富士山で犬連れグランピングを選ぶなら、犬の大きさ・頭数・証明書・室内ルールを先に比較するのが重要です。
河口湖・山中湖周辺には、大型犬や多頭飼いでも検討しやすい施設、広大なプライベートドッグラン付き施設、食事や入浴時まで愛犬と過ごせる施設があります。
ただし「ペットOK」の中身は驚くほど違います。この記事では2026年9月15日時点の公開情報を確認し、大型犬・頭数・ドッグラン・必要証明・犬の料金・室内や食事時の同伴範囲・アメニティーをできるだけ同じ軸で比較します。
富士山を眺めながら過ごせるグランピングは、施設によって景色も過ごし方もかなり違います。
「どこを選べばいい?」と迷ったら、富士山周辺のグランピング選びをまとめた記事を先に見ておくとイメージしやすいです。
富士山グランピングを犬と楽しむなら?まず宿泊条件を比較
結論からいえば、大型犬や多頭飼いならTOTONOI富士山中湖やグランピングヴィレッジ富士河口湖、広い専用ドッグランならグランピングB&V富士山河口湖、室内で一緒に過ごせる範囲を重視するならVISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖が比較しやすい候補です。
一方、小型犬との旅行ならTOCORO. Mt.Fuji CAMP & GLAMPINGやTHE DAY POST GENERAL GLAMPING VILLAGEも選択肢になります。
まず、公開情報から確認できる条件を整理します。条件は変更される可能性があるため、実際の宿泊時は必ず予約画面・利用規約・施設への問い合わせで最終確認してください。
施設 犬の大きさ・頭数 ドッグラン・自由空間 必要な証明 犬の料金 室内・食事・留守番など 主な犬用品
グランピングヴィレッジTOTONOI 富士山中湖 大きさ規定なし・頭数制限なし ドッグラン4ベッド、ドッグランコテージにプライベートドッグラン 公式Q&Aでは狂犬病予防接種の注射済票 公開Q&Aでは明記を確認できず、予約時確認 愛犬同伴客室あり。ベッド・ソファ等の細則は要確認 ペットシート、足拭きシート、食器など
トトノイ富士山中湖
+1
VISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖 40kgまで。大型犬1頭、小~中型犬2頭 専用ドッグランではないが、壁で囲われた152㎡のプライベート空間でノーリード可 狂犬病+5種以上混合ワクチン。コピー・写真可 宿泊料金に含まれ追加料金なし 食事・入浴・就寝まで一緒に過ごせる。犬だけで留守番させる場合はケージ内。パブリックスペース不可 ケージ、シート、食器、犬用シャンプー、ドライヤーなど
ビジョン グランピングリゾート 山中湖
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グランピングヴィレッジ富士河口湖 大型犬OK・頭数制限なし ペット可客室にプライベートドッグラン 狂犬病・混合ワクチン接種証明等。写真可 愛犬料金なし 同室宿泊可、プライベートBBQスペースで一緒に食事可 サークル、食器、シート、タオル、消臭ミストなど
グランピングヴィレッジ富士河口湖
グランピングB&V富士山河口湖 ドッグキャビンで犬同伴可。大型犬も走れる広さを案内 スタンダード約500~700㎡、グランデ約700~900㎡ 狂犬病予防接種証明 予約時確認 ドッグキャビンで同室。管理棟への犬の入館は不可 ケージ、食器、トイレトレー、シート、消臭ミストなど
山梨グランピング B&V 富士河口湖
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リゾグラ
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Mt.Fuji グランピングテラス 嶺乃華 全6室のうち2室がペット可。数値による大きさ・頭数制限は公開FAQで明記を確認できず 外ではリード、ペット可客室のデッキ上はノーリード可 公開FAQで明記を確認できず 予約時確認 デッキで愛犬と食事可能。寝具利用等は要確認 犬用品の詳細は事前確認推奨
嶺乃華 Mt.Fuji Glamping Terrace MINENOHANA
+2
嶺乃華 Mt.Fuji Glamping Terrace MINENOHANA
+2
TOCORO. Mt.Fuji CAMP & GLAMPING 小型犬2頭まで MercuryとVenusの間に柵付きドッグラン 公開FAQで明記を確認できず 予約時確認 Mercury・Venus・プレミアムテントサイトが犬同伴可。プレミアムテントサイトはケージ持参 詳細は事前確認推奨
トコロキャンプ
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THE DAY POST GENERAL GLAMPING VILLAGE 10kg以下の小型犬1頭まで 公開FAQでは専用ドッグランの案内を確認できず 1年以内の狂犬病、3種以上混合ワクチン。証明書は写真可 5,500円と掲載 客室内の寝具利用・留守番など細則は要確認 ケージ、食器、トイレ、トイレシート
GLAMPICKS(グランピックス)
+1
ここで大切なのは、空欄を想像で埋めないことです。
僕は富士山の記事を書くとき、現地の地形や気候について自分の経験から解説することはありますが、この記事は各グランピング施設へ宿泊した体験談ではありません。2026年9月15日時点の施設公式ページや公式予約ページなどで公開されている条件を照合し、確認できない項目は「要確認」としました。
これこそ犬連れ宿選びでは重要だと思っています。「ペット可」という大きな看板より、その下に小さく書かれた条件の方が、実際の旅を左右するからです。
大型犬・多頭飼いで泊まりやすい富士山グランピングは?
大型犬や複数頭の犬と旅行するなら、最初に体重と頭数の上限を確認し、その後にドッグランや景観を比べるのが効率的です。
小型犬限定の施設を気に入ってから条件外だと分かるより、愛犬が確実に候補へ入る施設から絞った方が、犬にも飼い主にも無理がありません。
グランピングヴィレッジTOTONOI 富士山中湖
大型犬・多頭飼いで特に注目しやすいのが、山中湖村平野のグランピングヴィレッジTOTONOI富士山中湖です。
現在の公式Q&Aでは、犬について「頭数制限はない」「大きさについての規定もない」と案内されています。犬同伴が可能なのは「ドッグラン4ベッドドーム」と「ドッグランコテージ」です。 トトノイ富士山中湖
ドッグラン4ベッドは約38㎡のドームで、プライベートガーデンを利用したドッグラン付き。さらに1日1組限定のドッグコテージは約70㎡で、同じく専用ドッグランを備えています。 reserve.489ban.net+1
犬用アメニティーも、ペットシート、足拭きシート、コロコロ、エチケット袋、水飲み、ご飯容器が現在の公式Q&Aに掲載されています。
以前の紹介記事では「ペット用品は原則ない」とされていた情報もありましたが、現時点の公式公開情報では複数の犬用品が用意されているため、古い二次情報だけで判断しないことが重要です。 トトノイ富士山中湖
必要なものとして公式Q&Aに明記されているのは狂犬病予防接種の注射済票です。
一方、犬がベッドやソファに乗れるのか、犬だけで室内留守番できるのかといった細則までは、今回確認した公開Q&Aだけでは判断できません。そこは予約前に施設へ直接確認したい部分です。
また、全天候型のBBQスペースがあり、雨天でも食事が可能と案内されています。犬連れでは「晴れたら快適」だけでなく、雨の日に人と犬がどこで過ごせるかまで見ておくと失敗が減ります。 トトノイ富士山中湖
グランピングヴィレッジ富士河口湖
多頭飼いにもう一つ有力なのが、グランピングヴィレッジ富士河口湖です。
公式の愛犬宿泊ページでは大型犬にも対応し、犬の頭数制限も設けていないと案内されています。ペット対応のドームやヴィラがあり、それぞれ愛犬用プライベートドッグランを備えるタイプがあります。 グランピングヴィレッジ富士河口湖
しかも愛犬料金は不要と案内され、狂犬病ワクチン接種証明書と混合ワクチン接種証明書、または各猶予証明書の提示を求めています。証明は写真でもよいとされています。
犬用アメニティーもトイレトレー、トイレシーツ、サークル、食器、タオル、ウェットティッシュ、消臭ミスト、処理袋などが用意されています。
さらにプライベートBBQスペースでは愛犬と一緒に食事できることも公式FAQで確認できます。 グランピングヴィレッジ富士河口湖
ここは「大型犬可」「多頭可」「ドッグラン」「追加の愛犬料金なし」「BBQも一緒」という条件が公式ページ上で比較的明確です。
ただし公式側も、部屋は原則1匹を想定した造りで、犬のサイズや頭数によっては手狭になる可能性があると説明しています。
「頭数制限なし」と「何頭でも快適」は同じではない。僕はこの一文を、多頭飼いで宿を探す人ほど覚えておいてほしいと思います。
グランピングB&V富士山河口湖
「とにかく愛犬を広い場所で走らせたい」という場合に目を引くのが、2025年12月11日にグランドオープンしたグランピングB&V富士山河口湖です。
施設は全23棟で、そのうちドッグキャビンはスタンダード2棟、グランデ6棟。ドッグランはスタンダードで約500~700㎡、グランデでは約700~900㎡と案内されています。 リゾグラ+1
これは単に「ドッグラン付き」というより、犬の運動時間そのものを旅の中心に置きやすい規模です。
ドッグキャビンには客室風呂とサウナもあり、犬用には食器、ケージ、トイレトレー、トイレシート、エチケット袋、ペット用ごみ箱、ウェットティッシュ、消臭ミストなどが用意されています。 リゾグラ
公式Q&Aでは犬同伴時に狂犬病ワクチンの証明を持参するよう案内され、管理棟への犬の入館は控えるよう求めています。 山梨グランピング B&V 富士河口湖
予約ページではグランデについて「大型犬も十分に走り回れる広さ」と案内されていますが、犬の頭数や追加料金については予約前に最新条件を確認しておくのが安全です。 reserve.489ban.net

室内同伴・食事・留守番まで確認したい犬連れ施設は?
犬連れグランピングでは、ドッグラン以上に見落とされやすいのが「屋内で犬をどこまで連れて行けるか」です。
雨の夜や真冬の朝になれば、この条件はドッグランの広さより重要になることさえあります。
VISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖
室内で一緒に過ごせる範囲がかなり具体的に示されているのが、VISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖です。
公式のペットページでは、犬は40kgまで。大型犬は1頭、小型~中型犬は2頭までとされています。頭数を超える場合は問い合わせとなります。 ビジョン グランピングリゾート 山中湖+1
専用の「ドッグラン」という設備ではありませんが、客室エリアは壁で囲まれた完全プライベート空間で、152㎡のスペースをリードなしで過ごせると案内されています。
さらに僕が重要だと思うのは、公式サイトが食事・入浴・就寝まで愛犬と一緒に過ごせると明確にしている点です。 ビジョン グランピングリゾート 山中湖
犬連れ旅行では、飼い主が食事や入浴へ行くたびに犬だけを残す施設より、生活の流れを分断せず過ごせる施設の方が向いている犬もいます。
ただし外出して犬だけを客室に残す場合は、室内ドッグケージへ収容するルールがあります。また犬はパブリックスペースを利用できません。 ビジョン グランピングリゾート 山中湖
ワクチン条件も細かく、狂犬病と5種以上の混合ワクチンを受け、接種後2週間以上1年未満、生後6か月以上、畜犬登録済みであることなどが条件です。
証明書はコピーや写真でも可能と公式FAQに明記されています。これは「スマートフォンに写真があればどの宿でも大丈夫」という意味ではなく、VISIONでは写真等が認められているという施設固有のルールです。ほかの施設にはそのまま当てはめないでください。 ビジョン グランピングリゾート 山中湖
Mt.Fuji グランピングテラス 嶺乃華
河口湖を見下ろす標高約900mの高台にあるMt.Fuji グランピングテラス 嶺乃華は、全6室のうち現在2室がペット同伴可能です。 嶺乃華 Mt.Fuji Glamping Terrace MINENOHANA+1
公式FAQでは、外ではリードを付け、デッキ上ではリードなしで過ごせると案内されています。公式の施設紹介でも、柵を設けたデッキで愛犬と一緒に食事できることが示されています。 嶺乃華 Mt.Fuji Glamping Terrace MINENOHANA+1
これは「大型ドッグランがある宿」とは方向性が違います。
走り回ることより、飼い主の近くで静かに過ごす犬、ほかの犬との接触をあまり好まない犬には、こうした独立したデッキが合う可能性があります。
一方、今回確認した公式公開ページでは犬の頭数、体重の数値制限、ワクチン証明、ペット追加料金、ベッド利用可否などを一律に確認できませんでした。
以前の二次情報に料金等が書かれていても、更新される可能性があります。ここは予約前に「犬種・体重・頭数」を伝えたうえで確認するのが確実です。
TOCORO. Mt.Fuji CAMP & GLAMPING
河口湖町大石のTOCORO. Mt.Fuji CAMP & GLAMPINGでは、公式FAQで犬同伴可能な区画が具体的に示されています。
対象はラグジュアリードームのMercuryとVenus、そしてプレミアムテントサイトで、小型犬2頭までです。犬以外のペットは対象外とされています。 トコロキャンプ+1
MercuryとVenusの間には柵で囲まれたドッグランがあり、ウッドテラスから犬の様子を見守れる配置になっています。プレミアムテントサイト利用時はケージ持参が求められています。 トコロキャンプ
ここは「富士山が見えるから予約」ではなく、まず小型犬2頭までという入口条件を確認するべき施設です。
大型犬と小型犬では、同じ「犬OK」という検索結果でも選択肢がまったく違います。
THE DAY POST GENERAL GLAMPING VILLAGE
山中湖のTHE DAY POST GENERAL GLAMPING VILLAGEは、条件が比較的はっきりしています。
同伴できるのは10kg以下で抱きかかえられる大きさの小型犬1頭までです。ペット設備としてケージ、食器、トイレ、トイレシートなどが用意され、客室案内では犬の料金が5,500円と掲載されています。 GLAMPICKS(グランピックス)+1
宿泊には1年以内の狂犬病ワクチン、1年以内の3種以上の混合ワクチン接種などが条件となり、チェックイン時にそれぞれの証明書を提示します。公式FAQでは写真でも可能とされています。
犬用の食事は用意されていないため、いつものフードは持参する必要があります。 GLAMPICKS(グランピックス)
この施設のように「10kg以下・1頭」という明確な条件がある場合、条件に合う小型犬の飼い主には判断しやすい一方、中型犬以上や多頭飼いでは候補から外れます。
この違いを見るだけでも、「犬と泊まれるランキング」だけを見て宿を決める危うさが分かると思います。
せっかく富士山の近くまで行くなら、「泊まる場所」そのものも旅の楽しみにしたいところです。
実は富士山周辺には、景色を楽しむ施設、食事を楽しむ施設、プライベート感を重視した施設など、選択肢があります。
何を基準に比べればいいのか、富士山グランピングの特徴と選び方をこちらの記事でまとめました。
候補を探し始める前に、ざっと目を通しておくだけでも選びやすくなります。
富士山グランピングへ犬連れで行く前に何を確認する?
予約画面で「ペット可」を見つけたら、そのまま予約するのではなく、僕なら次の順番で確認します。
- 犬の体重・犬種・頭数:小型犬限定か、大型犬まで可能か。多頭飼いなら合計頭数まで確認する
- 必要な証明書:狂犬病だけか、混合ワクチンも必要か。接種時期、猶予証明の扱い、写真・コピー可否まで見る
- 犬が入れる場所:客室だけでなく、BBQスペース、浴室周辺、デッキ、共用部へ入れるかを確認する
- 寝具のルール:ベッドやソファに犬を乗せてよいか、専用寝具が必要かを確認する
- 留守番の条件:犬だけを室内に残せるか、ケージ必須か、そもそも留守番不可かを確認する
- ドッグランとノーリード範囲:専用か共用か、囲いの高さや広さが愛犬に合うかを見る
- 料金と備品:犬料金、清掃料、ケージ、食器、シート、タオル、犬用食事の有無を確認する
特に重要なのは、「客室に入れる」と「ベッドに乗せられる」は別の条件だということです。
犬同伴可能な宿でも、寝具やソファへの犬の乗り入れを禁止しているケースは珍しくありません。今回確認した施設でも、公開ページだけではそこまで分からないところがあります。
食事も同じです。
客室の隣に専用BBQスペースがあり犬と一緒に過ごせる施設もあれば、人が共用施設へ移動するため、その時間の犬の居場所を考える必要がある宿もあります。
VISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖のように、食事・入浴・就寝まで一緒に過ごせると明示している施設は、この部分を判断しやすい例です。 ビジョン グランピングリゾート 山中湖
そして忘れてはいけないのが証明書です。
「昨年打ったはず」ではなく、接種年月日が宿泊条件の期間内かまで確認します。施設によって必要な混合ワクチンの種類や、写真提示を認めるかどうかも異なります。
旅行前夜に荷物を詰めるのでは遅いことがあります。
宿を予約する瞬間に、証明書も確認する。犬連れ富士山旅行では、この習慣がかなり大切です。

雨や寒さの日は?富士山麓の犬連れグランピングで考えたいこと
富士山周辺の犬連れグランピングでは、ドッグランの写真だけでなく、屋外に出られない時間をどう過ごすかまで考えて施設を選びたいところです。
河口湖・山中湖周辺は山地に囲まれ、天候や季節によって朝晩と日中の体感が変わります。Mt.Fuji グランピングテラス 嶺乃華のように標高約900mに位置する施設もあります。 嶺乃華 Mt.Fuji Glamping Terrace MINENOHANA
富士山を長く見ていると、晴れていた空が雲に覆われるまでの速さに驚かされることがあります。
だから僕は、犬連れで宿を選ぶときに「晴天時の完成写真」だけを見ません。
雨の日でも食事スペースを使えるか。
濡れた犬の足を拭ける場所があるか。
室内で犬が落ち着ける広さがあるか。
そして気温が下がった時間帯に、屋外へ出続けなくてもいい造りか。
こうした条件を見ます。
TOTONOI富士山中湖は公式Q&Aで全天候型BBQスペースを案内しています。VISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖では、犬と食事・入浴・就寝まで一緒に過ごせる構成が示されています。 トトノイ富士山中湖+1
反対に、愛犬がとにかく走ることを楽しむタイプなら、晴れた日に力を発揮する広い専用ドッグランの価値は大きいでしょう。
グランピングB&V富士山河口湖の500㎡以上の専用ランや、グランピングヴィレッジ富士河口湖のプライベートドッグランは、その典型です。 リゾグラ+1
つまり犬連れ宿に「万人にとっての1位」はありません。
若く活発な大型犬と、静かな環境を好むシニアの小型犬では、快適な施設は違います。
霧に隠れる富士は、人の心の迷いに似ています。
だからこそ旅では、富士山が見える瞬間だけに価値を置かず、愛犬が落ち着いて眠り、歩き、食べ、飼い主のそばにいられる一日の流れまで想像したいのです。
犬連れ富士山グランピングをどう選ぶ?僕の考察
僕が今回の公式情報を比較して強く感じたのは、「ペット可」という言葉だけでは、もう犬連れ宿を十分に比較できないということです。
TOTONOI富士山中湖は大きさと頭数の制限を設けていません。
グランピングヴィレッジ富士河口湖も大型犬・多頭利用に対応しています。
VISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖は40kgまでという線を引く一方、食事や入浴、就寝まで一緒にいられる範囲を詳しく公開しています。
TOCORO. Mt.Fuji CAMP & GLAMPINGやTHE DAY POST GENERAL GLAMPING VILLAGEは小型犬向けの条件が明確です。
つまり重要なのは「ペット可か不可か」という二択ではなく、どんな犬に、どんな過ごし方を許容している施設なのかです。
これは犬連れ旅行者にとって大きな変化だと僕は考えています。
一方で今回、公式サイトを一つずつ確認すると、犬の体重や頭数は書かれていても、寝具利用、留守番、食事同伴、犬料金などがすべて同じ粒度で公開されているわけではありませんでした。
ここにも宿選びの落とし穴があります。
「書いていないから自由」ではありません。
確認できないものは、予約前に聞く。
この慎重さが、愛犬との旅行ではとても大切です。
そして僕なら、人間側の希望を最後に重ねます。
最初に犬の体重、頭数、ワクチン条件。
次に客室内ルール、留守番、食事、ドッグラン。
そこを通過した宿の中から、富士山ビュー、温泉、サウナ、BBQ、価格などを比較します。
この順番なら、「最高の宿を見つけたのに、うちの犬は泊まれなかった」という失敗を減らせます。
施設側が犬の受け入れ条件を詳しくするほど、飼い主側にもルールを守る責任があります。
リードが必要な場所ではリードを付ける。
排泄物は処理する。
夜間の鳴き声に配慮する。
ワクチン等の条件を確認する。
犬が苦手な宿泊者や、富士山麓に暮らす人々も含め、同じ場所を共有していることを忘れない。
富士はただの山ではない。
僕にとっては、人と自然の距離を静かに映す山です。
愛犬と富士山を訪れるなら、豪華なドームの写真だけでなく、その犬が安心して眠れる場所かどうかまで考える。
それが、本当の意味で犬と一緒に旅をすることなのだと思います。
まとめ|富士山グランピングは犬の条件を先に比べよう
富士山周辺には、愛犬と泊まれるグランピング施設が複数あり、施設ごとの方向性はかなり違います。
大型犬や多頭飼いなら、犬の大きさ・頭数制限がないと案内するTOTONOI富士山中湖やグランピングヴィレッジ富士河口湖が比較しやすい候補です。 トトノイ富士山中湖+1
広大な専用ドッグランを重視するならグランピングB&V富士山河口湖、犬と食事・入浴・就寝まで一緒に過ごせる範囲を重視するならVISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖にも注目です。 リゾグラ+1
一方、TOCORO. Mt.Fuji CAMP & GLAMPINGは小型犬2頭まで、THE DAY POST GENERAL GLAMPING VILLAGEは10kg以下の小型犬1頭までという条件があります。 トコロキャンプ+1
予約前には、犬の大きさ・頭数、必要証明、ペット料金、室内同伴範囲、寝具、食事時の同伴、留守番、ドッグラン、犬用品まで確認してください。
料金、対象客室、ワクチン条件、利用規約は変更される場合があります。この記事は2026年9月15日時点で確認できた公開情報をもとにしているため、宿泊日を決める際には最新の公式案内で再確認することをおすすめします。
富士山が雲に隠れた日でも、旅そのものが消えるわけではありません。
愛犬が草の匂いを嗅ぎ、飼い主の隣で眠り、朝の冷たい空気の中を一緒に歩く。
その時間まで心地よく過ごせる宿を選べたなら、犬連れの富士山グランピングは、景色を見るだけでは終わらない旅になるはずです。
よくある質問
富士山周辺に大型犬や多頭飼いで泊まりやすいグランピング施設はありますか?
あります。
グランピングヴィレッジTOTONOI富士山中湖は公式Q&Aで犬の大きさの規定なし・頭数制限なし、グランピングヴィレッジ富士河口湖も大型犬対応・頭数制限なしと案内しています。 トトノイ富士山中湖+1
ただし頭数が多いほど客室が手狭になる場合があるため、犬種・体重・頭数を伝えて予約前に確認すると安心です。
犬連れグランピングでは狂犬病や混合ワクチンの証明書が必要ですか?
施設によって異なります。
VISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖では狂犬病と5種以上の混合ワクチン、THE DAY POST GENERAL GLAMPING VILLAGEでは狂犬病と3種以上の混合ワクチンの条件があります。 ビジョン グランピングリゾート 山中湖+1
写真やコピーを認めるかも施設ごとに異なるため、「スマホに撮影してあるから大丈夫」と一律に考えず、宿泊する施設の最新規約を確認してください。
犬連れならプライベートドッグラン付き施設が一番おすすめですか?
走ることが好きな犬には大きなメリットがありますが、すべての犬に必要とは限りません。
シニア犬やほかの犬が苦手な犬なら、VISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖のような囲われた完全プライベート空間や、Mt.Fuji グランピングテラス 嶺乃華のような柵付きデッキなど、飼い主の近くで静かに過ごせる環境の方が合う場合もあります。 ビジョン グランピングリゾート 山中湖+1
愛犬の年齢、運動量、性格から選ぶことが、失敗しにくい施設選びにつながります。
神楽 岳志(かぐら・たけし)
登山エッセイスト|富士山研究家|自然体験ストーリーテラー
富士山旅行では、観光地だけでなく「どこで夜を過ごすか」でも旅の印象は大きく変わります。
ホテルとは少し違う時間を楽しみたいなら、富士山を望めるグランピングも候補のひとつです。
ただし、景観、食事、設備、アクセスなどは施設ごとに違うため、雰囲気だけで決めると迷いやすいところ。
そこで、富士山周辺でグランピングを探すときに知っておきたいポイントを、こちらの記事で分かりやすく整理しています。
次の富士山旅行を考えている方は、気になる施設を探す前の参考にしてみてください。
「こんな過ごし方もあるのか」と、旅の選択肢が少し広がるはずです。


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