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富士山登山2026年最新ガイド|開山期間・規制・料金を総まとめ

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富士登山

更新日:2026年8月2日/情報確認:同日午前8時

2026年8月2日現在、富士山4ルートとお鉢巡りは開通し、各登山口で規制が運用されています。

吉田ルートの通行料、静岡県側3ルートの入山料はいずれも1人1回4,000円です。ただし、予約方法、午後2時以降の条件、人数制限はルートによって異なります。

先に結論を整理します。

  • 吉田・須走ルートは7月1日から開山中
  • 富士宮・御殿場ルートは7月10日から開山中
  • 富士山頂のお鉢巡りは7月10日に全線開通
  • 吉田ルートは1日4,000人の上限と午後2時から翌午前3時のゲート規制
  • 静岡県側は事前学習、入山料納付、夜間入山時の山小屋予約が必要
  • 吉田ルートは専用予約システム、静岡県側は「静岡県FUJI NAVI」を利用

富士登山オフィシャルサイトでは、8月2日の確認時点で警報・注意喚起の掲載はありません。火山情報は8月1日参照で噴火警戒レベル1、警戒事項は「特になし」と表示されています。

ただし、これは登山中の安全を保証するものではありません。強風、雷、濃霧、大雨による閉鎖や交通運休は当日にも起こり得るため、出発直前に再確認してください。富士登山+1

2026年8月現在、富士山の登山道はどこまで開通している?

4つの登山ルートと富士山頂のお鉢巡りは、2026年8月2日現在すべて開通しています。

吉田・須走ルートは7月1日に、富士宮・御殿場ルートは7月10日に開山しました。お鉢巡りも7月10日に全線開通しています。富士登山+1

登山ルート 2026年の開山期間 8月2日の状況 料金の正式名称 金額
吉田ルート 7月1日~9月10日 開通中 通行料 4,000円
須走ルート 7月1日~9月10日 開通中 入山料 4,000円
富士宮ルート 7月10日~9月10日 開通中 入山料 4,000円
御殿場ルート 7月10日~9月10日 開通中 入山料 4,000円
山頂お鉢巡り 7月10日から 全線開通中 ― ―

吉田ルートの登山道は9月10日までで、下山道は9月11日の午前中まで通行できる予定です。

静岡県側では、須走ルートが9月10日午後5時まで、富士宮ルート六合目以上と御殿場ルート五合目以上も9月10日午後5時までの予定です。天候や登山道の状態により、予定より早く閉鎖される場合があります。富士登山

出典・確認先:山梨県、静岡県、富士登山オフィシャルサイト/2026年8月2日確認

8月時点で利用できる救護所は?

救護体制は、4ルートで同じではありません。

吉田ルートでは、五合目、七合目、八合目の救護所が運用されています。八合目救護所は9月7日までの予定で、9月2日は一時閉所と案内されています。

富士宮ルートの八合目にある富士山衛生センターは、7月17日から9月6日まで24時間開設されます。須走口五合目の救護所は、開山期間中の午前6時から午後9時までです。

一方、御殿場ルートには常設の救護所がありません。距離が長いうえに山小屋も少ないため、体調不良が起きてから助けを求めるのではなく、早い段階で下山を決める必要があります。富士登山

開山していることと、すべての施設が同じ期間・時間で利用できることは別です。

トイレ、案内所、救護所、山小屋、売店にはそれぞれ供用期間があります。「登山道が開いているから何でも利用できる」と考えず、使う施設まで確認してください。


2025年から2026年の富士登山は何が変わった?

2026年のニュース性は、料金が4,000円であることだけではありません。

須走ルートの開山日前倒し、予約時の道間違い対策、FUJI NAVIの機能追加、吉田口下部区間の料金免除が主な変更点です。

1.須走ルートの開山日が7月1日に前倒し

須走ルートは、2026年から吉田ルートと同じ7月1日に開山しました。

本八合目から上で吉田ルートと合流するため、静岡県が山梨県と足並みをそろえた形です。富士宮・御殿場ルートは従来どおり7月10日開山となりました。静岡県公式ウェブサイト+1

ただし、須走口が早く開いても、7月9日まではお鉢巡りが閉鎖されていました。

2026年8月現在はすでに全線開通していますが、「山頂に着ける日」と「山頂を一周できる日」は必ずしも同じではないことを覚えておきたいところです。富士登山+1

2.吉田ルート予約時に下山道分岐の画像を表示

吉田ルートの人数、時間、料金に関する主要ルールは、2025年から大きく変わっていません。

一方、2026年の通行予約システムには、吉田ルートと須走ルートの分岐場所を画像で示す機能が新しく加わりました。登山装備の確認と遵守事項への誓約も、予約画面で行います。山梨県公式サイト+1

この変更は小さく見えて、実務上は重要です。

吉田・須走ルートは山頂付近で合流しますが、下山途中で再び分かれます。分岐を見落とすと、予定していた五合目とは異なる静岡県側へ下りてしまう可能性があります。

僕が富士山の講座や登山準備で繰り返し伝えてきたのも、山頂より下山道の確認です。

登頂の喜びで注意力が落ちる下山時こそ、標識の色、ルート名、バスの出発地を意識しなければなりません。

3.静岡県FUJI NAVIに地図機能が追加

静岡県側3ルートの手続きに使われる公式アプリ「静岡県FUJI NAVI」には、2026年から地図を活用した安全登山支援機能が加わりました。

主な機能は次のとおりです。

  • 登山ルールとマナーの事前学習
  • 学習後の確認テスト
  • 登山者情報の登録
  • 入山料の事前決済
  • 二次元コード形式の入山証発行
  • 気象情報などのプッシュ通知
  • 現在地の高度表示
  • 山小屋などの施設情報
  • 現在地から目的地までの所要時間検索

対応言語は、日本語、英語、韓国語、中国語の繁体字・簡体字、タイ語、ベトナム語、インドネシア語の7言語です。アプリを利用せず、現地で手続きすることもできます。静岡県公式ウェブサイト+1

アプリは判断材料を増やしてくれますが、電池切れや通信状況に備え、モバイルバッテリーと紙の地図も用意してください。

スマートフォンに現在地が表示されても、強風の中で進むべきかどうかまでは決めてくれません。

4.馬返しから五合目だけの利用は通行料免除に

2026年度から吉田口の麓にある馬返しと五合目の間だけを利用する人は、指定場所で当日に免除申請を行うことで通行料が免除されます。

ただし、そのまま山頂を目指す場合は、六合目付近の窓口で4,000円の通行料を支払わなければなりません。免除は自動適用ではなく、所定の申請が必要です。山梨県公式サイト

これは、歴史ある吉田口登山道を五合目まで歩く人と、山頂を目指す夏山登山者を制度上分けたものです。

富士山を「山頂へ急ぐ道」だけでなく、信仰と歴史をたどる道として歩く選択肢にも光が当たった変更だと、僕は感じています。


吉田ルートと静岡県側では規制がどう違う?

料金は同じ4,000円でも、山梨県側と静岡県側では制度の仕組みが異なります。

山梨県側では正式に「通行料」、静岡県側では「入山料」と呼ばれています。記事や予約画面を見るときは、同じ料金だと決めつけず、利用する登山口の案内を確認してください。

吉田ルートは人数・時間・装備を規制

吉田ルートでは、五合目から上へ向かう登山者に次のルールが適用されます。

  • 通行料は1人1回4,000円
  • 午後2時から翌午前3時までゲートを閉鎖
  • 山小屋宿泊者を除き、1日4,000人が上限
  • 山小屋宿泊者は時間・人数規制の対象外
  • 山小屋宿泊者も通行料の支払いは必要
  • 防寒具、上下セパレート式雨具、登山に適した靴を確認
  • 事前予約は推奨だが、空きがあれば当日手続きも可能

山小屋宿泊者が除外されるのは、午後2時以降の時間規制と1日4,000人の人数規制です。通行料4,000円が免除されるわけではありません。山梨県公式サイト+1

事前予約枠は前日まで1日3,000人分で、当日分を含む上限が4,000人です。

決済にはクレジットカードとPayPayが使えます。通行予約は山小屋予約とは別なので、宿泊する人は必ず両方の手続きを確認してください。山梨県公式サイト

午後2時は五合目到着時刻ではない

山小屋へ宿泊しない登山者は、午後2時までに五合目のゲートを通過する必要があります。

2026年のシャトルバス時刻表では、富士山パーキングを午後1時30分に出る便は、五合目到着が午後2時5分です。ゲート規制に間に合わせる便としては使えません。富士急バス

駐車、乗車券購入、バス待ち、トイレ、着替え、入山手続き、高度順応を考えると、初めての登山者は午前中に五合目へ到着する計画が現実的です。

山小屋宿泊者であっても、遅い出発は暗い登山道での行動や到着遅れにつながります。午後2時以降に通れるかではなく、明るいうちに山小屋へ着けるかを基準にしてください。

静岡県側は事前学習と夜間の宿泊条件が柱

富士宮・御殿場・須走ルートでは、五合目から入山する人に次の3条件が課されています。

  • 富士山の保全と安全登山に関する事前学習
  • 入山料1人1回4,000円の納付
  • 午後2時から翌午前3時に入山する場合の山小屋宿泊予約

手続き完了後、登山口でリストバンドが配布されます。

現地受付もできますが、FUJI NAVIで事前学習、情報登録、決済まで済ませておくと、五合目での待ち時間を減らしやすくなります。静岡県公式ウェブサイト+1

静岡県側には、吉田ルートのような「1日4,000人」という共通の人数上限は示されていません。

その代わり、登山者全員に事前学習と入山料を求め、午後2時以降の入山を山小屋宿泊者に限定する設計です。


富士山登山2026年の費用と交通はいくら必要?

吉田ルートを1人で自家用車を使って1泊2日で登る場合、装備代と自宅から富士山までの交通費を除き、約2万6,800円から3万1,000円が一つの予算目安です。

これは、駐車料金を1人で全額負担し、吉田ルート七合目の東洋館に1泊2食付きで宿泊する場合の筆者試算です。

費用項目 金額の目安 試算の前提
吉田ルート通行料 4,000円 1人1回
富士山パーキング 1,000円 自家用車1台分
五合目シャトルバス 3,400円 大人往復
山小屋 15,400~17,600円 東洋館・1名用・1泊2食付き
飲料・食事・トイレ等 3,000~5,000円 筆者の予備費を含む試算
合計 26,800~31,000円 装備・自宅からの交通費を除く

富士山パーキングの料金は、マイカー規制期間中1台1,000円です。2人以上で同じ車に乗る場合は、駐車料金を人数で分けて考えられます。山梨県公式サイト

富士山パーキングと富士スバルライン五合目を結ぶシャトルバスは、2026年7月1日改定後、大人往復3,400円、小人往復1,700円です。富士急バス

東洋館が2026年5月1日に公表した1名用シングルルームの1泊2食付き料金は、7月1日から8日まで1万5,400円、7月9日から9月8日まで1万7,600円です。

宿泊料金に吉田ルートの通行料は含まれていません。海抜一万尺 東洋館【公式】富士山吉田ルート5合目登山口から約3時間

価格確認日:2026年8月2日

山小屋の料金は、施設、曜日、部屋、食事、予約時期によって変わります。満室や受付終了の場合もあるため、上の金額は富士山全体の共通料金ではありません。

登山用品をレンタルする場合は、雨具、登山靴、ザック、防寒着などのレンタル料金が別途加わります。セット内容や受取方法で価格が変わるため、予約前に最新料金と返却条件を確認してください。

静岡県側の駐車場とバス料金

富士宮口では、7月10日午前9時から9月10日午後6時までマイカー規制が実施されています。

水ヶ塚駐車場は平日1台1,500円、土日祝日と8月13日から16日までは1台2,000円です。富士宮口五合目までのシャトルバスは大人片道1,320円、往復割引2,400円です。静岡県公式ウェブサイト+1

須走口の乗換駐車場は無料で、五合目までのシャトルバスは大人片道1,370円、往復割引2,400円です。

御殿場口はマイカー規制がなく、新五合目の駐車場は無料です。ただし、御殿場ルートは登山距離が長いため、駐車料金だけでルートを選ぶのは勧められません。静岡県公式ウェブサイト+1

バスや道路は悪天候で運休・通行止めになる場合があります。

特に富士宮口では、大雨による道路規制が始まると、シャトルバスやタクシーも原則通行できなくなる可能性があります。帰りの便まで含めて当日の運行状況を確認してください。富士宮市公式サイト


初心者はどのルートを選び、何を準備すべき?

初めての富士登山では、僕は吉田ルートを1泊2日で登る計画を基本に考えます。

山小屋と救護所が比較的多く、登山道と下山道が分かれているためです。ただし、本八合目より上は須走ルートと合流し、ご来光前には混雑しやすくなります。

4ルートの特徴は次のとおりです。

  • 吉田ルート:登り6.8キロ・約6時間、下り7キロ・約4時間。施設が多いが混雑しやすい
  • 須走ルート:登り6.9キロ・約7時間、下り6.2キロ・約4時間。樹林帯があり、本八合目から吉田ルートと合流
  • 富士宮ルート:登り下り各4.3キロ。登り約5時間、下り約3時間。最短だが岩場が多く、同じ道を往復する
  • 御殿場ルート:登り10.5キロ・約9時間、下り8.4キロ・約4時間。距離が長く、山小屋と救護施設が少ない

登山口の標高も、吉田口2,305メートル、須走口2,000メートル、富士宮口2,400メートル、御殿場口1,440メートルと大きく異なります。富士登山+1

富士宮ルートは距離が短い一方、短時間で高度を上げるため、高所に慣れる余裕を取りにくい面があります。

御殿場ルートは比較的混雑を避けやすいものの、「空いているから初心者向け」ではありません。低い標高から長時間歩く体力と、自分で危険を管理する経験が求められます。

五合目で高度順応の時間を取る

五合目へ着いたら、すぐ登り始めず、食事、トイレ、着替え、装備確認をしながら高度に体を慣らしてください。

登り始めは歩幅を小さくし、会話を続けられる程度の呼吸を保ちます。

頭痛、吐き気、めまい、ふらつき、強い倦怠感が出た場合は、休憩して様子を見ます。症状が改善しない、または悪化する場合は、山頂へ進まず高度を下げることが基本です。

山梨県も、富士山では低圧・低酸素による高山病が起こり、弾丸登山による睡眠不足がリスクを高めると注意を呼びかけています。山梨県公式サイト

必要装備は「ゲートを通るため」ではない

吉田ルートで確認される防寒具、上下セパレート式雨具、登山に適した靴に加え、次の装備を準備してください。

  • 速乾性の下着と長袖
  • 防寒着
  • 防水透湿性の上下セパレート式雨具
  • 履き慣れた登山靴
  • 帽子と手袋
  • ヘッドライトと予備電池
  • 飲料水と行動食
  • 地図と登山計画
  • 携帯電話とモバイルバッテリー
  • 現金と小銭
  • 身分証明書と保険情報
  • ごみを持ち帰る袋

山頂では夏でも最低気温が氷点下になる場合があります。

薄いビニール製の雨具や綿の衣類は、雨と強風が重なった際に体温を守り切れません。装備確認を通過するためではなく、数時間にわたって自分の命を守れるかという視点で選んでください。山梨県公式サイト

撤退条件を出発前に決める

富士山では、登山を始めてから「どこまで頑張るか」を考えると、交通費や山小屋代への未練が判断に入り込みます。

計画の段階で、次のような中止・撤退条件を決めてください。

  • 登山道やアクセス道路が閉鎖された
  • シャトルバスや公共交通機関が運休した
  • 雷や暴風、大雨の危険が高まった
  • 山小屋の到着予定時刻に大幅に遅れた
  • 高山病の症状が休んでも改善しない
  • 雨具や防寒具が機能しない
  • 同行者の歩行速度や受け答えに異変がある
  • 下山に必要な時間と体力が残っていない

ご来光を山頂で見ることだけを、富士登山の成功条件にする必要はありません。

吉田ルートでは五合目より上の登山道や山小屋周辺からも日の出を望めます。混雑や体調に応じて、明るくなってから山頂へ向かう計画も立派な選択です。


2026年の規制を富士山研究家はどう見る?

ここからは、十代から富士山を歩き、大学で地理学と火山・自然環境を学んできた僕の私見です。

2026年の制度で重要なのは、4,000円を集めることそのものではありません。

山梨県側では人数、時間、装備、予約時の誓約を一つの流れにし、静岡県側では事前学習、料金、夜間の宿泊条件、FUJI NAVIを組み合わせています。

つまり、規制の中心が「山中で危険な人を止める」ことから、登山口へ来る前に計画を見直してもらうことへ移っています。

富士山での事故や行動不能は、山中で突然生まれるとは限りません。

山小屋を予約しない、天気を調べない、靴を試さない、下山先を確認しない。麓で見過ごした小さな準備不足が、標高3,000メートルを超えた場所で大きな問題になります。

その意味で、通行予約や事前学習は、登山者を拒む壁ではありません。

自分が富士山へ入る準備を整えたか、一度立ち止まって確かめる山門です。

一方で、山梨県と静岡県で手続きが違うことは、初めて登る人や海外からの登山者にとって分かりにくさを残します。

同じ4,000円でも名称が違い、予約先も異なり、夜間規制の表現も同じではありません。今後は、富士山全体で表示や案内をさらに統一していくことが望ましいと僕は考えます。

もう一つ注意したいのが、アプリへの過信です。

FUJI NAVIの地図や現在地表示は便利ですが、端末の故障、電池切れ、低温、雨、通信状況の影響を受けます。技術は判断を助けても、登山者に代わって撤退を決めてはくれません。

富士山は、山頂へ到達した人だけを受け入れる山ではありません。

八合目で引き返した人にも、山小屋の前で朝日を迎えた人にも、天候を見て五合目から帰った人にも、それぞれの富士山があります。

霧に隠れる富士は、人の心の迷いに似ています。

進む理由ばかりを探し始めたときこそ、戻るべき理由を静かに見直してください。


まとめ

2026年8月2日現在、富士山の吉田、須走、富士宮、御殿場の4ルートと、山頂のお鉢巡りは開通しています。

吉田ルートの通行料と、静岡県側3ルートの入山料は、いずれも1人1回4,000円です。

吉田ルートでは、山小屋宿泊者を除く午後2時から翌午前3時のゲート閉鎖、1日4,000人の人数上限、五合目での装備確認が行われます。

静岡県側では、事前学習、入山料の納付、午後2時から翌午前3時に入山する場合の山小屋宿泊予約が必要です。

2026年は須走ルートの開山日が7月1日に前倒しされ、吉田ルート予約時の分岐案内、FUJI NAVIの地図機能、馬返しから五合目までの通行料免除制度も加わりました。

開山日、料金、予約だけでは、登山計画は完成しません。

山小屋、交通、装備、天候、救護体制、下山先、撤退条件まで決めて初めて、安全な富士登山に近づけます。


よくある質問

2026年8月現在、富士山は登れますか?

2026年8月2日の確認時点では、吉田、須走、富士宮、御殿場の4ルートとお鉢巡りが開通しています。

ただし、悪天候や登山道の損傷で一時閉鎖される場合があります。登山前日だけでなく、当日の出発直前にも公式情報を確認してください。

2026年の富士山の料金はいくらですか?

吉田ルートは通行料、静岡県側の須走・富士宮・御殿場ルートは入山料として、1人1回4,000円が必要です。

山小屋、駐車場、シャトルバス、飲食、トイレ、装備、保険などの費用は別にかかります。

吉田ルートは予約なしでも登れますか?

当日に人数枠が残っていれば、現地で通行料を支払って入山できます。

ただし、山小屋宿泊者を除く人数上限は1日4,000人です。混雑日には上限へ達する可能性があるため、登山日が決まっている場合は事前予約が安心です。

山小屋へ泊まれば4,000円は不要ですか?

必要です。

吉田ルートの山小屋宿泊者は、午後2時以降の時間規制と1日4,000人の人数規制から除外されますが、通行料4,000円は支払います。山小屋料金にも通常は含まれていません。

午後2時以降でも富士山へ入れますか?

吉田ルートでは午後2時から翌午前3時までゲートが閉鎖されますが、予約済みの山小屋へ宿泊する人は時間規制の対象外です。

静岡県側3ルートも、同じ時間帯に入山する場合は山小屋の宿泊予約が必要です。

初心者に御殿場ルートはおすすめですか?

一般的には、初めての富士登山には向きにくいルートです。

登山口の標高が低く、登り約10.5キロ、標準約9時間と長いうえ、山小屋が少なく常設救護所もありません。混雑の少なさだけで選ばず、自分の体力と経験を基準にしてください。

記事の確認方法: 山梨県、静岡県、富士登山オフィシャルサイト、交通事業者、山小屋公式発表を2026年8月2日に照合。予定情報と同日時点の開通状況を分けて記載しています。料金、運行、施設の供用状況は変更される場合があります。

執筆:神楽 岳志(登山エッセイスト|富士山研究家|自然体験ストーリーテラー)

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