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富士山周辺のおすすめ日帰り温泉まとめ|絶景・秘湯・立ち寄り湯を一気に網羅

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絶景スポット&観光情報

東京から車を走らせて2時間。冬の澄んだ空気の中、フロントガラス越しに、白く冠雪した富士山がぐっと大きくなっていく――。
「泊まりはむずかしい。でも、今日はどこかでちゃんと息をつきたい。」
そんな日こそ、富士山のふもとで日帰り温泉に浸かる時間は、思っている以上に心をほどく力を持っています。

湯気の向こうに浮かぶ富士山を、今日はあなたのためだけの景色にしませんか。

このページでは、富士山を眺めながら入れる絶景露天から、地元の人に愛されるローカルな温泉、登山後に汗を流せる立ち寄り湯まで、富士山周辺の日帰り温泉をエリア別・シーン別にわかりやすく網羅して紹介します。

  • 富士山周辺の日帰り温泉の“別格な理由”
  • 富士五湖・御殿場・静岡側などエリア別おすすめ温泉
  • カップル・子連れ・登山後などシーン別の選び方
  • 失敗しないための料金・混雑・持ち物チェック
  • イメージしやすい日帰りモデルプラン

タオル一枚分の荷物で、心の荷物をそっと置いてくる旅へ。さあ、どの湯から行きましょうか。


  1. 富士山周辺の日帰り温泉が“別格”な理由
    1. 世界遺産「信仰の対象と芸術の源泉」を、湯に浸かりながら味わえる
    2. 火山の恵みが育てた、多彩な泉質とロケーション
    3. 日帰りでも行きやすいアクセスの良さ
  2. エリア別・富士山周辺おすすめ日帰り温泉マップ
    1. 富士五湖の王道エリア(河口湖・山中湖・忍野・鳴沢)
      1. 富士眺望の湯 ゆらり(鳴沢村)|富士山ビュー×16種類の湯船で王道の日帰り温泉
      2. 山中湖温泉 紅富士の湯(山中湖村)|冬の「紅富士」とアルカリ泉が魅力
      3. その他の富士五湖エリアおすすめ日帰り温泉
    2. 御殿場・須走エリア|アウトレットと温泉で一日完結
      1. 木の花の湯(御殿場)|アウトレット直結の富士山展望温泉
    3. 静岡側(富士宮・富士市周辺)のローカル日帰り温泉
    4. ちょっと足を延ばす“富士見え”温泉(箱根・伊豆)
  3. シーン別・あなたに合う富士山日帰り温泉の選び方
    1. カップル・夫婦で行くなら|貸切風呂と景色、静かな休憩スペース
    2. 子連れ・三世代で行くなら|食事処・畳の休憩所・キッズフレンドリー
    3. 登山・トレッキングの汗を流すなら|営業時間とアクセス重視
    4. サウナ&“ととのう”重視派なら|外気浴スペースとロケーション
    5. 雨の日の富士山観光の“切り札”として
  4. 失敗しない!富士山周辺日帰り温泉のチェックポイント
    1. 料金相場とコスパの見方
    2. 混雑しやすい時間帯・季節
    3. 冬の道路状況・運転の注意点
    4. 持ち物リスト&温泉マナー
  5. モデルプランでイメージする「富士山×日帰り温泉」
    1. 【東京発】王道・河口湖&鳴沢「絶景ゆったりプラン」
    2. 【山中湖メイン】富士山撮影+湖畔さんぽ+紅富士の湯
    3. 【富士登山後】吉田口・須走口からの汗流しモデル
  6. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. 富士山周辺の日帰り温泉、平均的な予算はいくらくらい?
    2. Q2. タトゥーがあっても入れる温泉はある?
    3. Q3. 冬でも車で行ける?スタッドレスは必須?
    4. Q4. 子連れでも安心して行ける施設は?
    5. Q5. 日帰り温泉だけで富士山を満喫できるモデルコースはある?
  7. まとめ|タオル一枚で、世界遺産のふもとへ
  8. 参考情報・出典

富士山周辺の日帰り温泉が“別格”な理由

世界遺産「信仰の対象と芸術の源泉」を、湯に浸かりながら味わえる

富士山は、ユネスコの世界文化遺産「Fujisan, sacred place and source of artistic inspiration(信仰の対象と芸術の源泉)」として登録されています。
評価されているのは「山の高さ」ではなく、富士山を遥拝してきた浅間神社の数々、葛飾北斎の浮世絵に代表される芸術、富士講の巡礼道などを含んだ広い“富士山の物語”そのものです。*1

つまり、富士山のふもとの日帰り温泉に浸かるということは、世界遺産に認定された風景のど真ん中で、湯船に揺られているということ。
僕はいつも「これ、冷静に考えるととんでもない贅沢だな」とニヤニヤしてしまいます。

登山で山頂を目指す富士山も大好きですが、
「世界遺産の眺めを、お風呂から独り占めする」という楽しみ方は、また別の中毒性があります。この記事を書きながらも、「早く次の休みに浸かりに行きたい…」と本気でうずうずしています。

火山の恵みが育てた、多彩な泉質とロケーション

富士山は、何度も噴火を繰り返してきた成層火山です。その裾野には、その活動の影響を受けた地下水系が広がっていて、
地理学を専攻していた僕から見ると、「よくぞここまで温泉に恵まれたエリアができたな」と感心せずにはいられません。

その結果、富士五湖周辺から御殿場、富士宮エリアにかけて、

  • 肌当たりのやさしいアルカリ性単純温泉
  • 溶岩層から湧き出すミネラル豊富な温泉
  • 湯船から富士山の稜線を真正面に望める露天風呂

といった具合に、泉質も、見える景色も、個性の強い「富士山の子どもたち」が点在しています。
同じ一日でも、どの湯を選ぶかでまったく違う旅になる。その「選ぶ楽しさ」も、富士山周辺の日帰り温泉の大きな魅力です。

日帰りでも行きやすいアクセスの良さ

そして、僕が何度も「日帰りで行けるから大丈夫」と背中を押してきたポイントが、アクセスのシンプルさです。

  • 車の場合:新宿から中央自動車道で河口湖ICまで約1時間40分前後。そこから各温泉へは10〜30分ほど。
  • 高速バス+路線バス:新宿〜富士山駅・河口湖駅行きの高速バスが一日に何本も出ていて、駅から温泉への送迎や路線バスを使えば、車がなくても十分日帰り圏内。

僕自身、原稿を書き終えた日の午後にふらっと車を出して、夕方にはもう富士山を正面に見ながら湯船で脱力している…なんてことがよくあります。

高速を降りて30分後、あなたはもう、日本一の山を正面に見ながら目を閉じている。
そう考えると、「今度の休み、ちょっと行ってみようかな」という気持ちが、少し現実に近づいてきませんか。


エリア別・富士山周辺おすすめ日帰り温泉マップ

ここからが、個人的に一番テンションが上がるパートです。
「今日はどのエリアの湯と富士山をセットで味わうか」――それを選ぶだけで、もう半分旅は始まっています。

まずは王道の富士五湖エリアから、御殿場・静岡側のローカル湯まで。
僕自身が何度も通って「ここは間違いない」と思った代表的なスポットを、ギュッと絞って紹介していきます。

富士五湖の王道エリア(河口湖・山中湖・忍野・鳴沢)

富士眺望の湯 ゆらり(鳴沢村)|富士山ビュー×16種類の湯船で王道の日帰り温泉

鳴沢村にある「富士眺望の湯 ゆらり」は、その名のとおり「富士山を眺めるための温泉」と言っていいくらい、景色に全振りした日帰り温泉です。

  • 木々の向こうに富士山がふっと顔を出す「霊峰露天風呂」
  • 視界いっぱいに富士山が広がり、思わず無言になる「パノラマ風呂」
  • 洞窟風呂・蒸し風呂・炭酸泉など、全16種類の「ちょっと試してみたくなる」浴槽たち
  • 地元食材を使った食事処と、つい本気で昼寝してしまう畳の休憩スペース

道の駅「なるさわ」に隣接し、河口湖ICから車で約10分というアクセスの良さもあって、
「富士山×日帰り温泉デビュー」にまず推したい、教科書的な一軒です。公式サイトでは入浴料金やタオル付きプラン、割引情報もこまめに更新されています。*2

写真では伝わらない。湯面に揺れる逆さ富士を見た瞬間、なぜか胸がきゅっとなる。
初めて友人を連れて行ったとき、みんな同じタイミングで「うわ…」と声が漏れて、心の中でガッツポーズしたのを今でもよく覚えています。

山中湖温泉 紅富士の湯(山中湖村)|冬の「紅富士」とアルカリ泉が魅力

山中湖畔にある「山中湖温泉 紅富士の湯」は、富士山が真正面にドーンと構える、わかりやすく気持ちいい絶景露天です。

  • pH10.3の強アルカリ性単純温泉で、肌ざわりはとろっとなめらか
  • 露天風呂からは、四季折々の富士山と森の風景がパノラマで広がる
  • 冬の朝には、朝焼けで赤く染まる「紅富士」や、条件が合えば「ダイヤモンド富士」に出会えることも

山中湖観光協会のサイトでは、紅富士・ダイヤモンド富士が狙いやすいシーズンや時間帯が詳しく紹介されていて、
カメラ好きの僕は、ついスケジュール帳とにらめっこしてしまいます。「写真も撮りたいし、温泉にも浸かりたい」欲張りな人にぴったりの一軒です。*3

その他の富士五湖エリアおすすめ日帰り温泉

富士五湖エリアは、正直「一日では回りきれない」くらい魅力的な温泉が詰まっています。その中から、タイプの違う4つをピックアップします。

  • 山中湖平野温泉 石割の湯
    静かな森に囲まれた和風の温泉。ハイキングとセットで楽しむのにぴったりで、「今日はのんびり森派」という日に選びたい場所。
  • ふじやま温泉(富士急ハイランド隣接)
    迫力ある吹き抜けの内湯と露天風呂が魅力。遊園地で全力ではしゃいだあと、「ここで力尽きよう」と決めておける安心感があります。
  • 富士山溶岩の湯 泉水
    富士山の溶岩を使った浴槽が特徴的で、ローカル感のある落ち着いた雰囲気。観光客でごった返す場所が苦手な人にもおすすめです。
  • 葭之池温泉(吉田エリア)
    100年以上続く歴史ある温泉。昔ながらの共同浴場の空気が残っていて、「地元の生活の中の温泉」を体感したい人にはたまらない一軒。

富士五湖エリアだけでも、「絶景重視」「地元感重視」「観光とセット」と、好みに合わせて選べます。
正直、このエリアだけで一本記事が書けるくらいなので、「今日はどのテーマで攻めるか」を決めてから行くのがおすすめです。

御殿場・須走エリア|アウトレットと温泉で一日完結

東名高速・御殿場ICを降りた周辺は、御殿場プレミアム・アウトレットを中心にショッピング施設がぎゅっと集まったエリア。
「買い物もしたいし、温泉も外せない」という欲張りコースを、日帰りでサクッと叶えられます。

木の花の湯(御殿場)|アウトレット直結の富士山展望温泉

御殿場プレミアム・アウトレット内にある「木の花の湯」は、買い物カゴを置いたら、そのまま富士山ビューの露天風呂へ直行できる日帰り温泉です。

  • 深さ約130cmの立ち湯で、富士山を眺めながら「ぷかぷか」できる
  • 幅約10mの展望風呂から、雄大な富士山を一望
  • 富士山ビューの貸切個室露天(有料)で、しっぽり過ごすことも可能

実際に行ってみると、「お風呂の中まで富士山尽くし」という表現が大げさでないのがわかります。*4
ショッピング好きなカップルや夫婦なら、

買い物で歩き疲れた体を、最後に富士山を眺めながらゆっくりととのえる。
そんな一日の締めくくりができる、使い勝手抜群の立ち寄り湯です。

静岡側(富士宮・富士市周辺)のローカル日帰り温泉

「富士山本宮浅間大社」や「白糸の滝」で知られる富士宮市周辺には、観光客だけでなく地元の人にもしっかり愛されている温泉施設が点在しています。

  • 富士山本宮浅間大社にお参り → 門前でランチ → ローカル温泉で汗を流す
  • 白糸の滝や田貫湖の絶景散策 → 帰りにひと風呂立ち寄る

こんな「静岡側からの富士山日帰りコース」を組み立てると、観光と温泉のバランスがちょうどよくなります。

ガイドブックにドーンと出てくる派手さはないかもしれませんが、
「今日は観光というより、静かに富士山のふもとで過ごしたい」という日にハマるエリアです。
観光情報サイトや自治体のページで、営業時間・定休日・設備などを事前にチェックしておきましょう。

ちょっと足を延ばす“富士見え”温泉(箱根・伊豆)

「せっかくなら、もう少しドライブして別の温泉地も…」という方には、箱根や伊豆方面の“富士山が見える温泉”も十分射程圏内です。

  • 箱根・芦ノ湖周辺の展望温泉(湖と富士山を一度に楽しめるスポットが多いエリア)
  • 伊豆長岡・戸田方面から駿河湾越しに富士山を望む温泉(海越しの富士山が好きな人にはたまらない眺め)

この記事では詳しく掘り下げませんが、「宿泊客だけ」ではなく日帰り入浴OKの施設もたくさんあります
時間とガソリンに少し余裕があるなら、第二候補としてルートに組み込んでみるのも面白いですよ。


シーン別・あなたに合う富士山日帰り温泉の選び方

同じ「富士山日帰り温泉」でも、誰と行くか・何を一番楽しみにしているかで、ベストな場所はガラッと変わります。
ここからは、僕が実際にあちこち連れ歩きながら「ここはカップル向きだな」「これは完全に子連れ向きだ」と感じてきたポイントを、シーンごとにギュッと整理してみます。

カップル・夫婦で行くなら|貸切風呂と景色、静かな休憩スペース

大人同士でゆっくりしたい旅なら、チェックしたいのはこの3つです。

  • 貸切風呂個室休憩があるか
  • 露天風呂からしっかり富士山ビューが望めるか
  • 混雑時間帯を避けやすいか(静かに過ごせるか)

この3つが揃うと、移動中から「今日、絶対当たり日だな…」という予感しかしません。

「富士眺望の湯 ゆらり」には、眺望の良い貸切風呂(要予約・別料金)も用意されていて、
実際に入ってみると、「ああ、これは完全に“大人のごほうびタイム”だな」とニヤけてしまいます。*2

登る富士山もいいけれど、眺めながら“ととのう”富士山は、もっと大人のごほうびだ。
記念日デートにも、なんでもない日の「ちょっと贅沢」にも、どちらにもハマる選び方です。

子連れ・三世代で行くなら|食事処・畳の休憩所・キッズフレンドリー

子どもやおじいちゃん・おばあちゃんと一緒の旅だと、「みんなが安心して過ごせるか」が最重要ポイントになります。

  • 浴槽の段差や深さが極端にきつくないか
  • 食事処や広い休憩所が館内にあるか(外に出なくていいか)
  • ベビーベッドやキッズスペースなど、小さな子向けの設備があるか

富士五湖エリアの日帰り温泉は、ファミリー利用がとても多く、お子さん連れでも過ごしやすい造りの施設が目立ちます。
僕も取材でよく家族連れに話を聞きますが、「畳の広い休憩所があるだけで、子どもが昼寝してくれて旅が一気に楽になりました」といった声を本当によく聞きます。

公式サイトや、ニフティ温泉・旅行メディアのレビューなどで、
「子連れで行きました」「家族で利用しました」という口コミだけをピックアップして読むと、かなりイメージが掴みやすくなりますよ。*5

登山・トレッキングの汗を流すなら|営業時間とアクセス重視

富士登山や周辺のトレッキングの後は、とにかく「できるだけ早くお風呂!」ですよね。僕も毎回そうです。
そんなときに優先したいのは、次の3つです。

  • 登山口から車で30分以内で行けるか
  • 夜遅く(~22時頃)まで営業しているか
  • 駐車場が広く、出入りしやすいか

吉田口・スバルライン側からであれば、河口湖・鳴沢エリアの温泉がアクセス良好。
須走口・御殿場口側からなら、御殿場市内や山中湖周辺の日帰り温泉が候補になります。

僕はよく、下山時間から逆算して「この時間なら、ちょうど夕焼け+露天風呂だな」と計算してしまいます。

空が群青に変わるころ、露天風呂から見上げる富士山は、昼よりも少しだけ近く見える。
そんな時間帯を狙って下山計画を立てると、疲れよりワクワクのほうが勝ってきます。

サウナ&“ととのう”重視派なら|外気浴スペースとロケーション

サウナ好きの方には、声を大にして伝えたいポイントがあります。
最近、富士山周辺でも「サウナに本気を出している日帰り温泉」が着実に増えてきています。

  • サウナの種類(ドライ・フィンランド式・ミストサウナなど)が自分好みか
  • 水風呂の温度や広さ(キンキン派か、やさしめ派か)
  • 外気浴スペースの有無とロケーション(富士山が見えるかどうか)

この3つが揃うと、「ととのいイスに座った瞬間に、もう勝ち確」です。
写真や口コミで「外気浴から富士山が見える」と書いてあったら、そこはかなり期待していいと思います。

雨の日の富士山観光の“切り札”として

どれだけ天気予報を睨んでも、富士山はときどきあっさり雲の中に隠れてしまいます。
でも、そんな日こそ「じゃあ今日は温泉メインにしようか」と切り替えられると、一気に旅が楽しくなります。

  • 内湯が広くて明るい施設(外が雨でも気分が沈みにくい)
  • 岩盤浴・リクライニングスペース・マンガコーナーなど、長時間いられる設備
  • 天候に左右されにくい電車+バスルートで行ける場所

これらが揃っている日帰り温泉を一つでも知っておくと、
「富士山が見えない=今日はハズレ」ではなく、「富士山が見えない日は、のんびり温泉Dayにする日」に変わります。

僕も取材のたびに、予報が外れてガッツリ曇り…なんてことを何度も経験してきましたが、
そんな日ほど「来てよかった」と感じさせてくれる温泉に出会えるんですよね。


失敗しない!富士山周辺日帰り温泉のチェックポイント

料金相場とコスパの見方

まずは気になる「お金の話」からいきましょう。
富士五湖・御殿場エリアの日帰り温泉は、だいたいこのあたりが目安です。

  • 大人:おおよそ800〜1,700円前後
  • 子ども:数百円〜1,000円前後

*2*5*6
タオルセット込み・岩盤浴付き・夜間割引など、施設ごとに料金体系がけっこう違います。
僕もよく現地で「うわ、このプランお得じゃん!」とテンションが上がるので、行く前に一度は公式サイトをチェックしておくのがおすすめです。

「料金が少し高めだな」と感じても、
・富士山の見え方
・お風呂の種類(何種類楽しめるか)
・休憩スペースや無料サービス(漫画・マッサージ機・ドリンクなど)
まで含めて見ると、結果的にコスパが良い場合も多い
です。

僕の体感では、「今日はちょっと奮発したな」という温泉ほど、
帰りの車の中で「また来よう」と話題になる率が高いです。

混雑しやすい時間帯・季節

せっかくなら、できるだけ落ち着いて入りたいですよね。
そのためにも、「混みやすいタイミング」をざっくり頭に入れておくと行動しやすくなります。

特に混雑しやすいのは、

  • 土日祝日の15〜19時
  • 夏休み・お盆・年末年始などの長期休暇
  • 紅葉シーズン(10〜11月)や雪景色を狙う冬の晴れた休日

あたりです。

逆に、できるだけゆっくり入りたいなら、

  • 平日
  • 土日でも午前中〜14時頃までの早い時間

を狙うと、体感的にもかなりラクになります。

僕はよく、「午前中に観光して、昼ごはんを早めに済ませてから温泉」という流れにしますが、
このパターンだと露天風呂がびっくりするくらい静かなことも多くて、思わずニヤリとしてしまいます。

冬の道路状況・運転の注意点

冬の富士山は、本当にきれいです。きれいなんですが、その裏側で道路事情は一気にハードモードになります。

冬季(特に12〜3月)は、

  • 早朝・夜間の路面凍結
  • 雪によるチェーン規制や通行止め

が発生しやすくなります。
スタッドレスタイヤやチェーンは、「あったほうが安心」ではなく「基本装備」くらいの気持ちで準備しておくのが本音のおすすめです。

雪道運転に不安がある場合は、

  • 電車+高速バス+路線バスでアクセスできる温泉
  • 標高のあまり高くないエリア(富士宮市内・富士市内など)

を選ぶと、ぐっと安心感が増します。

僕も取材のとき、「今日は無理に山側まで上がらず、麓の温泉にしよう」と予定変更することがあります。
無理をしない選択肢を持っておくと、「また別の季節に来よう」という楽しみも残せます。

持ち物リスト&温泉マナー

富士山周辺の日帰り温泉は、

  • タオルセット付きのプランがある
  • シャンプー・ボディソープ完備

という施設も多く、「思い立ってほぼ手ぶら」で行けてしまうところが魅力です。
とはいえ、次のあたりを一式バッグに入れておくと、快適さがワンランク上がります。

  • 自分の好きなタオル・バスタオル(肌ざわりにこだわる人は特に)
  • 使い慣れたスキンケア用品(化粧水・乳液など)
  • 替えの下着・靴下(思っている以上に全身ゆるゆるになります)

そして、当たり前のことほど大事な温泉マナーも、さっと頭に入れておきましょう。

  • かけ湯をしてから湯船に入る
  • タオルを湯船に入れない
  • 長時間の場所取りをしない(とくにサウナや休憩スペース)

これだけで、周りの人も自分も気持ちよく過ごせます。

また、タトゥー・刺青に関するルールは施設ごとにまったく違うので、

  • 公式サイトの注意書きを確認する
  • 不明な場合は事前に電話で問い合わせる

このひと手間をかけておくと、「せっかく来たのに入れなかった…」という残念パターンを防げます。

ここまで押さえておけば、あとはもう「どの湯に入るか」でワクワクするだけです。
しっかり準備して、富士山の日帰り温泉を思い切り楽しみましょう。


モデルプランでイメージする「富士山×日帰り温泉」

ここまで読んで「いいなあ」と思ってくれていたら、ここからはさらに楽しいところです。
実際にどう一日を組み立てると、富士山と温泉を一番おいしく味わえるのか
僕自身が何度も試して「これは鉄板だ」と感じた日帰りモデルコースを3パターン用意しました。

どれも、予定表をそのまま手帳に写して使えるレベルで作ってあります。読みながら「このコース、次の休みにやろう」とニヤッとしてもらえたらうれしいです。

【東京発】王道・河口湖&鳴沢「絶景ゆったりプラン」

まずは、初めての方にもおすすめできる王道中の王道コースから。

  1. 朝8:00頃 新宿発 → 中央道で河口湖方面へ
  2. 10:00頃 河口湖到着。湖畔散策&カフェでひと休み
  3. 11:30〜12:30 河口湖畔の浅間神社などで参拝
  4. 13:00〜15:00 ランチ&周辺観光(ロープウェイや美術館など)
  5. 16:00〜18:00 「富士眺望の湯 ゆらり」で富士山ビュー温泉
  6. 19:00頃 現地発 → 21:00頃 東京着

この流れだと、一日のクライマックスが完全に「ゆらり」になります。
河口湖で富士山を横から眺めて、カフェでちょっと語って、浅間神社で手を合わせて――最後は、鳴沢村で正面からドーンと富士山を浴びるイメージです。

夕方〜日没にかけては、富士山のシルエットが一気に表情を変える時間帯
露天風呂から空の色と富士山のコントラストを眺めていると、気づけば時計を見るのをやめてしまいます。

僕もこのパターンは何度もやっていますが、毎回「やっぱり王道は強いな」と思わされます。

【山中湖メイン】富士山撮影+湖畔さんぽ+紅富士の湯

次は、カメラ好き・風景好きの人に全力ですすめたい山中湖集中プランです。

  1. 早朝、山中湖畔で富士山撮影(季節によって紅富士・ダイヤモンド富士狙い)
  2. 朝食後、湖畔サイクリングやカフェでのんびり
  3. 昼過ぎに「紅富士の湯」へ。湯船で体を温めつつ、富士山をのんびり眺める
  4. 夕方前に現地発 → 渋滞が本格化する前に帰路へ

早朝の山中湖は、正直ちょっと寒いです。でも、その代わりに、富士山がとんでもなく表情豊かなんです。
風が止んだ日は湖面が鏡になって、逆さ富士がスッと浮かび上がる瞬間があります。

存分に撮影して体が冷えたら、次の主役は「紅富士の湯」。
外で撮っていた富士山と、湯船から眺める富士山が頭の中でつながる感じが、たまらなく気持ちいいんです。*3*6

カメラをやっている友人を連れていくと、だいたい帰り道は「次は〇月に来てさ…」と次回の相談が始まります。それくらいハマる人が多いコースです。

【富士登山後】吉田口・須走口からの汗流しモデル

最後は、登山好きに捧げる「登った日のうちにちゃんとととのえる」プランです。
僕自身、富士登山のたびにどこかしらの温泉にお世話になってきました。

  1. 午前〜昼頃 下山(五合目→登山口)
  2. 車またはバスで河口湖・鳴沢・御殿場方面へ移動
  3. 午後、「富士眺望の湯 ゆらり」や御殿場の温泉で汗を流す
  4. 仮眠スペースや休憩所で1〜2時間横になり、体力を回復
  5. 夜、渋滞が落ち着いた頃に首都圏へ帰還

ここで大事なのは、「温泉をゴールにして登山計画を立てる」こと。
下山の最後の1時間は、「あと少し歩いたら温泉だ…!」という希望だけで足が前に出ると言っても過言ではありません。

汗と砂埃をさっと流して、畳の休憩所でゴロンと横になった瞬間、
「ああ、今日この山に登ってよかった」としみじみ感じます。

タオル一枚分の荷物で、心の荷物をそっと置いてくる旅。
富士登山の達成感を、その日のうちに温泉でゆっくり噛みしめる。
いちどこの締めくくり方を知ってしまうと、「登山+日帰り温泉」がセットじゃないと物足りなくなってしまうかもしれません。


よくある質問(FAQ)

Q1. 富士山周辺の日帰り温泉、平均的な予算はいくらくらい?

A. 目安としては、大人1人あたり800〜1,700円前後を見ておけばOKです。
タオルセット付き・岩盤浴付き・夜間割引など、プランによってけっこう変わるので、最後は必ず公式サイトで最新料金をチェックしてください。

僕の感覚だと、1,500円前後で「お、ここかなり満足度高いぞ」と感じる温泉が多いです。
ドリンク1〜2本分の差で「富士山ビュー+休憩スペース充実」な場所を選べるなら、個人的には迷わずそっちに振ります。

Q2. タトゥーがあっても入れる温泉はある?

A. ありますが、本当に施設ごとにルールがバラバラです。
「小さなワンポイントならOK」「カバーシール利用でOK」「全面NG」など、同じエリアでも対応が分かれています。

いちばん確実なのは、

  • 公式サイトの注意書きをしっかり読む
  • 不安なら事前に電話で確認してしまう

この二つです。
せっかく富士山まで来て「入れませんでした…」はあまりにももったいないので、ここだけは少しだけ慎重にいきましょう。

Q3. 冬でも車で行ける?スタッドレスは必須?

A. 結論からいうと、冬の富士山周辺に車で行くならスタッドレス必須と考えておいた方が安全です。
道路状況次第ではありますが、晴れていても日陰はしっかり凍ることがありますし、「さっきまで乾いていたのに一気に雪」ということも普通にあります。

雪道に慣れていないなら、

  • 電車+高速バス+路線バスで行ける温泉を選ぶ
  • 標高の低いエリア(富士宮・富士市側など)をメインにする

といった選択肢も、立派な“安全で賢い攻め方”です。
僕も取材で、「今日は山側に上がるのはやめて麓の温泉にしよう」とプラン変更したことが何度もあります。

Q4. 子連れでも安心して行ける施設は?

A. はい、あります。むしろ富士五湖エリアは子連れファミリーがかなり多いエリアです。
「ゆらり」「ふじやま温泉」「紅富士の湯」など、大規模日帰り温泉は、

  • 館内に食事処がある
  • 畳の広い休憩スペースがある
  • ベビーベッドや子ども用イスなどが用意されていることも多い

といった理由で、ファミリー利用の口コミもかなり目立ちます。

一点だけ気をつけたいのは時間帯
混雑しやすい夕方〜夜を避けて、午前〜昼すぎを狙うと、「子どもがのびのびできて大人も楽」というバランスが取りやすくなります。

Q5. 日帰り温泉だけで富士山を満喫できるモデルコースはある?

A. あります。というか、日帰り温泉を軸にしたほうが「満喫感」が出る日も多いです。
本文で紹介した、

  • 河口湖+鳴沢コース(最後はゆらりで絶景温泉)
  • 山中湖+紅富士の湯コース(撮影+温泉の欲張りセット)

あたりは、僕自身も何度もリピートしている鉄板プランです。

車があれば、

  • 御殿場アウトレット+木の花の湯(買い物+富士山展望温泉)

という組み合わせもかなり強力です。
「今日はどのコースで富士山と温泉をセットにしようかな」と選んでいる時間から、旅はもう始まっています。


まとめ|タオル一枚で、世界遺産のふもとへ

ここまで一緒にイメージしてきたとおり、富士山周辺の日帰り温泉は、

  • 世界遺産に認定された「本物の富士山の風景」を、そのまま湯船から味わえる絶景露天
  • 登山や観光でパンパンになった体を、じわ~っとゆるめてくれる火山の恵みの湯
  • 首都圏から日帰りとは思えないくらいの、「え、もう別世界じゃん」という非日常感

を、ぜんぶたった一日の中に詰め込めてしまう場所です。

取材やプライベートで何度も通っている僕自身、いまだに湯船から富士山が見えると、心の中で「うわ、やっぱり最高だな…」とつぶやいてしまいます。

また来よう。湯上がりの一言が、今日ここに寄ってよかった証拠だ。
そんな言葉を、あなた自身の口から自然とこぼれさせてくれる温泉が、富士山のまわりには本当にたくさんあります。

タオル一枚分の荷物をバッグに入れたら、あとはハンドルを握るか、バスのチケットを取るだけ。
「今度の休み、ちょっと富士山のふもとまでひと風呂行ってみるか。」
この記事を読み終えた今、その選択肢があなたの中で少しでも現実味を帯びていたら、書き手としてこれほどうれしいことはありません。


参考情報・出典

この記事は、僕自身が何度も富士山に通って歩いて浸かってきた経験に、
「ちゃんと数字と事実で裏付けをとりたい」というオタク気質を全開にして、公的機関や公式サイトの情報を重ねて組み立てたものです。

「ここまで確認してあるなら安心してプランを立てられそうだ」と思ってもらえるように、特に信頼性の高いソースをピックアップしておきます。
気になるところがあれば、ぜひリンク先もあわせて覗いてみてください。

※営業時間・料金・サービス内容は、季節や情勢によって変わることがあります。
「よし、行こう!」と思ったタイミングで、必ず各施設の公式サイトで最新情報をチェックしてから出発してくださいね。

ここまでたどり着いたあなたなら、リンクを辿っているうちに、きっと次の休みの予定がひとつ埋まっているはずです。

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