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赤ちゃん連れの富士山グランピング|設備・食事・寝具で確認したいポイント

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山梨の高原で赤ちゃんを抱いた家族がプライベートドームの前で過ごすグランピング旅行のイメージ 絶景スポット&観光情報

赤ちゃん連れの山梨グランピングは、眺望より寝床・風呂・トイレ・離乳食設備・雨天動線を優先すると失敗を減らせます。

この記事では山梨県北杜市の「Glamping My Dear, -グランピング マイディア-」を具体例に、0〜1歳の赤ちゃんと泊まる際に確認したい設備や寝具、ミルク・離乳食環境を整理します。なお、Glamping My Dear,は河口湖・山中湖などの富士北麓にある施設ではありません。富士山ビュー最優先の宿探しとは分けて考える必要があります。

赤ちゃん連れの山梨グランピングで最優先すべき設備とは?

赤ちゃんとのグランピングでは、豪華なBBQや写真映えするドームより、夜中や雨の日でも普段に近い育児ができるかを最初に確認することが大切です。

僕なら、予約画面で最初に見るのは「専用の風呂・トイレ」「冷暖房」「冷蔵庫・電子レンジ・電気ケトル」「赤ちゃんの安全な寝床」「雨を避けられる食事場所」の5点です。

大人だけなら、トイレまで少し歩くこともアウトドア体験の一部になります。

しかし赤ちゃんが一緒なら、深夜のおむつ交換後に冷えた屋外を歩く、雨のなか管理棟へミルク用のお湯を取りに行く、といった小さな負担が旅行全体の疲労につながります。

予約前の確認項目は、次のように整理すると判断しやすくなります。

確認項目 赤ちゃん連れで見るポイント 予約前に確認したいこと
風呂・トイレ 深夜や入浴時の移動を減らせるか 客室専用か、客室からどれほど離れているか
冷暖房 山間部の朝晩の冷え込みに対応できるか 客室だけでなく食事場所でも利用できるか
冷蔵庫・電子レンジ 離乳食の保存・加熱ができるか 24時間使えるか、共用か専用か
電気ケトル・調乳設備 ミルクを普段に近い手順で作れるか ケトル、洗浄場所、消毒用品の有無
赤ちゃん用寝具 月齢に合う安全な寝床を確保できるか ベビーベッドの対象月齢、台数、予約の要否
食事スペース 雨・寒さ・風の影響を抑えられるか 屋根・壁・空調、客室からの移動方法
赤ちゃん用品 荷物と現地での負担を減らせるか 無料・有料、予約制か、在庫数
販売品 忘れ物への対応力があるか おむつのサイズ、粉ミルクの種類、在庫
夜の過ごし方 赤ちゃんが寝た後に親も休めるか 寝室以外に静かに過ごせる空間があるか

ここで重要なのは、「電子レンジあり」「ベビーベッドあり」という設備名だけで判断しないことです。

必要な時間に、必要な場所で、本当に使えるのか。

この一段深い確認が、赤ちゃん連れの宿選びでは大きな差になります。

たとえば電子レンジが共用棟にしかなく、夜は利用できないなら、離乳食の加熱設備としては使いにくいかもしれません。ベビーベッドが1台しかなく先着順なら、「設備一覧に掲載されている」というだけでは安心できません。

赤ちゃんとの旅行では、昼間の写真では見えない部分に快適さがあります。

僕は山の宿を選ぶときも、晴天の日にどれほど美しいかだけではなく、雨が降ったときにどう過ごせるかを見ます。赤ちゃん連れのグランピングなら、なおさら「予定が崩れた日の強さ」が大切です。


北杜市のGlamping My Dear,は富士北麓ではない|どんな施設?

山梨県北杜市武川町柳澤2953-3にある「Glamping My Dear, -グランピング マイディア-」は、富士山麓の河口湖・山中湖・富士吉田エリアにある施設ではありません。

北杜市は山梨県北西部に位置し、八ヶ岳や南アルプスに近い自然豊かな地域です。

そのため、「客室から大きな富士山を眺めること」を第一目的にしたグランピングとは性格が異なります。

一方、2026年9月時点の施設案内を見ると、赤ちゃんとの滞在を具体的に検討しやすい設備が多く公開されています。

施設はミキハウス子育て総研株式会社による「ウェルカムベビーのお宿」認定を掲げています。

施設の説明では、「ウェルカムベビーのお宿」は100項目の認定基準のうち70項目以上を満たすことが条件とされ、Glamping My Dear,は80項目以上を満たして認定されたと案内されています。

もちろん、認定を受けているからといって、すべての月齢・家庭に自動的に最適という意味ではありません。

それでも、赤ちゃん連れの宿を探す側からすれば、子ども向け設備が抽象的な「ファミリー歓迎」で終わらず、具体的に公開されている点は比較材料になります。

施設公式の案内では、コーナーガード、コンセントカバー、冷蔵庫、電子レンジ、客室内のプライベートバスなどが紹介されています。

さらに、ベビーバス、ベビーチェア、おねしょマット、絵本、おもちゃ、哺乳瓶消毒キット、ベッドガードなどのレンタル用品も案内されています。

客室設備としては、赤ちゃん用カトラリー、ベビー便座、おむつバケツ、紙エプロン、ミルトンケース、ベビーバス、食事用ベビー椅子なども掲載。

そして赤ちゃんの睡眠環境を考えるうえで見逃せないのが、ベビーベッド「ココネルエ」がキッズ備品として案内されている点です。

ただし、公開されている設備名だけで予約を確定するのではなく、ベビーベッドについては台数、対象月齢・体重などの利用条件、予約が必要かどうか、希望するドーム内のどこに設置できるかまで確認しておくと安心です。

レンタル品についても同様です。

無料か有料か、宿泊料金に含まれるか、事前予約制か、数に限りがあるかは、実際の宿泊日やプランによって確認が必要な情報です。

「あるかどうか」の次に、「自分の宿泊日に使えるか」を聞く。

これが赤ちゃん連れの予約では重要だと僕は考えます。

施設では、おむつや粉ミルクの販売、キッズ用シャンプーなども案内されています。

ただし、これも「何も持って行かなくていい」という意味ではありません。

おむつにはサイズがあり、粉ミルクには普段飲んでいる商品があります。

赤ちゃん用品は、旅先で突然別の物に変えるより、普段必ず使う物は必要量を持参し、現地販売を不足時の補助と考えるほうが現実的でしょう。

※画像はAIによるイメージ

1日3組限定のドームは赤ちゃん連れにどう使える?

Glamping My Dear,は1日3組限定のグランピング施設として案内され、最大5名まで泊まれるドームがあります。

客室タイプによって、寝具構成が異なります。

オリオンドームはシングルベッド4台で、定員は2〜5名。4名以上では追加マットレスが用意される案内です。

スピカドームは厚手マットレス2台で、定員2〜5名。3名以上では追加マットレスが用意されます。

また、両タイプとも全天候型の専用食事スペースと、バス・トイレが案内されています。

赤ちゃん連れで僕が評価したいのは、ドームの広さや豪華さそのものではありません。

眠る・食べる・入浴する・トイレへ行くという一日の基本動作を、家族単位の空間で完結させやすいことです。

ただし、「専用設備がある」ことと「雨に一滴も濡れず移動できる」ことは別です。

実際のドームと食事スペース、風呂・トイレの位置関係や屋根のつながり、移動距離は、赤ちゃんを抱いて歩く場面を想定して確認したいところです。

特に抱っこ紐を使わず腕で抱える月齢では、わずかな段差や濡れた地面でも負担は増します。

予約前に施設へ確認するなら、「雨の日に赤ちゃんを抱いたまま、寝室から食事場所・風呂・トイレへどう移動しますか」と具体的に聞くと、写真だけでは分からない動線を把握しやすくなります。

アクセスについては、施設案内で東京都内から車で約2時間10分、須玉ICから約20分、JR日野春駅からタクシーで約15分とされています。

また、車載ナビゲーションでは異なる場所へ案内される場合があるとして、Googleマップで施設名を検索するよう注意が案内されています。

赤ちゃんとの旅行では、到着直前に30分迷うだけでも、おむつ交換や授乳、昼寝のタイミングが崩れかねません。

僕はアクセスの分かりやすさも、赤ちゃん連れにとっては「設備の一部」だと考えています。


離乳食・ミルクはどこまで対応できる?

Glamping My Dear,では、2026年9月時点の案内に冷蔵庫、電子レンジ、電気ケトルが掲載されています。

さらに、哺乳瓶消毒キットやミルトンケース・錠剤・洗剤なども紹介されているため、赤ちゃんのミルクや離乳食をどう準備するか、予約前にかなり具体的に想像できます。

これは赤ちゃん連れの宿選びでは大きなポイントです。

離乳食期には、ベビーフードを保管する冷蔵庫、温める電子レンジ、調乳に使うお湯など、家では当たり前に使っている設備が旅先でも必要になります。

特に確認したいのは、次の4点です。

  • 冷蔵庫に離乳食や飲み物を十分保管できるか
  • 電子レンジを早朝・夜間にも利用できるか
  • 電気ケトルが客室内にあり自由に使えるか
  • 哺乳瓶を洗う場所と、消毒用品の利用条件はどうなっているか

施設情報に設備名が書かれていても、利用場所や時間が分からなければ、赤ちゃんとの実際の生活には落とし込めません。

だから僕なら、「ありますか」だけでなく「どこで、いつ使えますか」まで聞きます。

一方、大人向けの食事では、施設案内に甲州牛または甲州ワインビーフ、富士桜ポーク、焼き野菜、チーズアヒージョ、ピザなどを含むグランピングBBQが掲載されています。

朝食としてはホットサンド、野菜サラダ、スープ、ヨーグルトなどが案内され、子ども向けにはハンバーグ、フランクフルト、焼きおにぎりなどのキッズセットも掲載されています。

ただし、メニューは変更される可能性があります。

また、キッズセットがあることと、離乳食に対応していることは同じではありません。

離乳食初期・中期などで大人の食事を取り分けにくい赤ちゃんの場合は、普段食べ慣れている市販のベビーフードを持参し、宿の電子レンジや冷蔵庫を活用するほうが組み立てやすいでしょう。

旅先だからといって、赤ちゃんの食事まで特別にする必要はありません。

知らない場所で過ごすからこそ、慣れたミルク、慣れたスプーン、慣れた味が安心につながります。

またBBQでは、食事内容と同じくらい熱源と赤ちゃんとの距離を考えておきたいところです。

赤ちゃんを抱いたまま焼き台を扱わずに済むよう、「調理する人」と「赤ちゃんを見る人」を分けておくだけでも、食事中の慌ただしさは減らせます。

施設ではピザ作り、天体観測、お野菜マルシェなどの体験も案内されています。

しかし赤ちゃん連れなら、すべて体験しようと予定を詰め込む必要はありません。

昼寝が長引いたらドームで過ごす。

機嫌がよければ外へ出る。

夜まで起きていられたら星空を見る。

何もしない時間を快適に過ごせる宿かどうか。

僕はここを、赤ちゃんとのグランピングでかなり大切な基準だと考えています。


赤ちゃんの寝具は「ベッドかマットレスか」より安全な寝床で選ぶ

赤ちゃん連れのグランピングで、最も慎重に確認したいものの一つが睡眠環境です。

Glamping My Dear,では、オリオンドームにシングルベッド4台、スピカドームに厚手マットレス2台が用意される一方、キッズ備品としてベビーベッド「ココネルエ」やベッドガードが掲載されています。

ここで注意したいのは、「ベッドガードがあるから乳児でも大人用ベッドで安心」とは考えられないことです。

こども家庭庁は乳児の睡眠について、身体が沈み込まない硬めで平坦な寝具を使うこと、1歳になるまでは寝かせる際にあお向けにすること、寝床の周囲に窒息につながる物を置かないことなどを案内しています。

また、事故防止の観点から、大人用ベッドではなく可能な限りベビーベッドを利用することも示されています。

さらに、大人用ベッドに後付けする幼児用ベッドガードについては、生後18カ月未満の乳幼児には使用しないよう注意喚起されています。

つまり、宿の設備一覧に「ベッドガード」と書かれていること自体は、乳児の安全な寝床を保証するものではありません。

対象年齢を確認し、その子の月齢に合った寝具を選ぶ必要があります。

スピカドームについては、施設側が「添い寝安心」と案内している場合でも、宿泊上の使いやすさを表す表現と、乳児の安全な睡眠環境は分けて考えたほうがよいでしょう。

大人にとって柔らかく心地よい寝具が、そのまま乳児向けとは限りません。

※画像はAIによるイメージ

予約する前には、「ベビーベッドは何台ありますか」「事前予約が必要ですか」「対象月齢・体重などの条件はありますか」「客室のどこへ設置できますか」と確認すると、当日の寝床を具体的に決められます。

旅行当日に「どこで寝かせよう」と考え始めるのでは遅いのです。

宿を予約する段階で、赤ちゃんが眠る場所まで決めておく。

これだけで赤ちゃん連れグランピングの準備はかなり現実的になります。

僕は長く山で夜を越してきましたが、どれほど美しい朝焼けが待っていても、眠れない夜の翌日は風景を楽しむ余裕がなくなります。

赤ちゃんとの旅行なら、なおさら睡眠を観光より先に考える価値があります。


富士山ビューと赤ちゃん向け設備は分けて選ぶべき?

富士山を目的に山梨へ旅行する場合は、「富士山を見る宿」と「赤ちゃんと過ごしやすい宿」を同じ条件だと思わないことが重要です。

河口湖、山中湖、富士吉田、忍野などの富士北麓は、富士山を間近に感じる旅行を計画しやすいエリアです。

一方、今回取り上げているGlamping My Dear,は北杜市にあり、富士北麓のグランピング施設ではありません。

したがって、「富士山グランピング」で検索して訪れた人が候補を選ぶなら、まず目的を二つに分けると判断しやすくなります。

富士山の眺望が旅の最優先なら、河口湖・山中湖・富士吉田など富士北麓を中心に探す。

反対に、富士山旅行と組み合わせながらも、専用バス・トイレや電子レンジ、ベビーベッド、哺乳瓶消毒用品などの育児設備を優先したいなら、北杜市を含めて山梨県全体へ候補を広げる方法があります。

この違いを最初に整理しておかないと、「山梨だから富士山が大きく見えると思った」「富士山旅行なのに移動時間が想像より長かった」というズレにつながります。

僕は、赤ちゃん連れの旅行では景色の最大値より、快適さの最低値を上げるほうが満足しやすいと考えています。

富士山は雲で見えなくなることがあります。

しかし、富士山が見えなかった日でも、温かい室内で離乳食を用意でき、赤ちゃんが安全に眠れ、雨に悩まされず食事ができたなら、家族旅行そのものまで外れになるわけではありません。

この視点は、富士山周辺で宿を探すときにも使えます。

眺望写真だけではなく、「雨の日に一日ここで過ごしても困らないか」と考えてください。

赤ちゃんがいる時期には、その問いの答えが宿の本当の使いやすさを教えてくれます。


Glamping My Dear,を予約する前に何を確認する?料金・備品・雨天動線のチェックポイント

2026年9月時点で確認できる施設情報だけでも、Glamping My Dear,は赤ちゃん連れで検討しやすい要素を多く備えています。

ただし、実際に予約する前には、公開ページだけでは確定できない条件を個別に確認することをおすすめします。

特に聞いておきたいのは次の項目です。

  • 希望日の宿泊料金と、赤ちゃん・子どもの料金区分
  • 食事付き・素泊まりなど利用プランごとの条件
  • キャンセル料が発生する時期と金額
  • ベビーベッドの対象月齢・体重、台数、事前予約の要否
  • ベビーバスやベビーチェアなどレンタル品の無料・有料
  • 哺乳瓶消毒用品やミルトン関連用品の提供条件
  • おむつや粉ミルクの販売サイズ・種類・在庫
  • 客室から専用ダイニング、風呂、トイレまでの実際の移動方法
  • 雨天時に傘が必要な場所があるか
  • 赤ちゃんが寝たあと、大人が寝室以外で静かに過ごせる場所があるか

料金、プラン、キャンセル条件、レンタル品、販売品などは変更される可能性があるため、予約時点の公式案内を確認してください。

僕がこの中で特に重視したいのは、最後の「赤ちゃんが寝たあと、大人はどこで過ごせるか」です。

赤ちゃん向け宿泊施設を比較すると、どうしてもベビーベッドや離乳食用品ばかりに目が向きます。

しかしワンルーム型の客室では、赤ちゃんが眠った瞬間から照明を暗くし、テレビや会話も控えなければならないことがあります。

専用ダイニングなど寝室とは別に使える場所があるなら、赤ちゃんを寝かせた後も、大人が静かに夕食を続けられる可能性があります。

これは設備表では見落としやすい視点です。

赤ちゃんが快適に眠れることと、親が休めることは、別々の条件ではありません。

親が疲れ切れば、翌日の移動や観光にも余裕がなくなります。

赤ちゃん連れのグランピングは、「子ども用品が多い施設」を探すだけではなく、家族全体の24時間を設計できる宿を選ぶことが大切なのです。


僕なら赤ちゃん連れの山梨グランピングをどう選ぶか

ここからは、公開情報を踏まえた僕自身の考えです。

僕なら赤ちゃんとの初めてのグランピングでは、晴れた日に一番楽しい宿ではなく、雨の日でも困らない宿を選びます。

赤ちゃんはチェックイン時刻に合わせて昼寝をしてくれません。

夕食開始と同時に機嫌よく座ってくれるとも限らず、楽しみにしていた星空の時間に眠ってしまうこともあります。

山の天気も同じです。

富士も八ヶ岳も、こちらの予約日に合わせて雲をどけてくれるわけではありません。

そのため僕なら、候補施設を見つけたら三つの質問に置き換えます。

「この子は安全にどこで寝るのか」

「いつもの離乳食やミルクを無理なく用意できるか」

「大雨でも食事・風呂・トイレに困らないか」

この三つに明確な答えがあれば、予定していた観光を一つ諦めても旅行全体は崩れにくくなります。

Glamping My Dear,は、少なくとも2026年9月時点の公開情報では、電子レンジ、冷蔵庫、電気ケトル、ベビーベッド、ベビーバス、哺乳瓶消毒関連用品、おむつバケツなど、赤ちゃん連れが知りたい設備を具体的に確認できます。

さらに、専用の全天候型食事スペースやバス・トイレが案内されている点も、生活動線を考える材料になります。

僕がグランピングに感じる魅力は、単に「キャンプを豪華にしたもの」ではありません。

小さな子どもやアウトドアに慣れていない家族が、自然との距離を無理なく縮められる宿泊方法でもあります。

ただし、その魅力を最大限に生かすには、「何があるか」だけではなく「その家族に合っているか」を確認しなければなりません。

寝返り前の赤ちゃんと、はいはいをする赤ちゃんでは室内で気になる場所が違います。

つかまり立ちを始めれば、家具や熱源への接近も気になります。

離乳食初期と完了期では必要な食事設備も変わります。

だからこそ、「ウェルカムベビー」という看板だけで判断せず、予約時に月齢を伝えて相談することに意味があります。

富士山の麓でも、北杜市の高原でも、自然の旅には予定外があります。

けれど僕は、予定外をなくすことが旅の成功だとは思いません。

予定が変わっても、赤ちゃんが眠れ、親も食事ができ、家族が穏やかに一日を終えられる。

その余白をつくってくれる宿こそ、赤ちゃん連れには強い宿です。


まとめ|赤ちゃん連れの山梨グランピングは「生活できるか」で選ぶ

赤ちゃん連れの山梨グランピングでは、景色やBBQの豪華さより、風呂・トイレ、冷暖房、離乳食・調乳設備、安全な寝床、雨天時の動線を先に確認することが大切です。

北杜市のGlamping My Dear,は富士北麓の施設ではありませんが、2026年9月時点の案内では「ウェルカムベビーのお宿」認定、1日3組限定のドーム、専用の食事スペースやバス・トイレ、電子レンジ、冷蔵庫、電気ケトル、ベビーベッド、ベビーバス、哺乳瓶消毒関連用品などが掲載されています。

一方、設備の台数、利用条件、レンタル料金、予約の要否、宿泊料金、キャンセル条件などは、実際の予約前に最新情報を確認したい部分です。

また、富士山を大きく眺めることが旅行の主目的なら、北杜市ではなく河口湖・山中湖・富士吉田など富士北麓を中心に宿を探すほうが目的に合いやすくなります。

赤ちゃんの寝具についても、単に「ベッドかマットレスか」で選ばず、月齢に適した安全な寝床を確保できるかを確認してください。

特に大人用ベッドへ取り付ける幼児用ベッドガードは、生後18カ月未満の乳幼児には使用しないよう注意喚起されています。

赤ちゃんを旅行の予定に合わせるのではなく、赤ちゃんの普段の生活をなるべく崩さず旅ができる宿を選ぶ。

僕が赤ちゃんとの山梨旅行で大切にしたいのは、この考え方です。

富士山が雲に隠れた日でも、予定していた星空が見えなかった夜でも、赤ちゃんが穏やかに眠り、家族で温かな食事を囲めたなら、その時間は十分に旅の記憶になります。

山は、晴れた姿だけが美しいわけではありません。

家族旅行も同じです。


よくある質問

Glamping My Dear,は富士山麓のグランピング施設ですか?

いいえ。Glamping My Dear,は山梨県北杜市武川町にあり、河口湖・山中湖・富士吉田などの富士北麓エリアにある施設ではありません。

富士山の眺望を最優先する場合は富士北麓を中心に探し、赤ちゃん向け設備や生活動線を重視する場合は北杜市を含め山梨県全体へ候補を広げると選びやすくなります。

Glamping My Dear,にはベビーベッドや離乳食用の設備がありますか?

2026年9月時点の施設案内では、ベビーベッド「ココネルエ」、ベビーバス、冷蔵庫、電子レンジ、電気ケトル、哺乳瓶消毒関連用品などが掲載されています。

台数、対象月齢、予約の要否、無料・有料などの利用条件は、宿泊前に最新情報を確認してください。

赤ちゃんは大人用ベッドにベッドガードを付ければ安全ですか?

年齢によっては適しません。

こども家庭庁は、大人用ベッドに後付けする幼児用ベッドガードについて、生後18カ月未満の乳幼児には使用しないよう注意を呼びかけています。乳児はできるだけベビーベッドを利用し、硬めで平坦な寝具など、月齢に合った安全な睡眠環境を整えることが大切です。

神楽 岳志(かぐら・たけし)

登山エッセイスト|富士山研究家|自然体験ストーリーテラー

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