富士山駅から高崎までの電車の最短ルートは約3時間、最安ルートは運賃3,790円です。
平日昼発の乗換案内(NAVITIME・2026年10月14日11時台発の検索)では、最速が所要3時間2分・7,520円、最安が所要4時間17分・3,790円でした。
山梨の富士山麓から、群馬の高崎へ。地図で見れば隣り合う県でも、鉄道では東京圏をぐるりと回り込む旅になります。
この記事では、検索で確認できた3つのルートを数字で比べ、「どう選べば後悔しないか」まで僕なりに掘り下げます。
富士山を眺めながら過ごせるグランピングは、施設によって景色も過ごし方もかなり違います。
「どこを選べばいい?」と迷ったら、富士山周辺のグランピング選びをまとめた記事を先に見ておくとイメージしやすいです。
富士山駅から高崎までの最短ルートは?所要3時間2分・乗り換え5回
最短ルートは、11時09分に富士山駅を出て、14時11分に高崎へ着く経路です。所要は3時間2分、乗り換えは5回、距離は186.6kmでした。
運賃は通常7,520円、IC運賃は7,519円と表示されました。
経路は次のとおりです。
- 富士山駅 → 大月:富士急行線の特急(約46分)
- 大月 → 立川:JR中央本線の特急かいじ(約37分)
- 立川 → 西国分寺:JR中央線快速(約6分)
- 西国分寺 → 武蔵浦和:JR武蔵野線(約25分)
- 武蔵浦和 → 大宮:JR埼京線(約12分)
- 大宮 → 高崎:JR北陸新幹線(約22分)
乗車時間を足すと148分で、所要182分との差は34分です。この34分が、乗り換えと待ち時間にあたります。
乗り換えは5回なので、34分を5で割ると1回あたり約7分です。乗り継ぎに大きな余裕はありません。
新幹線の列車名は当日のダイヤで変わるため、この記事では「北陸新幹線」とだけ書きます。実際に乗る日の列車は、乗換案内や駅の案内で確認してください。
7,520円に特急料金などが含まれるのか。
これは読者が一番気になる点だと思います。このルートは特急と新幹線を使うため、7,520円は乗車券と各種特急料金をあわせた総額表示とみられます。
ただし、これは検索結果の金額からの僕の推測です。内訳の表示は乗換案内サービスで確認できるので、乗車前に見ておくと安心です。
一方、後で触れる最安ルートは特急を使わない普通列車の経路です。こちらは乗車券のみの運賃と考えられます。
富士山駅から高崎への乗り換えはなぜ5回?東京外周を回る構造
理由は、東京の外周を回って大宮から新幹線に乗るのが最も速いからです。
中央線で東京方面へ出ても、高崎方面の新幹線や在来線は北へ伸びています。山梨側から群馬へ向かう旅は、山の谷間から平野へ降り、ぐるりと弧を描いて再び北へ向かうようなものです。
その弧の途中をつなぐのが、武蔵野線です。都心を通らず東京の外側を結ぶこの路線が、立川方面の中央線と、大宮方面の埼京線・新幹線の「橋」になります。
僕としては、この「都心に入らず大宮へ抜ける」発想こそ、最短ルートの核心だと考えます。
一方で、乗り換えが多いほど遅延の影響は雪だるま式に増えます。武蔵野線は、強風や大雨で運転見合わせになりやすい路線として知られています。
乗り換え動線にも注意が必要です。西国分寺や武蔵浦和では、駅の構造上、階段やエスカレーターでの上下移動が発生します。約7分の接続で大きな荷物を持って移動するのは、実際には余裕がありません。

富士山駅から高崎まで一番安いルートは?3,790円・乗り換え3回
最安ルートは、11時24分発・15時41分着、所要4時間17分で3,790円(IC運賃3,789円)です。乗り換えは3回、距離は209.0kmでした。
経路は、富士急行線で大月へ出て、JR中央本線で高尾へ向かいます。そこから中央線特別快速で新宿へ進み、湘南新宿ラインで籠原へ、最後に高崎線で高崎へ入ります。
最短ルートとの差を数字で整理します。
- 所要時間:75分長い
- 運賃:3,730円安い
- 1時間あたりの節約額:約3,000円(3,730円÷75分×60分)
もう一つ、八王子から八高線を使うルートもあります。11時09分発・15時00分着、所要3時間51分、運賃4,950円、乗り換え3回です。
3つのルートを並べると、次のとおりです。
| ルート | 出発→到着 | 所要時間 | 運賃 | 乗り換え | 距離 |
|---|---|---|---|---|---|
| 最短(新幹線利用) | 11:09→14:11 | 3時間2分 | 7,520円 | 5回 | 186.6km |
| 最安(湘南新宿ライン) | 11:24→15:41 | 4時間17分 | 3,790円 | 3回 | 209.0km |
| 八高線経由 | 11:09→15:00 | 3時間51分 | 4,950円 | 3回 | ― |
急ぐなら新幹線、費用重視なら湘南新宿ライン経由が基本です。
八高線経由は、最安ルートより1,160円高く、26分しか短くなりません。節約効率は1時間あたり約2,700円で、「中途半端」と感じる人も多いでしょう。
八高線は列車の本数が限られるといわれています。乗り継ぎを一本逃した場合の待ち時間が読めないため、検索時に必ず次の列車も確認してください。
せっかく富士山の近くまで行くなら、「泊まる場所」そのものも旅の楽しみにしたいところです。
実は富士山周辺には、景色を楽しむ施設、食事を楽しむ施設、プライベート感を重視した施設など、選択肢があります。
何を基準に比べればいいのか、富士山グランピングの特徴と選び方をこちらの記事でまとめました。
候補を探し始める前に、ざっと目を通しておくだけでも選びやすくなります。
富士山駅から高崎、時間単価で選ぶならどのルート?
ここからは僕の見解です。
3つのルートの判断軸は、「自分の1時間を何円と考えるか」に集約されると考えます。最短と最安の差は、1時間あたり約3,000円の節約でした。
時間に余裕のある旅なら、最安ルートは割の良い選択です。浮いた3,730円で、高崎の食事を一品増やせます。
ただし、価格と時間だけで決めると失敗します。次の3つの視点を足してください。
- 荷物が大きい日:乗り換えの少ない最安ルート(3回)が楽です。最短の5回は、約7分の接続で大荷物を運ぶことになります
- 同行者が高齢者や子ども連れの場合:最安ルートを推します。長いぶん座れるかが鍵になるので、湘南新宿ラインや高崎線ではグリーン車の追加利用も選択肢です
- 到着時刻が決まっている用事がある日:最短ルートの7,520円は、時間と安心を買う支出と考えられます
遅延への許容度でも変わります。乗り換えが5回の最短ルートは、1本の遅れが次の接続に響きます。
商談や結婚式のように「遅れられない」日は、ルート上の運行状況を前日に確認しておくべきです。
逆に、最安ルートは長丁場なので、新宿での乗り換えに少し歩く時間が必要になります。僕はこのルートを、読書や写真整理をしながら過ごす「移動そのものを楽しむ旅」に向くと感じます。
時間帯や運行本数は?富士山駅から高崎へ行く前の確認事項
今回の検索は、2026年10月14日(水)の平日昼(11時台)発が条件です。朝や夕方に出ると、接続が変わって所要や運賃が変わる可能性があります。
特に出発の富士急行線は、時間帯によって特急の本数が少ない区間です。最初の1本を逃すと、全体の到着時刻が大きくずれることがあります。
確認したいポイントは、次の3つです。
- 出発日と時刻を指定して、乗換案内で通しの検索をする
- 特急や新幹線の指定席は、各社の案内で取り方を確認する
- 乗り換え5回のルートは、予備の接続(次の列車)も把握しておく
周遊きっぷや青春18きっぷなどのお得な切符は、期間や条件が限られます。運賃を含む最新情報は、必ず公式で確認してください。
今後の見通し:ダイヤ改正と割引切符の動向
最後に、将来この区間を使う方へ、僕の見通しを書きます。
JR東日本のダイヤ改正は、例年春に行われることが中心です。その際に、中央線の特急や湘南新宿ライン、高崎線の運転本数が変わる可能性があります。
今回の数字は「2026年10月時点の一例」で、半年後に同じとは限りません。
また、富士山周辺の観光需要は高く、富士急行線の運行体系も季節で動きます。繁忙期は特急の座席が埋まりやすいため、早めの確認が欠かせません。
筆者として強調したいのは、乗換案内は「旅の前日と当日朝」の2回見るのがよい、という点です。霧に隠れる富士のように、ダイヤも時に表情を変えます。
なお、僕自身がこの全ルートを乗り通して検証したわけではありません。この記事は検索結果の数値と、鉄道・地理の知識にもとづく整理です。乗り心地や混雑は、当日の状況で大きく変わる点にご留意ください。
まとめ:富士山駅から高崎へは「目的」でルートを選ぼう
富士山駅から高崎までは、最短で3時間2分・7,520円、最安で4時間17分・3,790円のルートがありました。八高線経由の3時間51分・4,950円は、その中間的な選択肢です。
最短は東京の外周を回る5回乗り換え、最安は新宿経由の3回乗り換えで、1時間あたり約3,000円の節約が目安でした。
次にやることは、あなたの出発日と時刻を乗換案内に入力して、3ルートを見比べることです。
荷物・同行者・遅延への強さを考えれば、自分に合うルートが見えてくるはずです。
よくある質問
富士山駅から高崎まで何時間かかりますか?
平日昼発の検索で、最短は3時間2分です。乗り換えは5回、運賃は7,520円でした。
富士山駅から高崎へ一番安く行く方法は?
湘南新宿ラインを使う4時間17分・3,790円のルートが最安でした。乗り換えは3回です。
富士山駅から高崎までの乗り換えは何回ですか?
最短ルートは5回、最安ルートと八高線経由は3回です。
IC運賃と通常運賃で差はありますか?
検索結果では、最短ルートが通常7,520円・IC7,519円、最安ルートが通常3,790円・IC3,789円と、いずれも1円の差でした。最新の運賃は公式で確認してください。
群馬の「富士山下駅」は、あの富士山の最寄駅ですか?
いいえ、違います。桐生市にある上毛電気鉄道の駅で、静岡・山梨県境の富士山とは別の場所です。名前が似ているので、誤乗車にご注意ください。
富士山旅行では、観光地だけでなく「どこで夜を過ごすか」でも旅の印象は大きく変わります。
ホテルとは少し違う時間を楽しみたいなら、富士山を望めるグランピングも候補のひとつです。
ただし、景観、食事、設備、アクセスなどは施設ごとに違うため、雰囲気だけで決めると迷いやすいところ。
そこで、富士山周辺でグランピングを探すときに知っておきたいポイントを、こちらの記事で分かりやすく整理しています。
次の富士山旅行を考えている方は、気になる施設を探す前の参考にしてみてください。
「こんな過ごし方もあるのか」と、旅の選択肢が少し広がるはずです。


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