案内されています。
富士の麓での食事は、店までの距離だけでは決まりません。
湯気の向こうにある土地の味までゆっくり受け取るために、旅程には一杯分の余白を残しておいてください。
よくある質問
富士山駅から歩いて行けるほうとう店はありますか?
徒歩候補として確認できるのが「糸車」です。
Yahoo!マップでは富士山駅出口から徒歩約16分、食べログでは駅から972mと掲載されています。ただし、「富士山駅に最も近いほうとう店」と店舗公式情報で認定されているわけではありません。
糸車のほうとうはいくらですか?
PORTAには「甲州ほうとう半ライスセット990円」と掲載されています。
同ページには価格が変動している場合があるとの注意書きがあるため、現在の価格と提供可否は電話番号0555-24-3244へ確認してください。
乗り換え時間が60分あれば糸車で食べられますか?
徒歩利用はおすすめしにくい時間です。
駅と糸車の往復だけで単純計算約32分かかるため、入店、注文、料理の提供、食事、会計を含めると余裕がほとんどありません。最低90分、できれば120分ほど確保するのが筆者の目安です。
神楽 岳志
登山エッセイスト|富士山研究家|自然体験ストーリーテラー


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